夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身声のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

13.知識/医学/科学

戦闘ゲームのようにしない

アニメやゲームなどの影響でしょうか。戦闘能力の数値化などから、あまりにデータに頼ることに慣れてしまいました。それを、まるで科学やエビデンスと思うようになったのではないかと思うときがあります。 数値だけを信用の根拠にしてしまうのは、本当におか…

科学の無力な分野☆

科学は、エビデンスという、誰もが同じと認めるものの上でしか成り立たちません。 でも、声や歌などの世界では、誰にでも同じようにはみえない、聞こえない、感じられないのです。 もし、「同じようにする」、「同じようになる」というところでエビデンスを…

ハチミツと声☆

「ハチミツを飲むと、声はよく出ますか」と聞かれます。 そう公言しているアーティストやトレーナーもいます。ハチミツにもいろいろあるし、個人差も大きいです。 プラシーボ効果でもあると思います。 それは、思い込みによるものですが、たとえば、データ以…

ニセ科学にひっかからない☆

科学とか科学的とつくと、批判的な目を向けず、盲信してしまう、お任せしてしまい、考えない人は少なくありません。 指導者、専門家、マスメディアの言うことを鵜呑みにする、それは、基礎的な知識や規範が欠けていることなどが考えられます。 急ぎ過ぎる、…

科学について☆

Scienceの語源は、ラテン語のScientiaスキエンティアです。 Sciは知る、entiaは成すで、「知る」を「成す」のです。これは、自然科学だけでなく、あらゆる知識を得ることでした。 科学とは、理論と実証によって、自然世界の普遍的な原理、法則を発見すること…

科学的な検証

科学的な検証は、次の1~4を必要とします。 1.様々な例を列挙する 2.内容を調べて分類する 3.全体を貫く理由を考える 4.結果的にどうするのか提案する

メロディと詞

三島由紀夫は、「言葉は音楽の冒涜であり、音楽は言葉の冒涜であって、言葉の持つロゴスは、すでに音楽の建築的原理の裡に含まれており、言葉の持つパトスは、音楽の情感的要素によって十分代表されているはず」と言いました。 ことばとメロディは、矛盾しな…

光より音が速い☆

物理世界では、光速は30万キロメートル/秒、音速は340メートル/秒ですから、光は音よりずっと速いのです。花火では「ピカッ」と開花して、しばらくしてから「ドーン」です。 しかし、40メートル内になると、目よりも耳、視覚で捉えて動くよりも、聴覚で聞い…

3Dから4DXへ

錯覚や錯聴は、実際とは違うのでイリュージョンとなります。 しかし、そこにリアル感があり、本物以上の体感を与えると、現実以上にリアルなシミュレーションゲームができるのです。 それは、誰もが映画でも体験しているわけです。3Dから触覚、嗅覚なども含…

声の可視化

バレエやダンスの練習では、動きやポーズを鏡の前でチェックします。 それに対して、声や歌では、録音の再生でチェックするのです。音声の分析がグラフでリアルタイムに表示できるようになったので、それを参考にチェックすることもできます。 ここで大切な…

主観と客観

アインシュタインの示す世界は、ニュートンが示す世界よりも物理的世界というようなことになります。でも、私たちは、リンゴが落ちるとみえる主観的世界にいるので、リンゴを地球が引っ張っているというニュートンの世界は、充分に、物理的=科学的です。主…

人の目と錯視

ニュートンは、物理学者で、プリズムの実験では、光を七色に分けてみせました。色によって屈折する角度が違うことを発見したのは、18世紀初頭のことでした。 そこから1世紀ほど後、ゲーテは、色彩論で反論します。プリズムを目に当て、白と黒の間に色をみた…

心の数値化

スマホでは、歩数計が使われています。(今は、万歩計とは言わないのでしょうか。) それと同じく、身体の情報がすべて数値化されて記録・管理される日は近いでしょう。 体の次は心、つまり、情動を数値化することになるでしょう。喜怒哀楽といった感情を記…

声の身体性☆

他人にくすぐられるとくすぐったいのに、自分でくすぐっても、くすぐったくはないですね。ロボットアームでくすぐると、どうでしょう。自分で操作すると、やはり、くすぐったくないのですが、0.2秒以上の時差をつくると、くすぐったいそうです。 イグノーベ…

姿勢とスマートスーツ

眼鏡も医療機器だったのですから、義手義足もメガネのようにファッションとなるでしょう。センサーや筋肉の電気処理技術の発達に加え、3Dプリンターでの造形が支えます。 廊下に立たされたのび太は、ドラえもんから「ゴルゴンの首」を借りて、足を石にして疲…

音のネットワーク

ウェアラブルコンピュータは、アップルウォッチほどに小さくなりましたが、この先、メガネ型や指輪、皮膚への埋め込み型となっていくことでしょう。SF映画でおなじみですね。 元をたどると、これはスマホ、携帯、電話と遡ります。 その機能は、声と聴覚を結…

純粋思考

考えるといっても、真面目に考えたら、何でもわかるわけではありません。 どんなことも、いろんな立場、見方があります。当事者であれば尚のこと、第三者として相手の言い分を聞き、客観的に情報を集めたら、必ず、総合的に正しく判断できるなどということで…

「正解」にとらわれない☆☆

喉の位置などを「正確に」などと客観的に観測すると、その一瞬を、どこかに固定されざるをえません。それは、解剖学のように、死んで動かなくなった状態です。波動が粒子になったように固定されます。動きの中の1枚の写真のように確定してしまうのです。 し…

介入と非局在性

ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」というベストセラーがありました。現実化したのは思考、選択した結果ということです。 芸術は、時空を超えると言ってきましたが、あらゆるものもまた、そうなのです。そして流れている、つまり絆なのです。 「今、こ…

固有振動数

ものが振動で共鳴、共振するとき、その振動数は決まっています。これを固有振動数といいます。 最近は、これについて、体内の細胞や臓器との関連で研究されています。固有振動数の乱れで病気になるなら、それを整えて治すという考え方です。 実際に音楽療法…

声と血管☆

「人は、声とともに老いる」 これは、アメリカの医学者、ウィリアム・オスラーの「人は、血管とともに老いる」のことばから、私が仮借したことばです。 声帯への補給路は、一本の血管ですから、血管と声とは深い関係にあるわけです。 血管は、体中に10万mほ…

原点は赤ん坊☆

小さな体でも、赤ん坊の声はよく通ります。遠くまで聞こえます。その声量にさえ負けているのなら、学ぶことはそこにあります。しかし、その声を出せるようになったところで何ともなりません。 小さな体でも、あれだけの声を出せるのだから、私たちはもっと大…

日本語は、文字で聞く☆☆

私たちは、耳から入ったことばを文字化し、漢字をイメージして捉えます。 それに対して、欧米の人は、あの記号でしかないアルファベットの文字をみて、音化して捉えていると思います。 表意文字ideogramと表音文字phonogramの違いを考えてみましょう。 漢字…

受け身での言語☆

私たち日本人は、外国語を、彼らに何かを「言うため」ではなく、彼らから「聞くため」に学んできました。 そこにあったのは、日本語にはない新しい感覚や価値体系、その発見と学びです。 それこそが外国語を学ぶ意味だと思うのです。

排出物への親しみ

身体の内側から外に出ると、汚いものとなります。鼻水、唾、小便、大便、ゲロ、垢、フケなど、涙を除いて、きれいと思われるものはありません。 でも、内にあるときはそうは言われません。内といっても体内ですが、体の中ではありません。穴や腔や筒というと…

真相

真理を求め続けること、たとえば、ミステリー小説を読んでいく途中、その真相がわかるとミステリーは終わります。そのストーリーは、半ば死ぬわけです。一冊が終わることなく、謎が解かれず終わるのは、残念なことと思います。 しかし、多くは、その後も少し…

八雲と声☆

小泉八雲は、左眼は失明、右眼も強度の近眼でした。その分、聴覚が鋭かったともいえましょう。 見るのは主体的、聞くのは受動的です。聞くのは、体感し身体的にくるものです。 彼が、船のエンジン音を「コトシヌシノカミ オオクニヌシノカミ」など「カミ」と…

専門性

科学的な本についての批判、少なくともヴォイトレにおいて、発声の原理や共鳴の分析などが、何らトレーニングとは関係ないことは、これまで述べてきました。生理学、音声学での科学の統計、法則、理論は、歌唱やせりふの練習での本人の変容と関連づけがされ…

基本は声☆☆☆

「人物判断の基本は声、その人の人間的な成熟度がわかる。成熟度が低いと声が平坦、声種が一つ、基本的に子供で歳はとっていても経験の質が豊かでない」内田樹氏のことばです。

日本の歌は、音楽より詞

クラシック音楽で確立された楽譜は、音の高さとその経緯(時間)を表しています。リズム(この場合、長さ)とピッチ(音高)は表記できても、音量、さらに音質はわかりにくいのです。神楽、民謡、わらべ歌や邦楽は、後者を優先します。日本の歌はことば、詞…