夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

17.喉トレ/アンチエイジング/健康/ダイエット

健康と呼吸☆

食べ物や運動に気を使っている人が、呼吸や声に関して関心を持たないのは、おかしなことです。食べるものや水にこだわっている人、健康な肌などにお金を費やしている人でも、なかなか呼吸には気づかないのです。しかし、誰でも空気のきれいなところに行くと…

酸素吸入

酸素は、缶に入れて売られています。呼吸が苦しくなる非常時には酸素が必要です。誰でも、病院では酸素吸入をするし、飛行機の非常時にも、酸素の吸入をします。

座りっぱなし

慢性的なストレスに、座りっぱなしの生活がよくありません。 食生活、運動不足、それが、倦怠感、睡眠障害、肥満になります。もちろん、呼吸器疾患や心臓病、脳の病気にも関わります。

フリーラジカル

フリーラジカルは、分子で、酸素の分解するときに発生します。呼吸をすることによって、発生するのです。

高地トレーニングと酸素☆

血液が酸素を運搬する能力が向上すると、体内に取り込める酸素の最大量が増大します。それが、VO2MAXです。 誰でも呼吸をしているのですが、鼻呼吸にすると、似たような効果が現れると思われます。 ヨーガなどで片方の鼻の穴を塞ぐのは、そういったことをし…

高いところで暮らす人の方が長生き

高地トレーニングでわかるとおり、高い所は酸素が少ないのです。つまり摂取カロリーを制限することで命が延びます。酸素の取りすぎもカロリーと同じで害になるということです。フリーラジカルが増えすぎると細胞膜の脂質、タンパク質、DNAが破壊されます。

アンチエイジング

年齢的なものなので、といわれた場合は、その年齢を若返らせればよいのです。生活の質を保つためにも、できるだけ老けていくのを抑える、アンチエイジングの試みが必要です。

口内の予防

舌や口の運動の退化によって、口内の常在菌が減るという感染症に対する抵抗力が増します。糖尿病にもなりにくくなります。耳鼻咽喉科や歯科というのは、健康のためにとても大切な予防のお医者さんでもあります。声に直接関係しないようですが、老化にはとて…

唾液の分泌の促進

適度な水分を補給しておき、酸っぱいイメージなどを思い浮かべましょう。できるだけ、自分で唾液をコントロールできるようにしておくとよいでしょう。唾液腺を刺激するとかマッサージという方法もあります。水分の保水量は歳とともに減っていくので、こまめ…

表情筋と生活の質

QOLといわれる生活の質、これを落とさないことが、とても大切です。表情筋をできるだけ使うようにし、舌などの筋肉も鍛えておくとよいでしょう。 笑顔をつくるようなトレーニングも有効です。できるだけ身近なところに鏡を置いて、顔と全身を見ることができ…

骨盤筋

骨盤底筋群を強化すると、尿失禁、骨盤臓器脱などの予防になります。 姿勢においても脊柱起立筋を鍛え、まっすぐした姿勢で立つことができます。

呼吸に関するトレーニング

肺活量や肺の健康維持、スムーズな嚥下、誤嚥の予防、口内の筋力が鍛えられ、唾液が分泌します。飲み込む力が強まります。むせにくくなります。

発音の明瞭化

滑舌、下唇、顎、頬などを使うことにより、はっきりした明瞭な発音が保てます。脳での認知症の予防や脳疾患の予防にも影響します。 ダイエット、腹筋のトレーニング、暴食防止にもなります。 メンタル面での効果、副交感神経が優位になり、安定した気持ちを…

内部の敵☆

歳をとってくると、どうしても若いときの自分と比べます。病気のときは健康なときの自分と比べます。すると、自分に対して否定的になります。 それは自分がうまくできないことを、何らかの原因をあげて、本来の自分ではないとするわけです。そうなると不利に…

熱中症予防

60代になると発汗量が20代の頃の85%位になるようです。汗がかきにくくて、体温が下がりにくいのです。熱中症の可能性は、次のようなときに現れます。めまい、手足がつる、筋肉痛、汗が止まらない、頭痛、倦怠感、吐き気。 高齢者では、元気がなく言葉数が少…

体の冷やし方

体を冷やす場合は、首筋や脇の下、太ももの付け根など、太い静脈が通っているところに、冷えたものを当てるのが効果的です。意識が朦朧としているのは、脳が危なくなっているので、すぐに救急車を呼んでください。 室内の換気にも気をつけましょう。熱中症は…

暑さに慣れる

真夏でなくとも、ゴールデンウィークあたりから、熱中症が目立ってくるのです。暑さに慣れるまでに体が充分に対応できないからです。それを運動や入浴で無理のない範囲で汗ばむようにして続けます。30分ぐらいゆっくり、2週間ぐらいは続けると良いそうです。…

マスクの習慣と嗅覚

欧米でマスクをする習慣がないのは、滑舌よく発音しないと言語が聞き取りにくいからもありますが、嗅覚が鋭くないため、マスクをすると不便だとも言われています。 日本人は、香道でみられるように、比較的、嗅覚にも細やかな感性を持っているといえます。

マスクに注意

マスクの中の空気は、自分の吐いた息で温くなっています。呼吸は、自分の体内で温くなった息を吐き出して、体温よりも低い外の空気を吸って、肺を通る血液の温度を下げています。 となると、呼吸では熱が逃げなくなってしまうのです。 マスクのために、感じ…

汗腺を使う

体は、ずっと温まっていると、発汗量や皮膚の血液量を増やして暑さに対応していきます。しかし、家にこもっていると、この暑熱順化ができないままに、外に出たときに、暑さで熱中症になってしまいかねないのです。 それを避けるためには、汗腺の能力を高めて…

音と健康

健康と音との関係では、いろんな研究がなされています。1気圧は1,013ヘクトパスカルです。これより高いのが高気圧、低いのが低気圧です。これは、鼓膜に対して働きかけ、気圧の変動によって、健康を害する場合もあるわけです。 そのうち、食品添加物などと同…

ウイルスと薬

ウイルスが人間の体内で増殖するのを抑える薬があったとします。しかし、大切なのは、それで罹患した人がどうなるかということです。 命が救われたり入院しなくてもすんだり治ったりすると、誰もが考えますが、必ずしもそうではないのです。 薬は効くから薬…

リスク対応

そもそも、リスクのないようなことがこの世の中に存在するわけはないのです。リスクを想定してリスクを少なくする努力するだけです。 ですから、副作用がないような薬や完全な予防接種というのもありません。検査についても同じことがいえます。

検査も治療もしない

心配だから検査すると、そこで病気の可能性などが出てきます。念のためにと、薬の服用や手術などをしてしまうことによって、副作用が出て、合併症までいかなくとも、有害なことが起きることもあるのです。 ですから、高齢者には、検査をしない、病院に通わな…

インフルエンザに学ぶ

インフルエンザは、細菌でなく、ウイルスが起こすものだとわかりました。しかし今では、インフルエンザの症状を起こす半数以上は、インフルエンザウイルス以外の病原体が原因とわかってきました。そこで、インフルエンザ様疾患と再定義されたのです。

風邪と区別しにくい

細菌感染症には抗生物質が有効ですが、ウイルスには大した治療法はありません。インフルエンザも診断キットが普及し、治療薬も出てきました。タミフルのようなものです。 インフルエンザは、高熱、喉の痛み、寒気、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が一般的で…

電気の力

治療でも電気刺激が利用されています。 私の知り合いの先生は、「体は疲れない、電気の流れで脳が思い込むだけ、まして、頭を使うことで疲れるわけがない」と言っています。そう考えると、確かに疲れないでしょう。

病名で病気となる☆

ある症状を病気と呼ぶのかそう呼ばないのかは、医療者の中でも意見が分かれます。 私たちは、自分が苦しいときは、「何かの病気だ」と思いたくなります。そして、お医者さんに病名を言われたら、ほっとします。 「何でもない」と言われたら、安心するどころ…

見立てと告知

周りが見て、病気なのに、「自分は病気でない」と言う人もいれば、病気ではないと思われているのに本人が「自分は病気だ」と言う人もいます。今の時代、それは複雑な問題になりつつあります。 何でも病気にしてしまうのはよくないことです。しかし、人によっ…

検査とリスク

病院の検査についても、賛否両論があります。現在の医学においては、検査はエビデンスに基づき正しいものと思われています。 しかし、どんな検査でも病気を見逃してしまうリスクはあります。「病気ではない」と誤診してしまうことも起きます。