ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

土俵を創る

私なりに経験上言えるのは、人生捨てたものでなく、個性や才能は一本道でない、多様なものだということです。スポーツのようにフィールドが決まっていると100メートル走でも、最初からそこそこに速くないと、生涯どう努力しても選手にはなれません。しかし、…

表現と基本

アーティストからは、声よりもステージや歌やステージに学ぶことです。そこはプロなのです。プロに対しては、どこのプロ、どこがプロなのかをきちんとみることです。ヴォイストレーナーの行うメニュや方法の方が、ヴォイトレとしては、プロなのでよいはずで…

アーティストに学ぶには

師である先生やトレーナーが表現者であるとき、その表現に惚れて、つくわけです。型を学びつつ、似せていくのか、似せるとよくないのかは、そのアーティストのレベル、あなたの学ぶ目的、レベル、タイプにもよります。 表現としては、プロのアーティストには…

価値をつくる

下手にトレーナーにつかない人やトレーナーに合わない人の方がアーティストになるのは、トレーナーのレッスンが邪魔しているせいということもいえます。でも、それはトレーナーの使い方も悪いのです。 一方的に依存する。たとえば、ときに自信にあふれた歌手…

邪魔

本来は、上に大きく伸びつつ地中に深く根を張るのが望ましいのですが、ここでもいくつかのタイプがいます。深く深く根ばかり張るようになってしまう人もいます。深くしても上に出ないで浅く広く張る人もいます。上にだけ伸ばす人も、横だけに伸ばす人もいま…

ギャップ

「10年たったらわかる」ようにするのです。誰もがわかるようになるのではありません。人によって何年かは違います。実際の年月は大した問題ではありません。積み重ねがものになっていっているのか、年数を経ただけなのかです。実質としての10年が一つの単位…

スタンス

学ぶというスタンスがわかっていないと、学んでいるようでも大して学べないし先がありません。スタンスは、声を学ぶことよりも大切なことです。声を学んでいるつもりでも、学ぶのは声ではないのです。スタンスが学べたら声もものになる可能性が高まります。…

師と創造

私にとっての師は、わからないことをわからないままでなく、そのうちに認められるようになりそうな何かを感じられるヒントを下さるところにあります。その頭の中、奥行きは読めないでよいのです。読めるくらいなら必要ありません。むしろ、自分の実力や個性…

地ならしをする

養老氏の「バカの壁」に触れました。壁の内側にいると、外側は、その存在さえわからないのです。 声は、レッスンの中でもトレーニングの中でも、常に、ではありませんが、あるとき次元が変わります。パラダイムが組み変わるのです。レッスンはそのためにあり…

レッスンを通して、何を得るのでしょうか。それは新しい声、新しい感覚、新しい自分、つまり、大きく変わった自分に出会うのです。それを「今すぐに」というから、今の自分を変えていきたいというのも、変えるスケールが本当に小さくなってしまったのです。…

教育ビジネス

夢がかなわないのではなく、真の実力が身についていっていないだけです。 この点については、クラスで平均点を取れたらよいとか3年続けたらよいなどという甘いものではありません。だから「わかりやすい」とか「やさしい」などというCS(顧客満足度)におい…

真逆へいく

真理は、自分も超えているというのがわからないなら、自分の考えると正反対、真逆な方向がよいということです。多くの人ができないことなら多くの人の進む方へ行かないことです。理解を超えるという意味では、逆の方があなたの可能性を大きく開く確率は高い…

カラオケ化するヴォイトレ

本当に学ぶというのは、自分の理解をはるかに超えるところに学ぶということです。すぐれていく人は、海外の一流のアーティストのステージや作品にストレートに学んでいます。ヴォイトレなら「どうしてあのような声が出るのか、まったく理解できない」「実感…

100パーセント

他のスクールで、ヴォイトレで歌い手が伸びないと相談を受けることがよくあります。大体は、本人が100パーセント出しきれていないからこそ、全力でやるべきなのに、それをトレーナーを「お目付け役」として使っている感じです。家庭教師で例えると、机の前に…

伸びしろ

「声は日常の中にあるから、楽器のようにいかない」ということは、先生やトレーナーを選んだり、方法メニュを選ぶのにも、思っている以上に難題となってくるのです。 まして自分の性格、個性や評判などを気にするようになり、本やCDや、ネットの多くの情報に…

伸びしろ

「声は日常の中にあるから、楽器のようにいかない」ということは、先生やトレーナーを選んだり、方法メニュを選ぶのにも、思っている以上に難題となってくるのです。 まして自分の性格、個性や評判などを気にするようになり、本やCDや、ネットの多くの情報に…

大きく学ぶには、選ばない

自分に身についていなくて相手に身についているものは、自分には判断はできないのです。それを判断できるトレーナーを選ぶのに、自分ですぐにわかると思うくらいなら、それは身についても大したものではないといえます。 大きく学ぶことは、大きく自分を変え…

身につくということ

本当に身についていることの結果は、身についているのですからそれで全てです。そこで価値が周りに感じられていればよいのです。他人に与える価値ということなら、他人がそれを感じていればよいのであり、本人は知らなくてもかまいません。それでやっている…

目標のつくり方

目標設定は、今の立ち位置を捉え、目的地(心、体、発声、歌、表現、すべて)を設定することです。これに数年かかることもあります。 1.強化、鍛練、基礎、体、呼吸、声←役者レベル 2.応用、チェックとアドバイス、感覚―耳←声楽レベル 声そのものは、表現に…

一流の歌との違い☆

世界レベルの歌い手は、ことばをメロディにのせて歌っているのではなく、歌との距離をとって、音の流れのなかで自由に声で表現を創っています。歌のメロディや楽譜にべったりとくっついていないのです。日本の多くのヴォーカリストは30代以降(世界では60代以…

ロングトーンとビブラート

抑揚、ここでは、心地よいビブラートの意味ですが、これをつけるのに、強弱、高低、長短、艶(音色)の変化があります。それぞれ個別に試してみましょう。 息から、発声=共鳴のところで、その効率をどのようにするかは、最大の問題です。これまで声の立ち上…

トータルとしてみる

しぜんにするためにはふしぜんにする。力を抜くためにストレッチする。力を入れて脱力します。 人はやりたいことがあるのに、やれない。そのことが問題になる。やりたいことができないときは、やりたくないことをやることでアプローチするのです。 練習も続…

呼吸の復活★

体の動かし方の再調整と強化には、呼吸を伴わせることが大切です。そのために吐ききってみましょう。発声のコントロールや呼吸保持などは、体から息の吐ける人が次のステップでやることです。ヴォイトレのメニュでは、最初から少ない息で丁寧に声にすること…

体の復活

達人の域の手技をもつ先生が来所されました。そこで体験したことは、武道にも通じる、神経というか経絡というか、ある感覚を思い出しました。 誰しも年齢を経ると日常のなかで、老化に抗うことを考えます。1年に1パーセントずつ、筋肉が動かなくなっていくと…

逆行のマニュアル

平均的なマニュアルとは、逆行するような指導例をいくつか挙げておきます。研究所のトレーナーへの共通Q&Aブログには、もっと極端な例もいくつかあります。 呼吸 鼻でなく口で吸う たくさん吐くように これは、呼吸で声の流れ、均等、声の深さ、芯を養う…

トレーナーのタイプ

研究所のトレーナーにもいくつかのタイプがいます。相手により、やり方もかなり変えているので一口では説明できませんが。 壊すような対処をするのはリスクも伴うので、どのトレーナーも行うわけではありません。誰にでも行うことでもありません。そういう才…

レッスンのよしあし

メニュや方法だけをみて、そのレッスンのよしあしや正誤を判断することはできません。 大きな目的を目指すなら、自らの可能性を追求します。可能性を大きくするためには、くせをとるか棚上げにしなくてはなりません。個性(オリジナル)として取り出すためには…

壊すということ

生活のなかで身についた体感、考え方は、簡単には変わりません。それを壊すためにレッスンはあるべきなのです。 壊すというのは、めちゃくちゃにするというのではありません。何かうまくいかないのは、何かしら、うまくいっている人のようにやっていないので…

レッスンの役割

学べないということさえ学ばないとわからないのですから、こうして学んでみるのは、有意義なことです。本や他の人の言うこと、レッスンなどに充分に惑わされてください。多くの人は、そこまでいかずに、よい本、よいレッスンだったと、疑いもしないで終わり…

本の役割

どんな分野でも、教科書のように、古典的なものは、初めて書かれたり、長く使われていたことで価値があります。それは、先人の残した知恵へのインスピレーションが鋭ければ、とても役立ちます。しかし、その受け売りのような扱いとなると、「過去」の「他人…