夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身声のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

19.ヴォイストレーニングの考え方

体のしぜんと規範☆

体の声に耳を傾けます。そして、ただの心地よさ、リラックス、解放などではなく、ある規範においての自由の獲得を目指していくのです。 ストレートにいうなら、自分の邪魔しているものを取り除いていくのですが、それは、心身を解放するだけでは不可能です。…

補強して拡大する☆

不要なものは、妨げ、邪魔するものです。それを取り除くことですが、それで終わるのではありません。むしろ取り除くことには、あまり気をとられないことです。補強で器を大きくして、そうした妨げが目立たなくする方がよいでしょう。 どんなに妨げを除こうと…

力を入れて戻して

声と息と気とは、私のなかでは、ほとんど同じ概念です。 それらは自分勝手に出したりコントロールしようとしたりしない方が、結果としてうまくいくのです。 力を入れて心身を固く緊張させるのは簡単ですが、その逆は難しいです。 そこで、たとえば、力は入れ…

共感とスタンス

人間は、他の人や別のものと共感する、同期する、スキャニングすることにすぐれています。それは相手の身体や別のものの形をイメージして、見たり、聞いたり、触れたりしている状況をトータルで捉えられるからです。 その枠がみえること、そして、そこに立っ…

一体感と生身

人間社会において、人権が拡大したのは、他人の気持ちがわかる、それは大切なことだという共感能力を多くの人が共通して持ちえたためでしょう。 集団に同一化するのにも、人は、はまっていきます。「第九」など、集団でのコーラスでは、一体になる心地よさが…

声のある人の結果と不足

芯のある声がないのに、ひびく声や当てる声、飛ばす声など、いろんなメソッドを用いても、多くは、複雑に使いわけただけの結果になります。表現力になり得ません。 元々、声のある人、しっかり出せる人は、うまくいくことがあります。うまくいくというのは、…

ヴォイトレでの見本

声のサンプルの見本は、一人に絞らない方がよいです。その一人が自分とぴったり合うことはめったにありません。 一人ひとり、楽器としての喉が違うのです。合わない人に影響を受け、まねていると、まねたところで本当の進歩は止まります。 それが第一歩とな…

自己流とオリジナリティ☆

歌の上達は、大体、「自己流」となり、本人の可能性のある方向から逸れていきます。 ここは、レッスンでも、とても大切なところです。 その人にとって、よい見本となる歌や歌い手の声や発声は、本人が選ぶのと異なることが多いからです。 それがわかるのに、…

ヴォイトレの入り口

憧れの人やなりたいと思う人の声をまねること、それは、どんな分野でも入り口です。 そこで、基礎や自分とのギャップがわかりやすい分野もあります。 歌でも音感、リズム感などは、そこから入るのがよいと思います。 それで足らなければ補強のトレーニングを…

トレーナーのイメージことば☆

正確な用語、知識が、トレーニングの成果を妨げてしまうことも少なくありません。 トレーナーがイメージで結果を導くために、正確ではないことばを使うのは、 問題のないことです。 私も使ってきましたし、今も使っています。 そういうことを、いちいち間違…

理論より実践

ヴォイトレとなると、発声理論ではなく、実践上で問われることです。 トレーナーは学者ではありません。 理由、根拠、因果関係がわからずとも 効果があれば、そうしたことばや方法を選ぶこともあります。 一つの用語だけを取り上げて考えても仕方ないのです。…

真理と理屈

なかには、自分の価値観にとらわれている人もいます。理詰めなのは、理系の人に多いといえます。中途半端に理詰めなのです。真理の理でなく我の肯定の理屈でとどまっているのです。 まず、やってみる、続けてみる、それが続いたら、考えてみることです。最初…

理詰めの無用

トレーナーのレッスンの一言一言、あるいは、セッティング全てに説明を求めたり、その理由、選択を執拗なまでに問う人が、たまにいます。 本人にそれなりの実力、声があれば、よいと思うのです。でも、そういう人ほど説明を求めることはなく、まず自らを無と…

自省と自覚☆

もし、自分の判断や感覚が正しかったのなら、これまでに初心者は脱して、声は使えていたはずです。なのに、そうでなかった。ーそういう人ほど、そうした自覚がないのです。 ここが声の特殊なところです。 習わなくても、充分に声の力を宿している人は、たく…

観念から離れる

ほとんどの初心者は、未熟、不足というのを自覚して始めます。 プロでも秀でた人ほど、白紙で臨みます。頭を切って身体でスタートしようとします。 しかし、頭で考えたことや人のことばのやり取りが何ともならないのが、わかることは難しいようです。 ことば…

本筋とズレ

“科学的トレーニング法”などが、もてはやされている今や、生理学的な数値や動きを可視化したデータなどで一喜一憂している人が増えているのは、仕方のないことかもしれません。 しかし、そのために真に深めるということがなおざりにされているように思えてな…

習慣と環境づくり

本当に声を変えたければ、毎日の生活習慣から変える、環境づくりが必要です。 フィジカルの管理ができていない人は、整体やマッサージ、ヨーガなど、何でもよいでしょう。運動と柔軟からです。それだけでも声が出やすくなります。 ヴォイトレのメニュにも、…

声の力の減衰と歌の凋落

歌も声の使い方の一つですから、使うレベルが下がれば、業界が衰退していくのはあたりまえです。これまでも、そうして多くの芸は消え、また新しい芸が生まれていったのです。役者も声優も、同じで、声の力は、明らかに不足してきています。他に補える要素が…

自分の声

「自分の声がわからない」と言われることがよくあります。自分の声などわからなくてよいのです。自分の声とは、何かではなく、自分にとって大切なもの、大切な人、それに向けて声がよい方向に使われていたら充分でしょう。 その声が本当とは言いません。いろ…

一つの声

声そのものに正解があるのではなく、そのときの声によし悪しがあるのです。 そうした応用がしぜんにできるために基礎を学ぶのです。基礎を学ぶというのに、一つの声に固めていくようなことは、おかしなことではありませんか。 そうした使い方でのよし悪し、…

自由に出せる声、それは暴走する声ですから、必ず、コントロールというブレーキが必要です。それを手にして初めて、人生で、現場でリアルに声を使えると思います。 あまり使えない声でも人は出せるので、多くの人がそこを気づかないでいます。仕事の声として…

本当の声

「本当の声」というのを求めるのは、「本当の自分探し」と似ています。「自分の声は、本当ではない」としたら、本当でない声を使って出している人に、本当の声がわかるわけはありません。 誰かに「これがあなたの本当の声です」と教えられるのは、どうなので…

ギャップの先の声

今の声に違和感があり、そのズレをなくしたら本当の声になるというのなら、どうなるでしょう。それは具体的には、自分のイメージ(理想)と現実に出している声とのギャップを詰めていくことです。しかし、そのイメージは、憧れの誰かの声であって、誰と特定で…

根拠のない声

今の自分の声をどうしたらよいかということを問題とします。それで多くの人は、トレーナーにつきます。しかし、それが、本当の力となるには、そこに深い判断と根拠がいるのです。それも表面的なものでなく、本質的なものが必要です。 そこをスルーして、ヴォ…

記憶再現力☆

一流のスポーツ選手は、驚くほど一つひとつの勝負所を、そして、その前後も詳細に記憶しています。全てのことに記憶力がよいのではありません。自らの天職においては、常人離れしている記憶力をもつということです。 アスリートの脳は、ピークパフォーマンス…

そして次へ

声のプロは、体の能力を全開させます。それを声を介して行っていると考えた方がスムーズにいくと思います。 細やかに伝えられていて、ことばもていねいで明瞭なのに、こちらの心が動かない、ワクワクできないことは、よくあります。「よくできている」「うま…

ダンスと歌

手や足は、ある動きに慣れたら、自らその動きを続けたがります。さらに、一歩先を予測してしぜんと動くようになります。踊りやダンスといったパフォーマンスにそれを感じます。なのに、そのように引っ張っていくプロの歌やせりふを聞くことが少なくなりまし…

よいモデル

先生が見本をみせて、まねさせる。 先生がイメージをことばで指示する。 この2つが、レッスンの指導でよく行われていることです。 先生がもっともよい見本とは限りません。むしろ、そうでないことの方が多いのです、先生の代わりに、本人にとって、もっとも…

2つの方向☆

一つの声のなかには、とてつもない量の情報が入っています。それを私なりに読み解きます。どのように力量を知っていけばよいのでしょうか。レスラーが、握手で相手の力具合をつかむのを思い出します。 最初は、自分の体、感覚をもってするしかありません。そ…

感じる力

「声を道具として使ってよいのか」は、愚問です。もう、使っているのです。どうせなら、感度を上げて使うことではないでしょうか。 研究所では、入ったとき、何かが身につく、よくなるように感じられることを大切にしています。価値が感じられるなら、先輩た…