08.リズム/リズム感 グルーブ
歌唱では、フレーズを縦でつなげる力が弱ってきています。 どこかで学んだ人ほど音を点でとる、音符でとる、楽譜のように正しく、横に長くつなげます。 本当は、流れのなかでメリハリを付けたり音をおかないと伝わらなのです。 最大の悪因は、カラオケのリヴ…
「西洋音楽論」で指揮者、編曲者の森本恭正氏の、西洋音楽はアンダービートという論を読みました。日本人の裏拍は1And、2And…で、Andが強いというもので、クラッシックでも二拍子が強いということです。行進や、信号が赤から青でなく黄色をはさんで変わるこ…
いっぺんにすべてのことを行なおうとするとわかりにくくなります。ピアノの初心者なら、すぐ弾くのではなく譜面読みや指の運動を、別々にトレーニングした方がよいのです。 結果というと先のほうにばかり気がいきます。そこで直そうとして直せるくらいなら、…
フレーズの中では、出だしから次の音へのつなぎは、そのあとの方向性を決める大きなポイントです。もちろん、そのフレーズのまえの息(ブレス)もこれに深く関わってきます。 海外では、音(息)の強さ、音色とリズム・グルーヴで打楽器的に声をたたみかけて…
普段からノリのよい音楽を聴き、体でリズムに慣れるように心がけることです。たくさんのリズムパターンを体に叩き込んでおきましょう。ジャズ、フラメンコ、ラテン音楽をお勧めします。 3拍子の感覚を身につけるには、馬に乗ったときのタンタータン、ダンス…
いくら複雑なメロディがついても、一定のテンポとリズムパターンを乱してはなりません。とはいえ、そこで感情を込め、部分的にメロディやリズムをフェイクしてもよいのです。そのズレこそが、個性であり、歌唱の本髄なのです。しかし、テンポの感覚を失って…
確実に強拍に踏み込んでから、アフタービートにのって放すグルーヴの動きを捉えておきます。(音楽、曲、リピート、リズム、グルーヴ、音色中心の動きなどを意識します。) 1音の音のタッチに音色が出て、次に2つ目の音との関係で音楽の演奏が始まります。…