14.メンタルヘルス/イップス/心理的問題
まじめで頑張り屋で怒りやすい人の場合、ある意味で完璧主義でしょう。いい加減なことが嫌いで正義感が強いような人の場合、余裕や遊びの部分がなくなって、常に全力投球の状態です。 ストイックなのはよいのですが、どこかでそれを切り替えなければ休まらな…
結果を求められることに対しては集中し真剣にやるのは大切です。しかし、その分どこかで脱力しリラックスしておかないと、長期的には耐えられないわけです。 ですから、必要なとき以外は、脱力です。 ゆらゆら、フラフラ、くにゃくにゃ、ぐらんぐらんしてい…
発酵食品が、プロバイオティクス製剤になると、自然ではなくなるわけです。 ましてや、精神病はホルモンの異常だといわれて、そのホルモンを増減させたりするようなドラッグは、違法ドラッグと同じです。対処療法の中でも、こうして直接体内に入れるのは、ス…
感染症や骨折を除くと、野生動物は、病にあまりかかりません。人間に飼われるペットには、人間と同じような現在病が見られます。そこを考えると人工的なものの害がわかります。 理想は、どんなものを食べても、大して食べなくても生きていけることでしょう。
対処療法で病気を治せないことがわかってきました。ほとんどの病気は、科学的には原因が不明です。ただ、たまたま効くような成分が当てはまって、薬ができます。それを得るために病名ができているのです。こういうことですから、根本的に治るはずはないでし…
人間ドックや医学検査などというものは、病名をつけたり、病気だと思わせるために行われているのです。それは人々の不安を解消し、安心感を得たいという願いにつけ込んだものです。放射能の検査は、ガンを増やしやすいことは周知の事実です。
胃腸が不調なときに、プロバイオティクス製剤が使われます。しかし、吐いたり下痢をしたりすることは、身体が不調から調子を取り戻そうとする反応なのです。生体を防御する反応を抑えてはいけないわけです。 そのときに、辛かったり痛かったりするので、それ…
いろんな社会問題は、その専門だけで解決できるわけではありません。しかし、それで解決できると信じ込んでしまう観念を、医療の場合、医療化と呼びます。
この世で生きているすべての、専門家は、万能ではないということです。それぞれに強みもあり弱みもあります。そこで教えることは、誰かのどこかの段階では有効であっても、そうでないことがほとんどなのです。
医者が食事の本を書くと売れます。しかし彼らは、食や栄養の専門家ではありません。 栄養士が専門家かというと、これまた別の意味で、あまりあてになりません。 これは、薬の専門家が、製薬会社であって、コマーシャルを打つほど売れるというような構図に似…
考えてみると、なぜ、生活習慣病になるのかということです。これは昔は成人病といわれていました。でも、成人したから罹るのではないです。 生活の習慣が悪いからなる、生活の習慣がよい人は少ないから、この名前がついた瞬間に多くの人が病と診断されること…
治るということは、もうそこに行かなくてもよい状態になるということです。 元に戻るのではなく、向上するということです。向上というのを、人並みになるというのでなく、人が追いつけないほど優れることと考えると、はっきりすると思います。
生活習慣病や慢性疾患や難病は、現在の医学では、治せないのです。となると、医者のほかにいろんな人と付き合っていく必要が生じます。
人間の行っていることが正しければ、こんな世の中にはなっていません。間違った正しさを改めていくのに対して、明らかに間違っていることをチェックしていくことです。 医原病というのは、医療行為が原因で生じる悪化の状態です。薬害は、薬の副作用によって…
私も自戒して気をつけているつもりですが、批判しているつもりの人が、最も批判されるようなことをいっていることが多々あります。 言葉や論理について、権威のある人やカリスマに教えを受けて、盲目的に信じているとか、自分の信用性を高めるために利用して…
信用するには、よくない人を例示します。 現実の場を持っていない人 多人数、長期的な指導経験をもっていない人、 同じような場で、同じような人たちだけを指導してきた人 自分よりもできない人としか接してこなかった人 他の分野の第一人者などと交わりのな…
特に問題なのは、現代になり人類全身体にはびこってきた依存心についてです。 例えば発達障害などというのは、状態を表したものに過ぎません。そこで現れる状態を、社会が許容していないことで、病気と判断されるわけです。
発達障害は、大人の都合のようなものです。原因について触れられていないからです。まわりの環境や食生活を含めた日常生活の問題ということになるのでしょう。
何かをやるときに、恐怖や怒られてやるのでは、全く違います。それは、本物ではない偽物だからかもしれません。 人の不安を刺激し、「そのままだとよくない」というと、相手は動きます。 そういう場面をたくさん見てきました。緊張して萎縮させ、操るという…
ある意味、相手を緊張させて、うまくいかなくして、それを解いていって成果をあげる。 メンタルトレーニングによくあることですが、それがトレーニングでも使われていることがあるので、よく見ることです。効果があるから、受け取る人は、すごく信用するわけ…
テレビの健康番組にもよく使われていますが、注目させて信頼させるための手段として、専門的な知識を誇示します。「今のままではよくない」と脅すことによって人を動かします。 不安や恐れを増長して、味方になってあげるようなことは、トレーナーにもいるよ…
日本人は精神的に感情を表立って出さないことをよしとしてきました。悲しいことがあっても楽しいことがあっても、気持ちのままに、泣いたり笑ったりすることを大人げないとしてきたわけです。 それによって、ストレスを吐き出せないで病む人もいますが、気持…
そういったものが、特に戦後の民主主義、自由主義の中で崩れてきて、今に至るわけです。 黙って察して、コミュニケーションがとれる時代ではなくなってきました。 そこで表現の能力が問われるようになってきたのです。
頭の切り替えについては、気持ちの切り替えと同じように、それは世の中や人間関係にうまく対応していく能力の1つです。 「今ここ」に全集中ができること、それほど強いことはないのです。
まずいと思うのは、よいと比べるからです。 「今ここ」に集中したのなら、今までもそうであり、これからもそうであるとなります。 そのなかで、全力を尽くせばいいだけです。
私たちは3本の足で歩く犬をかわいそうに思いますが、その犬は、それによって何ら不自由を感じていないのです。結果として、生きづらくなっているのかもしれませんが、何ら足らないと思ってない以上、気持ちでめげることはないでしょう。 人間は想像力があり…
私たちは3本の足で歩く犬をかわいそうに思いますが、その犬は、それによって何ら不自由を感じていないのです。結果として、生きづらくなっているのかもしれませんが、何ら足らないと思ってない以上、気持ちでめげることはないでしょう。 人間は想像力があり…
武術で最も有用なのは、事前に察して危機を回避することです。 となると、身につけるのは、戦うことを避ける能力です。
無用な争いを避けることで負けることはありません。 これほど完全な勝利はないでしょう。
修行によって、どういった能力が身につけたらよいのでしょう。 メンタル力も大切ですが、どんな武将であっても、最新の武器や大人数には、かないません。 映画や漫画のような、1人で何百人も切り殺せる武将は、いないわけです。 となると、他人の力を活かす…