夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

01.姿勢/フォーム/体

フォームのチェック

次の問題は、実際に泳いでいる中では、そのフォームにならないということです。 これにはいろんな問題があります。例えばその動き自体が、身体に身に付いていないと。そういうときは腕だけとか足だけを練習し、水の中で難しい場合は、陸の上で補助練習をしま…

補強

次に、そういうフォームを維持できないとか、そのフォームのように肩関節や股関節が動かないということになります。それが筋肉の不足なら筋トレをし、柔軟性の不足だったら柔軟トレーニングをするわけです。 この辺からは、単なる体力トレーニングや筋トレで…

ブレークスルー☆

これは実際に自分の中で体験して感じないとなかなか得られるものではありません。そのときに、全く違った世界が見えてくるわけです。 自分の力で泳いでいたのが、水の流れに乗っかるようになるなどです。 ブレークスルーが何回か、くるのです。 そこから上の…

筋トレとフォーム

例えば、筋トレをすることによって、誰でも早く泳げるようにはなります。しかし、水泳での理想とされるフォームを身につけた人には、かなわないでしょう。 10メートルとかの短距離勝負なら、体力任せで勝てるかもしれません。しかし長い距離になるほど、体力…

限界

筋トレが無駄ということはありません。少なくとも、タイムが伸びるところまではよかったのです。そこで限界が来たときに、フォームを学べばよいのです。 それは教えられなくても、フォームがよい、と思える人をまねていけば、かなりのところまでは近づくでし…

補助プログラム

そこからの問題はそういうフォームをまねていても、自分がきちんとまねられていないということになります。それは、ビデオカメラ動画などを撮ってチェックすればよいかもしれません。ただ、発声を筋トレからフォームに入るという考えは、人によってはハイリ…

脱力☆

音楽は、時間の中で動くので、その時間を意識しないと一緒に演奏することができません。 音楽は、スポーツと同じくらいに身体を酷使します。ですから脱力して演奏するようにしていかないと、効率が落ちます。よい意味で、力を抜いていく、しかし質は保つこと…

骨☆

重いものを持つときに、筋力をつけて持つのでなく、骨で持つということです。それは身体の使い方です。身体を扱うということで、ヴォイトレも同じです。そうでないと、身体を壊すわけです。よい声とは、よい音色とはどういうことなのかと考えていくのです。

歌は身体能力も含めた総合力

それでも、音楽や演技となると、総合的なものになるので、身体能力や声そのものに対して、大きな割合を占める人もいればそうでない人もいます。 身体が丈夫でないから、できないという分野ではないからです。 でも心身というのは、何をするにも基本的な条件…

スポーツとの違い

スポーツや武道では、健康目的でなければ、他の選手同等以上の筋力のないところでは、まともな試合は、成立しません。 最近のコアトレーニングやメンタルトレーニングの流行は、その基礎をなおざりにするほど、行き過ぎているように思います。 基礎体力作り…

基礎体力という器

アスリートの世界では、科学的な分析やデータなどにより、筋力よりも体幹などといわれるようになってきたからです。 でも、それに応じられるようなアスリートは、長年のトレーニングで基礎体力をもっています。たとえば、プロのサッカー選手なら、10キロ続け…

体で覚える

たとえば、柔道や合気道などで1つの技を覚えるとします。そのときに、2、3回見たらすぐにできる人と10回見てもできない人との違いのようなものです。 記憶もそれに似ていて、1回聞いたら全て覚えられる人と、10回聞いても覚えられない人がいます。 優れてい…

固めない☆

筋肉を固めることは、神経を圧迫したり骨の可動性を悪くします。心身が不調な人や自律神経失調症の人に多く見られます。 実のところ、リラックスして、体を筋肉や骨を揺らすということとともに、一つ一つの筋肉をしっかりと衰えさせずに鍛えていくというよう…

コツ

「コツを教えてください」 「コツがありますか」 と聞かれることがあります。 コツとは何でしょうか。 勘所や要領、急所、呼吸、骨合などと説明されています。

シンクロ

よく知っている人が相手だと、一緒に歩いていてもその距離感もほどよく楽です。 その先の行動もなんとなく読めます。自らを無意識のうちにコントロールし、シンクロしているのです。 鰯やサンマの魚群の行動のようにまではいかなくとも、何人かまでだったら…

人間は立つ☆

四つ這いから立ち上がるときを考えてみると、背骨の方から腰椎へだんだんと体を起こして最後に頭を持ち上げるわけです。 これまでも立ち上がろうとした動物はいたのでしょう。一時は、立ち上がる動物はたくさんいます。しかし、不安定なので、すぐに四足歩行…

背を伸ばす☆

犬の胴震いや猫の背中の突き上げなどに学べることも、いろいろあります。 背筋を伸ばすといっても、骨を伸ばせるわけではありません。まわりの筋肉との兼ね合いがあり、それは心の働きによって変えていくからです。 感情を無視したところでのストレッチのよ…

ほぐすことと鍛えること

姿勢を正すときには、正すわけですから、どこかに無理がきます。どこかの筋肉を固めているわけです。それでは根本的には解決しません。その硬くなる筋肉のところを、ほぐして、きちんと鍛えなくては、本当のバランスはとれません。

天からひっぱる

宇宙に行きたいというセレブが増えました。姿勢などを注意するときは、操り人形のように、上から糸で引き上げられているようにというような例えが使われます。 「背筋を伸ばす」というと、ミーアキャットを思い浮かべます。直立して遠くの敵を見渡しているの…

体ほぐし

21世紀の学習指導要綱の中に、体ほぐしが入りました。 心身を一体として、体の気づきや調整を促し、仲間との交流を目指すということです。 体ほぐしが必要ということは、体がほぐされていない、体が固まっているということです。歳をとるにつれてそういう自…

おじぎと握手

魏志倭人伝によると、紀元3世紀から、お辞儀の風習はあったそうです。それは、自分の首を差し出すということです。 欧米の手を前に出て武器を持っていないことを証明する握手に似ています。つまり、挨拶というのは、お互いの不信感から来ているのです。

色と日本人

人間の眼と動物の目の見え方が違うのは、よく知られています。また、青や緑の瞳の外国人と黒い瞳の日本人とは見え方が違っています。 欧米人がサングラスをよく使うのは、太陽から眼を守るためです。暗いところがよく見えるし、色に対しても細かく見えます。…

スポーツと笑顔

日本人は笑顔が苦手で、どうもうまく作れません。どちらかというと、いつもまじめに稽古に励みます。 でも、そういう選手たちだからこそ、試合での厳しい表情から勝利した瞬間、はち切れるような笑顔になるのは、美しく感動的なものです。

口元と笑顔

人間は、歳をとるほど顔の筋肉が緩み、口角やほうれい線が下がってきます。笑顔になると口元が上がるので若く見えます。 笑顔はsmail、声を立てて笑うのはlaughです。

シャッターチャンス

「ウイスキー」「ラッキー」などのイ列やエ列のことばで口角が上に上がります。「はい」ということばも、とてもよいです。「チーズ」では「チー」と言うときが、よい表情で、シャッターチャンスです。

居職

運動をしないで体も動かさないのに、ずっと健康な人がいます。 それは職人さんなどでは、居職といいます。しかし、手先に全集中力をかけるのは、全身運動なのです。

感じながらのトレーニング

自分の体や声を、モノとしてトレーニングしては、よくありません。体や声をつくるというのは、肉体的なトレーニングで、筋トレと違うのです。何らかのサムシング・グレートを感じながら行っていくものです。

ヨーガの効用

心は内側に向けて、集中力をつけていきます。 弾みをつけないでゆっくりと行います。動作と呼吸を合わせます。 ポーズが決まったら、痛みのあるところに意識を集中します。すると雑念が消えます。 ですから、体の固い人の方が効果が早く現れたりします。 負…

身体性と感情移入

デジタルで怖いのは、映像と同じように、そこに身体性がないことです。つまり、映画やテレビで殴られたり刺されたりしても、実際にそういう経験のない人には痛くないのです。 役者が痛がる演技をみて、痛みを覚えるということもあります。しかし、相手が怪獣…

コーチと価値と限界

フォームづくりは、1人でチェックしたり、思いついてできることではないので、コーチにつく方がよいわけです。 しかし、一人でも少しずつ長く続けているうちに筋力がついたり、うまく脱力した状態で乗る感覚を得たりして、理想のフォームにかなり近いところ…