夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身声のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

03.発声

声の浅さ

繊細さ、ていねいさが表立って、そこだけに囚われるようになりました。 とにかく声が浅く薄いのです。 呼吸も浅く、呼吸筋、つまり、身体を使っていないのです。 これでは、生き物として弱く、野性味がなく、力強さもないのです。

パワフルに☆

発声をしているだけで、声はパワフルに魅力的になっていくものです。 なのに、そういう声が出なくなってしまっているとしたら、ふしぜん極まりないのを個性ある声と思い込んでいるからでは、ないでしょうか。それは、一つの病といえます。

イタリアの大声、日本の馬鹿声☆

「戦さがなくなり、平和が50年も続くと、大声楽家がばったり出なくなる」ということを、声楽家の畑中良輔氏は言っていました。中欧の研究家の説とか。 イタリア人は、「大声に虚言なく悪人なし」、立派な声の男から小声で口説かれるのが、もっとも魅力的だそ…

起声のタイミング

発声にタイミングは、とても大切です。 呼吸のキープや切り(ブレスの音)はわかりやすく、これまでも多くを注意として挙げてきました。 指導にオノマトペを多用したのは長嶋監督でしたが、そこは、聴覚を含めての五感の鋭さがあったのでしょう。 ハイレベル…

起声の難しさ☆

たとえば、1,2,3,4、1,2,3,4とすると、最初の1、その切り出しに呼吸、そして声(発声、共鳴)にするのが難しいのです。しかし、4のあとの1は、比較的うまくやりやすいです。それは、すでにフレーズで流れているからです。車の運転で、加速より発進が難…

吸うこと、吐くこと

充分に吸えない人、吐けない人が多くなっています。 よくない声を出してみる。 よいと思う声を出してみる。 そして、チェンジする。 声をとりまく環境を変えていきましょう。 それは、違う場へ行けばよいのではありません。 相手に自分への認識を変えさせて…

話より歌から

歌の発声から話に入るのは一段上から切り込むことです。 これまでの話し声を離れて、少しパワフルな声を感じることで、声に必要な要素が整っていきます。心身の力が加わるので、しぜんと一段上のスキルが身につきます。 カラオケの歌唱では、話し声と同じく…

赤ちゃんとライオンの発声

赤ちゃんは、腹式呼吸と大声の発声の見本として、よく取り上げられています。小さな体であれだけの大きな声が出るところで、体、呼吸の使い方の一体の感じの例として、最適なのでしょう。でも、喉声ですから、よい声とはいえないでしょう。 似た例では、ライ…

スポーツに学ぶ

スポーツやダンスでは、それなりに慣れないと緊張が抜けず、いつもの感覚さえ働きにくくなっていることが自覚できます。 ですから、その基本動作、型あたりから入る方が、ヴォイトレの最初の感覚づくりには、向いているように思います。 ヨーガや気功や武道…

発声のメニュと声の選択

メニュがたくさんあるのは、いろんな方法を覚えるためではありません。 声を選ぶのと同じで、いろいろなメニュから最良を選ぶためです。 自分の今の目的、トレーニングに合うものだけを選べばよいのです。 声についての判断は難しいので、よし悪しを考えずに…

イメージを先取りする

少しでも声が自由になると、イメージも動き出してきます。 他人の見本だけでなく、将来の自分の理想的な状態をイメージできるようになっていきます。 今までの体験のなかに、過去の邪魔なものも未来の可能性を開くものも含まれています。 その比率を変えてい…

声はメタ

「言いたいことがある」といわれるようなケースでは、もはや、言っていることばはどうでもよくて、内容などは、枝葉にすぎないのです。 それが「不快だ、生意気だから態度改めろよ」ということなら、言われていることに反論したり、内容に対して論じても仕方…

声のない人の結果と不足☆

あまり声のない人は、ひびかせ方とか当て方、飛ばし方などを教わって、人並みに器用にこなせるようになって終わりです。あるいは、そこまでもいかないでしょう。 何年たっても細かなテクニックは覚えたけれど、声はほとんど変わらないのです。 声量がつかず…

アスリートと発声

残念ながら、運動や体操くらいで、本当に発声に必要な呼吸が身につくことはありません。 発声のレベルを落とせば別ですが。私は、中途半端にやるようなトレーニングなど、気休めとしか思いません。 それなら、スポーツ選手が皆、歌手になってしまいますね。 …

体からの声

私の求める基本は、声のある役者にもなれるし、役者がオペラ歌手の役をやるなら、一声くらいはオペラでも通じるレベルということです。 そのくらいをもカバーできるというのが、基本です。 別に声やせりふや歌に区別の必要はありません。 身体からの声という…

ヴォイトレの基本☆

ヴォイトレの基本ということで述べると、一言、出すだけで納得させてしまう声です。 発声―せりふ―歌唱―表現の、発声のところでの基準です。 その声を扱うのに、しっかりした呼吸、あるいは、呼吸法が必要なのであって、呼吸法をやっていれば声が出るわけでは…

声の変化

同じことばでも、好きな人を思い浮かべたときと嫌いな人を思い浮かべたときとは、違う声になります。しぐさや姿勢で声は変わりますが、考え方、思考まで変えてしまいます。そして、声はよくも悪くも本心を伝えるのです。 嘘をつくときは、話の口調、高低、テ…

ことばと表情は、人間の大きな能力

ことばと表情は、人間の大きな能力の一つです。心を伝えたり読み取るために使われてきたと思われます。人間は顔に毛がなくて表情の動きがみえやすいです。暗いところや夜には、声の威力が増します。 表情は、生理的に遺伝的にプログラムされたものです。国や…

ことばの発生

情報伝達として、身振りから手振り、表情、そして、ことばが生まれたという説があります。発声も身振りの一つといえるわけです。筋肉で動かすことには違いないからです。 他にも、事物を名付け、その組み合わせを文法にしたという説や、音楽的な節回しを区切…

笑いと微笑み

上位のものは笑い、下位のものは微笑みを多く用います。 笑いというものは、意外なことが起こり、それを理解できて、リラックスしたときに起きます。 閉鎖的な社会では、大きな利益よりも、ほどほどに抑えること、それが品格に結びつきます。少なくとも、日…

性差と声

骨格から性格まで、声との関わりをみていきます。例えば、性差一つでも、その行動とリンクしています。 腕時計のつけ方も、男女では異なります。内股やO脚と同じく、骨格がその動きをとりやすくしているからです。 人が楽に動く方を選ぶのは当然のことです。…

声の高低~敬意と敵意

声の高―低は、敬意―敵意であるのは、自明のことでしょう。これは、経験ではなく、本能的になされているようです。 赤ん坊には高い声であやす方がよいでしょう。赤ん坊はサイレンの音の高さくらいで泣きます。人が子供の声に敏感なのは言うまでもありません。…

Siriと深い声☆

音声認識も私の発声を認識するレベルになりました。大した進歩です。 私の声は、日本人の並みではないので、日本人用につくられた技術では認識しづらく、英語なら、変換率は高かったのです。日本語では、同音異義語があることなどとは異なるレベルで聞き取り…

声への期待

声は命、声は全人格、声の器と例えてきました。器を大きくしないと中身が入らないのです。声が求められるイメージにそぐわないと、信頼をおけない人物とみなされます。 声を扱う者としては、人の行動と心との関係に入らざるをえません。 相手の表情、感情を…

行動でみる声の発達

行動からみると、歌や声の発達に、次の4つの区分を見出せます。 1.五感への刺激 2.発達、成長 3.系統的進化 4.目的意識 これらによって区分されてきたのです。 これまでは、素質と環境、つまり、才能と教育とか先天的と後天的というので分けてきました。…

声でみる平等

産声には、人種や民族の差はないそうです。 脳でいうと、 先天的―辺縁皮質―泣く、叫ぶ 後天的―新皮質―言語>情意、性格 で、分けられます。

声の仮面☆

声は、変えられるし仮面もつけられます。いずれ整形外科のように手術さえ一般化するでしょう。 会話は応用ですから、その人のパーソナリティの演出したところ、つまり、キャラで語られることになります。 ペルソナ(仮面)は、パーソナリティの語源です。 声楽…

吐いて出す声☆

人は、思わず独り言をつぶやいたり、叫び声を常ならざるときにあげます。孤独な修行僧は、読経で心を落ち着けます。 生きるのは、息するというのですが、それは、吸うだけでなく吐くことでもあります。吐いて声を出すのです。それは、孤独からの脱出、人との…

重要なときの声

暗く低い声は、まじめで重厚にイメージされます。僧侶の声を思い浮かべてみるとよいでしょう。 荘厳で死の場面にふさわしく、それはアートに近づく声ともいえるものです。 チベット仏教の声明などは、もっともふさわしいでしょう。コーランやグレゴリオなど…

声を学ぶ

人々の声を聞くようにしましょう。これは顔をみたり、文章で読むのではなく、声に限ります。声を聞くのは、ことばの意味、内容だけでなく、まさにその声を聞いて、真偽や熱意、覚悟を見抜くことになるのです。 それは、そのまま舞台で問われる声の要素に通じ…