夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

音と健康

健康と音との関係では、いろんな研究がなされています。1気圧は1,013ヘクトパスカルです。これより高いのが高気圧、低いのが低気圧です。これは、鼓膜に対して働きかけ、気圧の変動によって、健康を害する場合もあるわけです。 そのうち、食品添加物などと同…

高周波と日本人

子音の中でも「さしすせそ」のような擦音は、高音周波数が出ます。それで発音もしにくいし聞き取りにくいのです。齢をとるとなおさらです。 日本語は、母音を中心にした言語ですから高い音は少ないのですが、日本人は自然の音を好みます。その高周波を聞き分…

電磁波のこと

耳に届いた音が脳に伝わるときに電気に変わります。人の体は電気で動いているわけですから、電磁波や鍼灸治療も効果があります。そして、人の体は、雷も通すわけです。 電磁波は、IH調理器クッキングヒーターに影響します。携帯電話の電波や高圧電線も問題に…

神秘的なもの

合理的で論理的で実証主義的なものから外れたものの中に、大切なものがたくさんあります。 欧米では、中世の魔女裁判などの影響で、神秘的なものに対して、とても慎重になったと思います。しかし、だからこそ惹かれるのです。そこでハリーポッターなどがヒッ…

科学の対象外の「気」

たとえば、心や愛や信仰、敬意や気持ち、喜怒哀楽などの感情は、科学の対象外です。その反応によってホルモンなど後付けの説明はできるものもありますが、そのもの自体は見えずに信じるものです。 スピリチュアルというと、胡散臭いようにみられる場合もあり…

「科学的に」の限界

「見えないから存在しない」と思えば、空気はないことになるわけです。その存在は科学的にも証明されていますが、科学的に証明されていないからといって、ないとは限りません。 「科学的に」とは、時代とともに証明されていく、これまで証明されなかったもの…

確率

がんといっても、半年で死んでしまうのか、5年生きられるのは、全く違うものであるはずです。確率ともいえます。 よく平均寿命や平均余命と言われます。けれども、みんながその数値に近づいているわけでも、その数値が1番多いわけでもありません。ばらつきの…

目的と観点

病気と認定される人もいれば、認定されない人もいます。 ことばで定義した以上、正しい正しくないではなく、そこからどう使えるのかという観点で見ていくのです。 何を目指していくのか、目的が何なのかという根源的な問いから考えることです。どういう観点…

ことばでみる観点

新型インフルエンザは、パンデミック・フルーと呼ばれています。その名では、現象で実態のあるモノではありません。メタボについても、症候群ですから、病気のように認定されましたが、基準をみると、ただのレッテルのように見えなくもありません。診断基準…

エビデンス

エビデンス第一主義になっているのは、最近の傾向でしょう。メンタル的にそういう説明があると、信用できるという人にはよいと思います。 しかし、そのなかで限界があったり、制限してしまうことにもなります。本来の目的に合わせ、話し合って決めていくこと…

ウイルスと薬

ウイルスが人間の体内で増殖するのを抑える薬があったとします。しかし、大切なのは、それで罹患した人がどうなるかということです。 命が救われたり入院しなくてもすんだり治ったりすると、誰もが考えますが、必ずしもそうではないのです。 薬は効くから薬…

風邪と区別しにくい

細菌感染症には抗生物質が有効ですが、ウイルスには大した治療法はありません。インフルエンザも診断キットが普及し、治療薬も出てきました。タミフルのようなものです。 インフルエンザは、高熱、喉の痛み、寒気、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が一般的で…

インフルエンザに学ぶ

インフルエンザは、細菌でなく、ウイルスが起こすものだとわかりました。しかし今では、インフルエンザの症状を起こす半数以上は、インフルエンザウイルス以外の病原体が原因とわかってきました。そこで、インフルエンザ様疾患と再定義されたのです。

検査も治療もしない

心配だから検査すると、そこで病気の可能性などが出てきます。念のためにと、薬の服用や手術などをしてしまうことによって、副作用が出て、合併症までいかなくとも、有害なことが起きることもあるのです。 ですから、高齢者には、検査をしない、病院に通わな…

感度と特異度☆

私は、精査とか感度ということばをよく使ってきました。病気を見逃さない能力も、感度と言うそうです。そして、間違えない能力を特異度といいます。 間違いを犯さないためには、検査で異常とする基準を上げていけば少なくなります。試験の合格点を下げていく…

リスク対応

そもそも、リスクのないようなことがこの世の中に存在するわけはないのです。リスクを想定してリスクを少なくする努力するだけです。 ですから、副作用がないような薬や完全な予防接種というのもありません。検査についても同じことがいえます。

検査とリスク

病院の検査についても、賛否両論があります。現在の医学においては、検査はエビデンスに基づき正しいものと思われています。 しかし、どんな検査でも病気を見逃してしまうリスクはあります。「病気ではない」と誤診してしまうことも起きます。

見立てと告知

周りが見て、病気なのに、「自分は病気でない」と言う人もいれば、病気ではないと思われているのに本人が「自分は病気だ」と言う人もいます。今の時代、それは複雑な問題になりつつあります。 何でも病気にしてしまうのはよくないことです。しかし、人によっ…

病名で病気となる☆

ある症状を病気と呼ぶのかそう呼ばないのかは、医療者の中でも意見が分かれます。 私たちは、自分が苦しいときは、「何かの病気だ」と思いたくなります。そして、お医者さんに病名を言われたら、ほっとします。 「何でもない」と言われたら、安心するどころ…

共鳴と治療

共鳴とは、同じ周波数での一方からの刺激を受け、もう一方が増幅する現象です。 2つの音叉の共振を思い浮かべてください。大きな音がすると、窓ガラスが振動したり割れたりします。それらは、共鳴現象です。 ですから、体の不調を、周波数を整えることで治そ…

電気の力

治療でも電気刺激が利用されています。 私の知り合いの先生は、「体は疲れない、電気の流れで脳が思い込むだけ、まして、頭を使うことで疲れるわけがない」と言っています。そう考えると、確かに疲れないでしょう。

人体の電気☆

人体を流れるのは、電気回路です。脳波、心電図、筋電図などの検査は、電気を捉えます。電極で電流、電圧の変化を波形でとらえるのです。もちろん増幅して測ります。 となると、人体内では、いろんな周波数が神経系に沿って振動して、共鳴し、神経系を通して…

緊急事態と自己治癒力

生命の緊急事態では、低体温、アシドーシス(体液が正常よりも酸性に傾いた状態になること)、出血、この3つを防ぐことを応急処置で優先します。この3つが揃うと、ほぼ助からないからです。 つまり、この3つを優先的にダメージコントロールしてから、手術な…

がん

国立がんセンターのがん情報サービスによると、私たちが、がんにかかる確率は男性で62%、女性で47%だそうです。 がんにかかっても見つかる前に治っている人もいます。その前に他の病気で死んでしまう場合もあります。

薬の処方

病院の薬をもらい過ぎていると思い、残している人が多いそうです。薬は使い切ることを前提に処方されているのです。どの薬も、本来は、きちんと飲まなくてはいけないのです。しかし、医者にもよるのは確かです。たくさんもらうと安心して効果のでる人もいる…

喉の診断

咳は内科が扱うものです。外科ではなく内部に潜む異常なので、対処すればわかるというものだけではありません。

診断のプロセス☆

医療機関では、症状からいくつかの病名を思い浮かべ、そのなかで絞り込んでいくのです。データを見て、患者さんを見ていくうちに、少しずつ、どの病気かがわかってくるのです。 薬を出して、その薬が効いたら、その病気だったとわかる場合も多いのです。 で…

咳喘息

医者は、喉を見て、聴診器を当てて、心臓の音や肺の音をチェックします。脈や心拍数、血圧もチェックし、お腹や背中の音も聞きます。 スパイロメーターという呼吸を調べる機器も使います。 そうした診断でも、咳喘息の可能性が高いとしかいえない、その疑い…

風邪の対処

風邪の場合は2、3週間、様子を見て、解決しなければ精密な検査を受けるというのが常套手段です。風邪かもしれないしウイルス感染かもしれないなら、医者に診てもらう必要があるでしょう。

バランス

健康食品も一つの食材に期待すること、代替医療などもエビデンスのないもの一つに頼ることについては、大した健康効果は期待できません。しかし、効果に関心をもたないよりは、よいことです。偏らずにバランスをとることが大切だということです。