2024-04-24から1日間の記事一覧
喉頭を下げると、声道の長さが伸びます。フォルマント周波数が下がり、低く太い声になるのです。それは体が大きいということで、有利だったのです。 ちなみに喉頭が常に低い位置にあるのは、人のほかに、コアラやモウコガゼルです。犬も吠えるときにそうなり…
最近の研究では、猿の発声器官でも、言語を発する条件は伴っていると証明されています。しかし、調音器官をコントロールする認知能力がないと、話せないわけです。
喉頭が低い位置にあるほど、舌の可動性が高まり、明確な発音ができるのです。 話すときは、毎秒20個から30個の速度で音を変化させることができます。いかに効率的かということです。