2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
食道は、その前を胸骨、気管、大動脈、心臓、肺に挟まれ、後ろを背骨と、4面とも囲まれています。 ゲップは、口から食道を通って胃に入った空気を出します。胃液が出ると酸っぱく感じるのは、PH1の強酸性だからです。それで、被るのが、逆流性食道炎です。 …
血中のCO2濃度が下がり、アルカリ性になり、Caイオンが血漿タンパク質とくっつき、低下するためと人差し指と中指が伸び、テタニー状態になります。そこに親指がくっつくと、いわゆる「助産婦(産婦人科医)の手」になるのです。若い女性、ナーバスな男性に多い…
呼吸は、脳幹の呼吸器中枢でコントロールしています。血液中のCO2濃度が下がると呼吸が抑えられて、過換気症候群になるのです。こういうときは、CO2濃度を上げればよいのです。 過換気症候群のときは、袋で自分の息(CO2入)を吸うペーパーバック法などでした…
点滴は、栄養補給のようで重宝されていますが、水に少しのブドウ液と電解質500mlで100calくらいです。血液を薄めてしまうリスクもあり、必ずしも、よい方法といえないという説もあります。 「点滴したから安心」というプラシーボ効果の方が大きいのでしょう…
「健康診断や健康管理をしている人とそうでない人の死亡率は、変わらない」とか、逆に「何もしない方がよい」とか言われています。ほとんどの投資信託の運用利益がETFの日経平均株価推移を下回るのと似ています。 それなりに本気になっても、結果でみると変…
よく「理論が間違っている」など言う人もいますが、理論は、大体において、仮のものです。そのときの最新の考え方や新しい考え方、つまり、仮説にすぎないことが多いのです。 ですから、批判するなら、その人が過去に述べた理論を取り上げても仕方ありません…
医学は科学なので、信用できそうですが、それゆえにあまり信用しない方がよいところもあります。というのは、科学ゆえに、その理論は、次の発見でひっくり返されていくことがあるからです。
相手があってこそ自分というものが決まってくるのです。自分は相手と違うとわかって、相互に認め合うことです。支配や依存しないことが大切です。 モノより人、知らない人より親しい人で共同体が成り立ちます。 他人を区別し離れていても、ときに、くっつく…
「本当のことなら、目をみて言え」と言われます、しかし、目をみたら真実しか言えないというのは、違います。むしろ逆で、嘘をつきやすいのです。嘘は、予め用意してあるからです。 本当のときは、思い出すのに考えたり、迷い、じっとしていられないものです…
体を大きく広げる、手を伸ばすなどは、パワーポーズで、他の人よりも優位に立つ手段といえましょう。 テストステロンが多くなり、コルチゾールが減少します。コルチゾールというホルモンは、副腎皮質といわれるストレスホルモンで、おどおど弱気になりやすい…
指揮者は、初めて会うプレイヤーの実力、資質を30秒ほどで見抜くといいます。ここでは、すぐれたリーダーと置き換えてもらってよいのですが、誠実さ、熱意、ユーモアから支配欲まで正しく判断できる人も世の中にはいるのです。
同じことばでも、好きな人を思い浮かべたときと嫌いな人を思い浮かべたときとは、違う声になります。しぐさや姿勢で声は変わりますが、考え方、思考まで変えてしまいます。そして、声はよくも悪くも本心を伝えるのです。 嘘をつくときは、話の口調、高低、テ…
手が先に出るのも、がまんできず立ち上がるのも、ことばでまとめる前に行動してしまうわけです。 笑みを浮かべて「うれしい」というのは本音でも、「うれしいよ」と言って、ニコッというのなら、偽りや飾りです。 こうした声は、無意識的に発するのであり、…
そこにいるだけでも、人はコミュニケーションをしているといえます。 まず、姿をみせることで、一言も話さなくとも、多くのメッセージは伝わるのです。 つまり、話すことよりも、そこにいることが案外と大切なのです。 アイコンタクトからボディランゲージま…
ニュースもドラマもモデル化という意味では同じです。自分のことではなくとも、自分の将来や自分の回りの人にも関係してくる可能性があるのではないかと考えるのです。 人がハラハラ、ドキドキするのが好きなのは、自ら求めようとしているわけです。感情移入…
リズムの同調作用は、脳の情報処理で、まとめて処理するのに似ているらしいです。単位の連続は、リズムです。 それを信号として体の動きを統一していきます。 聴衆もまた、歌や作品をモデル化して捉えようとしています。トレーナーと同じことをしています。 …
情報伝達として、身振りから手振り、表情、そして、ことばが生まれたという説があります。発声も身振りの一つといえるわけです。筋肉で動かすことには違いないからです。 他にも、事物を名付け、その組み合わせを文法にしたという説や、音楽的な節回しを区切…
ことばと表情は、人間の大きな能力の一つです。心を伝えたり読み取るために使われてきたと思われます。人間は顔に毛がなくて表情の動きがみえやすいです。暗いところや夜には、声の威力が増します。 表情は、生理的に遺伝的にプログラムされたものです。国や…
上位のものは笑い、下位のものは微笑みを多く用います。 笑いというものは、意外なことが起こり、それを理解できて、リラックスしたときに起きます。 閉鎖的な社会では、大きな利益よりも、ほどほどに抑えること、それが品格に結びつきます。少なくとも、日…
パフォーマンスでは、常に上の立場の者は省エネです。下の者が多くの手間暇かけ、エネルギーを使うのです。きちんとするのは、だらしないよりもエネルギーを使うので、下位の方です。帽子をとり、サングラスを外し、ポケットから手を出し、まっすぐ立って、…
ミラーニューロンの働きとは、ミラ―のようにコピーすること、つまり、まねすることです。「ハイ」と言って渡すと「ハイ」と言って受け取る、「どうも」というと「ああ、どうも」と言って返すようなことです。私は、この写しとりをスキャン、スキャニングと説…
敬意を示すと言えば、応援もその一つで、けっこう高い声を出します。「キャーキャー」いうし、拍手のパチパチも高い音です。一本締めのように「イヨ~」ではないのです。ホイッスルや「ヒュ~」なんていう口笛など、冷やかしも高い音でしょう。 反対にブーイ…
声の高―低は、敬意―敵意であるのは、自明のことでしょう。これは、経験ではなく、本能的になされているようです。 赤ん坊には高い声であやす方がよいでしょう。赤ん坊はサイレンの音の高さくらいで泣きます。人が子供の声に敏感なのは言うまでもありません。…
骨格から性格まで、声との関わりをみていきます。例えば、性差一つでも、その行動とリンクしています。 腕時計のつけ方も、男女では異なります。内股やO脚と同じく、骨格がその動きをとりやすくしているからです。 人が楽に動く方を選ぶのは当然のことです。…
行動からみると、歌や声の発達に、次の4つの区分を見出せます。 1.五感への刺激 2.発達、成長 3.系統的進化 4.目的意識 これらによって区分されてきたのです。 これまでは、素質と環境、つまり、才能と教育とか先天的と後天的というので分けてきました。…
声は命、声は全人格、声の器と例えてきました。器を大きくしないと中身が入らないのです。声が求められるイメージにそぐわないと、信頼をおけない人物とみなされます。 声を扱う者としては、人の行動と心との関係に入らざるをえません。 相手の表情、感情を…
音声認識も私の発声を認識するレベルになりました。大した進歩です。 私の声は、日本人の並みではないので、日本人用につくられた技術では認識しづらく、英語なら、変換率は高かったのです。日本語では、同音異義語があることなどとは異なるレベルで聞き取り…
「ため」というのは、間ですが、呼吸の支え、声の支えです。 息を声にするのを声たてと言いますが、そこにも高度な技術があります。それは心身を伴い、心身に支えられたものです。 「声字即一切」は、法華経のことです。古くから修行と呼吸は関わりの深いも…
肋骨はふいご、横隔膜はピストンに例えられます。 生きるためには、空気を吸って新鮮な酸素を血中に取り入れます。その循環路を中心に体はできています。 吐いた息は廃物です。その働きを利用して二酸化炭素を出すのです。この吐息を声にして、話すのに使っ…
産声には、人種や民族の差はないそうです。 脳でいうと、 先天的―辺縁皮質―泣く、叫ぶ 後天的―新皮質―言語>情意、性格 で、分けられます。