ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

11.トレーニング/日常の練習

課題のレベルアップ

どんな練習も少しずつ難しい課題にしていきます。同じことをずっとはやりません。もし、同じことなら、より精密にやるようにしていく。そうすれば、同じように難しい課題になります。 それは基本として応用を基本に巻き込むために必要です。つまり、普通の人…

ワープする

そうなるのは当たり前のこと、つまり、一度できことをできないことにして、また、できるようにしていきます。できたことがくり返せないのでなく、できたことを当たり前として、次に、同じことをしても、まだできていないとみるのです。つまり、基準自体を上…

再統制

ピアノのレッスンは、左右の指の運び方、動かし方をしつつ、指の鍛錬、強化をする練習法をとります。それは、なぜかわかりますか。バラバラに強化しても必ずしもつながらないので、丁寧に一つの動きに再統制するためです。よりしなやかになめらかに、強くも…

パターンを破るパーツ化☆

私たちの体はしぜんに、日常の動きでパターン化されて動いています。しかし、緊張したり、他人の役をやったり、非日常な虚構を演じたときに、そうはなりません。それに対応するには、より強度な心身とともに、さらに精密に細かく心身を認識し動かす必要があ…

トレーニングのレベルの違い

日本では、これまで、国語の先生には声の力は求められてきませんでした。教師には必修のはずの声力ともいえます。実力のある先生、予備校の林修氏などは、一言で人生を、他人だけでなくご自身の人生を、変えたではありませんか。 24時間の中で声を考え、トレ…

少しずつ上手くなるもの

少しずつできていくのでない、それはリスク回避のための、底上げという再現性にすぎません。初心者のうちは階段型、らせん型です。そして、上級者になると進歩はなくなり、飛躍が突然変異のように、降って湧いたアイデアのように、瞬時に全体としてパラダイ…

下積みから

トレーニングは下積みです。それだけで満足するのでなく、レッスンやステージで、それを忘れてスパークさせる、変じて、その上を得るようにとくり返し言っているのです。 よほどの人でないと、下積み、安定、楽を、「確実だから正しい」という感じで選ぶので…

話の専門、声の専門とは

プロとプロになりたいという人は、能力を高めなくてはなりません。能力には、専門技能だけでなく、対人コミュニケーション能力や自己コントロール力も入ります。才能があっても人とうまくできない人は、今の日本社会で認められることは難しいでしょう。認め…

2つの違い

ある時のある空間においての即興の仕事、つまり、どこかに行って何時(なんどき)でも、定めた時間、場で行われなければいけない仕事は、どんな問題にも答えられる力が必要です。声の仕事はそういう仕事です。それを扱うヴォイトレも含まれます。歌手や声優…

同調圧力

誰もが声を日常的に使い、生活、仕事、職場、家庭でも使っています。政治にもビジネスにも、人間関係に声を使うのですから当然です。それに言及すると、私の出してきた本のように、テーマは、あらゆる分野にわたります。声の全般的な説明やトレーニングを中…

メニュ

普遍 誰にでも当てはまること。 再現 同じことが何度もできること、いつでもできること。 メニュのなかには、誰かが、大体は、それをつくった人だけが、あるいは、他の人が数回だけできた、というものも少なくありません。それはやる必要はありません。それ…

習慣

普遍化させる必要はありません。再現をしていければよいのです。自己増殖です。人間という類から個として自由にしぜんになっていくのです。 自然や作業で大いに学ぶこと 効率を考えないこと 遠回りをすること あらゆる試みをすること 極めること 大成を目指…

荒削り

昔は、若くて荒削りな人が成長するというのは自明でした。それは、自ら早くとか大きな壁にぶつかり、修正し学んでいくからです。リスクを知り、限界を知り、自分を知ったから、人には見えない先に行けたのです。最低限のセンスはあったからでしょうか。 いえ…

喉の負担と管理

オペラ歌手でさえ、ヒロイン(プリマドンナ)以外は、打ち上げに顔を出す時代です。握手会やサイン会が、コンサートのあとも、歌手の喉に大きな負担をかけています。 喉は疲れたら、休めるしかないのです。コンサートのあとにカラオケで歌ったり、アルコール…

基礎の3ステップ

やればできるというなら、やらないでできていないものを目的とすることでしょう。スポーツのトレーニングの研究をすると、基礎といっても、いくつかに分けられます。スポーツでは、一般的に 1.基礎の基礎―柔軟(調整) 2.基礎―体力作り、ランニング(強化) …

トレーニングの考え方とメニュ

1.自然のプロセスを妨げない 2.無用のことをできるだけやらない トレーニングは、意図的に何かを 1.より早くか 2.より高いレベルに 叶えようとするものです。ですから、普段の生活でも 1.声を出し(息や体を使い) 2.ことばをしゃべり(発音、調音、声量) 3…

ヴォイトレのリスク

もし私の本を読んで、声を出して壊したり、つぶしたりしたり、前より悪くなったという人がいるのなら、次のことが考えられます。 無理に大きな声を出す。 無理に高い声(で、大きな声)を出す(私のメニュにはありません)。 3.ほとんど休みを入れずに続けて…

絶対量としての時間<しずちゃんの挑戦>

アーティストに、アスリートのトレーニングがもたらすヒントはたくさんあります。教本や理論書をたくさん読んでいたら一流になれたでしょうか。いえ、一流の人に接してみると、彼らが読んでいるのは、精神面を鼓舞するものです。 高いレベルの目標設定、それ…

声をこわす要因

声をこわす主な原因は、次のようなものです。 1.限度を超えて声を出した(大声、ハイトーン、連続) 2.休めたり水分補給するなど、体調とトレーニング時間での配分を考えなかった 3.自分の合わない方法やイメージを用いて誤用した

トレーニングで声を壊すリスク

日常でも過度にのどを使う、ホコリの多いところで声を出すと、のどを痛めます。カラオケで歌いすぎたり、飲酒で騒ぎすぎても同じです。どんなトレーニングでも、やりようによっては、いやトレーニングをしなくても、のどの状態を損ねる危険はあります。声を…

のどの個人差

私共のところにも俳優、芸人や声優の養成所やスクール、他のトレーナーの個人レッスン、自主トレーニングなどで声を痛めている人がいらっしゃいます。そういうときは、何事も無理は禁物、休めることが第一です。喉の状態を踏まえて慎重に対処します。個人差…

毎日できるトレーニングとは

若い人には、あまり他人の考えで左右されないでほしいと思います。表現を支える基盤とは、あなた自身の生き方、生きてきたことのパワーの総合力というようなところがあるのです。 特に歌は、二十歳でも、うまい人はうまいし、五十年、習っていても、へたな人…

声を出す時間に注意する

トレーニングはともかく、それ以外で、喉を無駄に疲れさせないことです。 1.トレーニングの時間を短くする。 2.一日のトレーニングを分ける。 3.一つのトレーニングが終わったらその分、休みを入れる。 トレーニングは、翌日、喉に疲れが残らない状態まで…

練習のメニュについて

基本的には、何事も自分が主体的に取り組み、自分で決めていくのがよいと思います。その練習内容を組み替えたり、よりよくするための基準を知るために、レッスンなどを使っていくということです。 多くの人が練習というのは、正しいやり方があるとか、いくつ…

練習能力を高める

歌がすぐれ、表現力をもっているということは、それを支えるだけの自分の練習方法をもち、対応ができているということなのです。その能力を自分でつけていくことです。 ヴォイストレーニングのメニュも歌のテクニックも、それを参考に自分のものを作るために…

体調の悪いときのトレーニング

疲れているときには、喉に負担をかけるハードなトレーニングはよくありません。喉の状態をよくするためにヴォイストレーニングをするのに留めます。時には喉を充分に休ませることが大切です。体と息のトレーニングを中心にしましょう。 こういうときは、トレ…

発声練習はいい声で

発声練習は、よい声にして、うまく歌えるようにすることでやるのですが、使い方を間違ってはいけません。そもそも発声練習は楽しいですか。 楽しくないとよくないとはいいませんが、テンションが落ちたり、他のことを考えて集中できないようなら、やっても悪…

トレーニングで本当にやることとは

トレーニングでやることは 1.長期的に身になること、今すぐ役立つものではないこと 2.やがて過酷な状況でも、のどが耐えられるようにしていく(鍛えてタフに、使い方を知ること) そのために、レッスンでは一人では、できないことを気づき、自ら、やりにい…