ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

テンポを変えてチェックする

4行のフレーズでの起承転結をみる 1、テンポアップ 2倍のスピードで全体掴む 2、テンポ 2倍遅くして声と息と体の不足を知る 発声、共鳴の不統一性、入り方、切り方をチェックする。 音色とフレーズのニュアンスをみる。 3、「Ah~」と出してみる。 1、デッサ…

基礎へのアプローチ

一つのシンプルフレーズでみる声の変化の方向 1、 長くする、短くする[呼吸] 2、 高くする、低くする[周波数] 3、 大きく(強く)する、小さく(弱く)する[音圧] 4、 音色と共鳴[フォルマント] 母音(5つ+α)子音、共鳴のバランス(頭声―胸声) スケールとして5…

生産する

レポートには、その人の個性が見えるのです。これも表現の一つです。 レポートには、お金を払ってもよいと思えるほど、学ぶ人たちに役立つものがあります(ここには、アーティストとしてのプロと、生徒、もしくはレポーターとしてのプロと、2つの意味があり…

鍛錬

「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とする」 宮本武蔵のことばです。 時間、挨拶、身だしなみ、ことば遣い、整理、その上に練習(レッスン、トレーニング)があります。そこに加えるのならレポート、スピーチと、ことばで記録し記憶するとともに、人に伝…

ことば力

緊張して話せない人、ことばが出なくて話せない人、ことばにできない人の多い、「葦原の瑞穂の国は神ながら言葉解せぬ国」(柿本人麻呂、万葉集)の日本です。アグレッシブに論じたり、諭すことが、できなくなってきました。リーダーのような立場の人さえ、…

活字の力

かつて、研究所の生徒は、リソグラフで両面刷った会報を、自分でホチキスで留めて持っていきました(今は印刷です)。60~80枚くらいあり、1ページも3段でした。私も通して読むと丸一日かかりました。それを皆、食い入るように読んでいたものです。 「なぜヴ…

読み込む(ゆとり教育の批判)

私は、ゆとり教育を否定してきました。理念はともかく、現実として実践しようとしていることが理念と違って悪い結果しかもたらさないことが明らかだったからです。それなら、昔の軍事訓練、寺子屋、農業実習などを経験させる方がよいと思いました。今さら言…

会報のレポート

レポートも、慣れ、習慣づくりの一環です。それが難しい人のために、他の人のレポートをサンプルとして紹介しています。至れり尽くせりでしょう。自分の気づきと比べられます。他の人の質問や理解の仕方も学びの材料です。一つのレッスンを最大に活用できる…

身につける

早口ことばは、声の応用例です。声の力がなくても、滑舌としてアナウンサーのようなレッスンをしていると器用にこなせるようになります。楽譜に正確に歌うことと同じく、レッスンとしてはやった分、確実に身につくので、トレーナーにはありがたいメニュです…

自信にする

慣れるということで、当たり前にできてくると、「慣れればできる」という自信になります。レッスンの大きな目的は、一人でやるだけでなくトレーナーの前でやれるようになることです。やりながら慣れて、自信をつけていくことです。どこかに長くいると、ある…

相性

あなたが好きなトレーナーは、あなたが好きだからうまくいくようにみえます。それは人間関係であって、レッスンの成果は同じではありません。あなたが合わないトレーナーとやって、そこで成果が得られたら、それはもっと大きいです(トレーナーを方法に置き…

習わしと慣れ

嫌な人はどこにでもいます。表現すると、知名度が高まると、そういう人が刃をかざしてきます。嫉妬、妬み、引き摺り降ろす、世間体のように見えない圧力も大きさを増します。 日本では今も昔も大して変わりませんが、露骨でなくなって、陰険になりました。自…

タフさ

極端にする必要性は、パラダイムでの揺さぶりのためです。どうしても人は一つの見方に偏りがちです。「細かく丁寧に」と、「思い切り大胆に」は両立しにくい。表現は、そのギャップに生じるのです。どちらも自由に行き来できなくてはなりません。 それを学ぶ…

基本と極端、はみ出し

他人が与えたメニュで難しいことをやるよりは、自分の選んだ一つのシンプルなメニュを使うことが大切です。それを極端に長くしたり大きくしたり高くしたり低くしたり変じさせてみましょう。その方が気づきやすく学ぶところも大きいでしょう。気づけるように…

くり返す

シンプルな繰り返しをすると、シンプルにできることのなかにいろんな試みが出てきます。そこで、自分の状態やできたことを把握していくのです。回数をたくさんくり返すとか、たくさんのメニュをやるというのではありません。 発声のスケール練習やコンコーネ…

囚われない

シンプルなフレーズの繰り返しで、頭のなかを消しましょう。研究所のトレーナーは「頭をからっぽに」とよく注意します。頭でなく身体から動かないと声は出てこないのです。 それを知るトレーナーは、発声のためには、体力づくりや身体の柔軟管理を第一の条件…

使えない教材

声にはメンタルとフィジカルの要素が大きく関わります。だから、やる気だけで大声を出すしか取り柄のないようなヴォーカリストも活躍できているのです(ここでは日本人だけでなく海外のヴォーカリストのことも言ったつもりです。今の日本人のヴォーカリスト…

明らかになる

「できない」とか「うまくいかない」と思うのは仕方ないとしても、発声や歌で悩んだり苦しむのは逆効果です。レッスンやトレーニングは楽しみましょう。 できないことをやるからめげるのです。できなくても、うまくいかなくても、先に行けないのではありませ…

ど真ん中の声

自分の声を聞く。「そのなかに本物の声がある」とはいいません。この声は、思いとか言いたいことではなく、そのまま声という意味です。本物の声というとわかりにくい、誤解を招きやすいので、「あなたのど真ん中の声」と言います。 ピッチャーの投げる球のど…

判断レベルを上げる

発声とか歌とかが正しいかなどを問うのはありません。いかに声の状態を把握できているかを問うていくのです。正しくというよりは、その把握の精度を少しずつ深めていくのです。 私はあなたの声の「ハイ」だけで100のマップ(声の図)を描けるでしょう。歌の…

ベースをやるということ

ベースとなるトレーニングは、できることでよいから丁寧にしっかりとやりましょう。 調子のよいときは少し無理してもよいです。悪いときはベースとなるトレーニングがしっかりとできるように戻すことです。本やトレーナーを使って、「できないことを無理して…

雑念を切る

トレーナーにつくのは、メニュや方法に振り回されなくなるためと思ってはいかがでしょう。一人でやるとプロセスに確信が持てず、疑問を持つことでしょう。そこで他の人に聞くのはよいことです。まして専門家であるトレーナーの意見、アドバイスは貴重です。…

ヴォイトレの効果

発声の原理、理論や発声のメニュ、アドバイスなどを、私たちはたくさん公開しています。数多くのヴォイトレのノウハウや教えがあります。しかし、これを使う前に、そういうものを使わずに歌手となって活躍している人の方がずっと多い、いや、むしろそういう…

自分の声、本物の声

私もある程度、相手やシチュエーションによって声を使い分けています。声のことで私に会う人には、それほどブレず、同じスタンスで、同じ声で対します。歌手や役者ではありませんから、よい歌声やよいせりふをみせるのではありません。トレーニングした声、…

トータルとしての声

声の世界について、みると、そこも広く深い世界です。あらゆるものが繋がっています。日常にも仕事にも声は使われていますから、芸として声を切り離すこともできません。これまで使ってきたプロセスも全て刻まれているのです。 そういう面ではトータル、あな…

100の内訳

目標100のうち、声20、歌20に加える60は、研究所に来る人でみると、声5、歌3くらいで、10くらいがダンス、作詞、作曲、アレンジで10ずつ、演奏能力もありますし、ステージやビジュアルと応用の作品での演出レベルではプロもいます。作詞作曲の力が30+30=60…

声20+歌20

当初、研究所の拠点は、音楽事務所や音楽大学の関連施設でなく、六本木の俳優座の事務所におきました。声楽家より役者の方が、声が早く鍛えられていたのを体験していたからです。その前は、声優の学校もつくった音響の専門学校におきました。音楽療法の桜林…

正道のプロセス

レッスンにおいて声だけでなく歌においてもオリジナルのフレーズを求めざるをえなくなったのは、私のヴォイス本が「ロックヴォーカル基礎講座」というタイトルで最初に出たせいかもしれません。ロックのヴォーカリストになるノウハウの本と思った人が少なく…

二重構造の声

本来は、人とうまくやっていくための声と、ステージで求められる声は違います。日本のように、丁寧なビジネス声が求められる社会では、接客マナーでのよい声は、マニュアル化されています。誰にも同じように、浅く軽く表層的な静かな声、あるいは、一方的に…

表現の定量化

プロとして問われる音声の表現力を100とおいて、100%とします。すると、声は10、歌は10、このあたりが当初、私の考えていた歌い手の条件でした。声の基礎や歌の基礎をやりつつ(あるいは、習わなくとも自らできていて)、声がよい、歌が上手いというレベルで…