夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身声のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

19.ヴォイストレーニングの考え方

相関関係にすぎないこと

たとえば、血液が汚れているとは、浄化できるとは、どういうことなのでしょう。「笑うと免疫力が上がる」というのも、笑えるというのなら元気ということもあるでしょう。 似たことでは、病院で、「大病のため、声の出なかった人が、ある方法で声が出るように…

トレーニングは加えるもの

生来もっていた能力に、生後、獲得されたものが加わってパワーになります。私は、その両方をみています。素質と学習、あるいは、天性と努力といってもよいでしょうか。トレーニングはもちろん後者にあたりますが、前者をふまえて活かすことが大切です。

「しぜん」ということば☆

「自然」「しぜん」「ナチュラル」ということばは、よく使われます。私も使いますが、その使われ方に抵抗を感じることがよくあります。 「生来」「本来」「古来」「プリミティブ」「本物」などということばも、よく使われるので、私は使うのに逡巡します。

発声のチェック

発声していて、喉が痛ければよくないとわかって変えるでしょう。 痛みが悪いのではなく、そこで変えないことがよくないということです。 ただ、喉のような繊細なところは、それでムリして悪くしてしまう人もいるので、注意することです。トレーナーなら、ス…

タコ壺

タコ壺の日本、これは、ヴォイトレだけではなく、医者や学者の世界でも同じようです。医学部、薬学部、福祉、介護と、それぞれ全く別に学んでいて、大した交流もありません。患者も、医者、検査、薬剤師、看護士と、たらいまわしにされてしまうことが、少な…

トレーニングの意味

生きる能力には、判断力、直観力、先見力、実行力など、いろんな能力があります。 生きる力、仕事をする力、人とうまくやっていく力などになるから、スポーツも芸、アートも歌や劇も役立つのです。 本番での結果だけではなく、そのトレーニング自体にも意味…

しぜんに活かす

森や海のように全身が包まれるようなところでは、一体感、調和が感じられやすいと思います。そうした自然の心地よさを、自然らしくではなく、しぜんにスポーツやアートに活かすには、かなりの年月がかかるものです。

根本のチェック☆

歌うときやせりふと言うときに気づくことは、たくさんあります。 声が出ていないこと、呼吸が使えていないこと、体が使えていないことなどをチェックしていきます。 私たちは、理想的にしっかりと立てないし、歩けないし、動けないと、何一つできていないと…

根拠とトレーニング

「トレーニングに根拠がないなら、やらない方がよいでしょうか」 と聞かれたことがあります。 仮に、根拠がわからなくても、やった方がよいことはあります。 ですから、やってみる方がよいでしょう。 メリットも必要ですが、リスクを避けたり安全性が高まる…

本当のスタート

原体験としての感覚、気持ちよさを実感することを大切にしましょう。 ことばが先に出てから、心が動き出すこともあります。 等身大に歌うことの大変さを知りましょう。 そこから、体から声が出るように方向が定まってきます。

トレーニングの効果☆

用心したいことは、効果ということです。 これも、簡単に「こうだ」と言えるものでないことが多いのです。 ある効果が目にみえやすいことも少なからずあります。 しかし、トレーニングのメニュを医師の治療や薬のようにみてはなりません。 自分の体は世界に…

中途半端なエビデンスは不毛

最近のヴォイトレでは、あまりに安易に“科学的なトレーニング”などと称して行われているように思います。そのせいか、生理的、解剖学的な質問も増えました。 競合するところとの差別化のためにサービスするのなら、他分野と行き着くところは同じです。 私は…

ローテーション☆

どのメニュも、回数や行うテンポは、あなたが決めてください。そのときの状態に合わせて決めるとよいでしょう。そうして、トレーニングを主体的にしていきます。 毎日、決まった回数がよいと思うなら、それでかまいません。 ローテーションは、一定期間、同…

不しぜんをしぜんにする☆

普通の体での不しぜんなことを自然にするには、“普通でない体”にするしかありません。感覚やイメージでもかなり変えられますが、徹底した差はつきません。 このあたりもまた、目的とどのレベルを求めるかによります。 他の才能があれば、あるいは、他の才能…

ヴォイトレの虚弱化☆

ヴォイトレのメニュに、心身のリラックスへの配分が多くなりました。 これは、教え方が丁寧になったこともありますが、昔よりも、そこが劣っている人が増えたことを表しています。 特にヴォイトレに関わる人にそれが多くなったことでしょう。 何よりも、トレ…

薬に例えると

よい薬があったら、自分の体に取り込み、様子をみます。 そして、何らかの反応をつかみます。 効用があって副作用がなく、悪いものが排出できる場合は、よいでしょう。 そうではないものも多いので、それぞれについて、しっかりと考えることです。 病気でも…

ミス防止のキーワード

ミスを防ぐキーワードを示してみます。 豊か、奥深い、落ち着いている、厳か、威厳がある、力強い、頼もしい、高貴、華やか、凛としている、麗しい、美しい、などでしょうか。 地味でありながらも輝きを放っているようなイメージでしょうか。 楽に心地よく、…

基礎と異なる動き☆

基礎とは、バックグラウンドで支えるものです。 トレーニングは、そうした支えを鍛えて身につけます。 そのことで表の動きをスムーズに再現できるようにするのです。☆ ですから、よし悪しの前に、いろんな動きを行ってみるとよいでしょう。 考えつく限り、い…

しぜんと偏向

しぜんであることを私たちが体現するとなると、大変に難しいのです。 赤ん坊が行っていることさえ、そう簡単にできるわけではありません。 そのころの柔軟な心身と可能性は、歳を経るごとに失われていくからです。 どうしても、選択に迫られて、すぐに役立つ…

セッティングミス

その人の心身の状態がよくなるのは、姿勢、態度、表情でわかります。 声は、その支えの上にのります。しかし、それがうまくのらない人もいます。 声の高さ、強さなどが適切でないと難しくなります。 そこは、声でチェックし調整します。 しぜんに安定してい…

まねることの限界

まねると、そこそこの評価、ときにはかなりの評価が早く得られます。 そこから抜け出せなくなります。 それが、師を越せないところに陥る大半のケースです。 特に、伝統芸には継承が求められるので、代を継承するうちに形だけになりやすいのです。 初代を、…

術と道

武術というのは、強くなるためにありました。 しかし、武道となると、強くなるプロセスで得られた動き、姿勢の習得となります。 それは、その人の日頃の立ち居振る舞いまでも立派にしていくのです。 日常の動きも無駄なく合理的で美しくなります。みる人が魅…

プロの力は底力

プロとしての活動の維持を考えるのなら、人よりずば抜けてすぐれていることよりも、コンスタントに人並み以上の力を安定して出せることが問われます。 すぐれているという条件の中には、耐久力、丈夫とか壊れないというのも入るのです。 頭がよいのと頭が強…

声から始める

人は、真っ当なことに打ち込んでいると、人生で大して必要のないことは、雑音、ノイズとして聞こえなくなるものでしょう。 自分の力がつくと、自信となり、他の人にもおおらかにもなれます。 それには、声の力からでもよいでしょう。心身の状態は、生活にも…

フィジカルとメンタルでの効用

ヴォイトレやヴォーカルの練習が全身を用いてできていっているのかは、その判断にかなり差があるようです。個人差もあれば指導する人にもよります。目的でも違います。 体の力というのなら、下手なヴォイトレよりは、ダンスや振り付け、整体などの方が効果が…

ループからの脱却☆

よい発声は、健康で元気な状態の上に成立します。 そこで、よい状態を取り戻すことからスタートします。 多くのヴォイトレでメインで行われていることです。 しかし、心身そのものを基礎としつつも、実のところ、そこだけでは支点にしかなりません。 声その…

体のしぜんと規範☆

体の声に耳を傾けます。そして、ただの心地よさ、リラックス、解放などではなく、ある規範においての自由の獲得を目指していくのです。 ストレートにいうなら、自分の邪魔しているものを取り除いていくのですが、それは、心身を解放するだけでは不可能です。…

補強して拡大する☆

不要なものは、妨げ、邪魔するものです。それを取り除くことですが、それで終わるのではありません。むしろ取り除くことには、あまり気をとられないことです。補強で器を大きくして、そうした妨げが目立たなくする方がよいでしょう。 どんなに妨げを除こうと…

力を入れて戻して

声と息と気とは、私のなかでは、ほとんど同じ概念です。 それらは自分勝手に出したりコントロールしようとしたりしない方が、結果としてうまくいくのです。 力を入れて心身を固く緊張させるのは簡単ですが、その逆は難しいです。 そこで、たとえば、力は入れ…

共感とスタンス

人間は、他の人や別のものと共感する、同期する、スキャニングすることにすぐれています。それは相手の身体や別のものの形をイメージして、見たり、聞いたり、触れたりしている状況をトータルで捉えられるからです。 その枠がみえること、そして、そこに立っ…