2023-12-12から1日間の記事一覧
それは、日本人の声楽の出身者が、日本語の明瞭な発音に劣っていたため、使われたこともあるでしょう。劇団の出身者は、共鳴においての実力に欠けていたため、プラスになった点もあったと思われます。 ただし、実際にはパワーを犠牲にして、薄く浅く軽く明る…
日本語そのものの発音を明瞭にさせて、共鳴のできる母音を中心に、せりふから歌のフレーズにもっていくのが、劇団四季のやり方です。 これは人によっては、相当な負担がかかるので、必ずしも万人に向いたアプローチとは思えません。歌唱法によるところの違い…
日本人の歌のことばが、日本語に聞こえにくく外国人ぽく聞こえるのは、第一にリズムの問題、第二に発声の問題があります。それを原語で歌ってみて、理想的なフレーズ処理にしてから、もう一度、日本語で置き換えるのが、最も質の高いアプローチになります。