夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

13.知識/医学/科学

適合

最終的には、その人のセンスや直感ということです。正しいことは、すべての人に当てはまらないというのと同様に、ごく一部の人にすごく当てはまることがあるので、その関係については、外から批判できるものではありません。

成立

多くの人が続けているのであれば、何であれ、続かないところよりは、何らかの結果を出しているということがいえます。 その結果の程度が、どうであれ、本来の可能性よりもとことん低いものであっても、それを良しとする人々が、それを求めるのであれば、成り…

検証☆

多くの人は、今起こっている現象、結果をきちんと見ていません。自分の経験だけで、主観的にしか判断できず、他人の意見や経験との比較や、検証もしていないのです。 自分はともかく相手に対して働きかけるということは、違う人間に対して行うということです…

身体と観念☆

例えばベジタリアンで、肉が身体に合わないという人は、わかるのです。身体の声に従っているからです。 しかし、自分の観念から拒んでいる人は、頭で考えて判断するわけです。それによって自分に正しいとかよいことをしていると思うのは、おかしなことです。

フードファディズム☆

科学を立証した事実に関係なく、食物や栄養が与える影響を過大評価することを、フードファディズムといいます。 ヴォイストレーニングのなかでも、似たことは、大いに行われています。それを理論のようにして指導している人や、信じている人は、気づいていな…

解毒

サプリメントの取り方以上に、解毒法が大切です。汗を出す、食を断つ、便や尿をよく出すことです。また解毒する機能を持つ食材を摂取することも必要です。

マザーリーズ☆

人間には毛がないから、お母さんが抱かないといけません。だからチンパンジーは顔を見る必要はないのです。 マザーリーズは、母親が子供がわかりやすいように話しているように思われていますが、母親が子供の真似をしているというところもあります。より高い…

「科学的に」の限界

「見えないから存在しない」と思えば、空気はないことになるわけです。その存在は科学的にも証明されていますが、科学的に証明されていないからといって、ないとは限りません。 「科学的に」とは、時代とともに証明されていく、これまで証明されなかったもの…

科学の対象外の「気」

たとえば、心や愛や信仰、敬意や気持ち、喜怒哀楽などの感情は、科学の対象外です。その反応によってホルモンなど後付けの説明はできるものもありますが、そのもの自体は見えずに信じるものです。 スピリチュアルというと、胡散臭いようにみられる場合もあり…

ことばでみる観点

新型インフルエンザは、パンデミック・フルーと呼ばれています。その名では、現象で実態のあるモノではありません。メタボについても、症候群ですから、病気のように認定されましたが、基準をみると、ただのレッテルのように見えなくもありません。診断基準…

目的と観点

病気と認定される人もいれば、認定されない人もいます。 ことばで定義した以上、正しい正しくないではなく、そこからどう使えるのかという観点で見ていくのです。 何を目指していくのか、目的が何なのかという根源的な問いから考えることです。どういう観点…

確率

がんといっても、半年で死んでしまうのか、5年生きられるのは、全く違うものであるはずです。確率ともいえます。 よく平均寿命や平均余命と言われます。けれども、みんながその数値に近づいているわけでも、その数値が1番多いわけでもありません。ばらつきの…

感度と特異度☆

私は、精査とか感度ということばをよく使ってきました。病気を見逃さない能力も、感度と言うそうです。そして、間違えない能力を特異度といいます。 間違いを犯さないためには、検査で異常とする基準を上げていけば少なくなります。試験の合格点を下げていく…

喉の診断

咳は内科が扱うものです。外科ではなく内部に潜む異常なので、対処すればわかるというものだけではありません。

薬の処方

病院の薬をもらい過ぎていると思い、残している人が多いそうです。薬は使い切ることを前提に処方されているのです。どの薬も、本来は、きちんと飲まなくてはいけないのです。しかし、医者にもよるのは確かです。たくさんもらうと安心して効果のでる人もいる…

がん

国立がんセンターのがん情報サービスによると、私たちが、がんにかかる確率は男性で62%、女性で47%だそうです。 がんにかかっても見つかる前に治っている人もいます。その前に他の病気で死んでしまう場合もあります。

緊急事態と自己治癒力

生命の緊急事態では、低体温、アシドーシス(体液が正常よりも酸性に傾いた状態になること)、出血、この3つを防ぐことを応急処置で優先します。この3つが揃うと、ほぼ助からないからです。 つまり、この3つを優先的にダメージコントロールしてから、手術な…

人体の電気☆

人体を流れるのは、電気回路です。脳波、心電図、筋電図などの検査は、電気を捉えます。電極で電流、電圧の変化を波形でとらえるのです。もちろん増幅して測ります。 となると、人体内では、いろんな周波数が神経系に沿って振動して、共鳴し、神経系を通して…

信心

のど飴なども、健康食品と同じで、喉によいものを体外から取り入れたところで、大した効果がないといえばそれまでです。メンタル的な効果ということです。 ただ、それで効いたと信じるなら、効果は大きいので、「そう思える人は、そうしてください」と言って…

バランス

健康食品も一つの食材に期待すること、代替医療などもエビデンスのないもの一つに頼ることについては、大した健康効果は期待できません。しかし、効果に関心をもたないよりは、よいことです。偏らずにバランスをとることが大切だということです。

風邪の対処

風邪の場合は2、3週間、様子を見て、解決しなければ精密な検査を受けるというのが常套手段です。風邪かもしれないしウイルス感染かもしれないなら、医者に診てもらう必要があるでしょう。

咳喘息

医者は、喉を見て、聴診器を当てて、心臓の音や肺の音をチェックします。脈や心拍数、血圧もチェックし、お腹や背中の音も聞きます。 スパイロメーターという呼吸を調べる機器も使います。 そうした診断でも、咳喘息の可能性が高いとしかいえない、その疑い…

診断のプロセス☆

医療機関では、症状からいくつかの病名を思い浮かべ、そのなかで絞り込んでいくのです。データを見て、患者さんを見ていくうちに、少しずつ、どの病気かがわかってくるのです。 薬を出して、その薬が効いたら、その病気だったとわかる場合も多いのです。 で…

ベルカントと言うな☆

ベルカントについては、とても多く、そういう人と触れてきたし、いろいろに使っているのを聞いてきました。その示すところは、それぞれに異なっています。 訳すると「よい声」ということです。歴史的には1840年頃までの歌唱様式となります。しかし、それは誰…

予防と強化

喉が悪くなったら治すのではなくて、予防していくというのは、病気の対策と同じです。悪いところがなくなって、そこで終わるのではなく、本当はそこからメンテナンス、さらなる目標へ向けての強化訓練が必要なのです。

声と肉

「俺はのどだ、舌だ、歯だ、唇だ、のどちんこだ、声なんだ」(谷川俊太郎「スキャットまで」より)

ことばから歌へ

杜甫、李白、阿倍仲麻呂など、 かつて、世界中の詩人たちは、 自分自身の声でうたいかけていました。

皮膚感覚とボーダー☆☆

日本人は、触感に敏感で、日本語にはオノマトペが多いです。ちぢこまったときに皮膚を触るのは、外とのボーダーを取り戻すためです。皮膚は、外界とのボーダーですが、心理的には拡大も縮小もします。 頭に引きずられると、感覚が実際に感じている以上に広が…

論と証拠

なぜ、医師は、患者よりパソコンの画面をみるのかと思ったことがあります。データチェックや入力業務の必要以前に、きっと、それが魅力的か、楽だからでしょう。 しかし、データという事実は、見方次第でどうにでもなるのです。(alternative fact) 人は、…

戦闘ゲームのようにしない

アニメやゲームなどの影響でしょうか。戦闘能力の数値化などから、あまりにデータに頼ることに慣れてしまいました。それを、まるで科学やエビデンスと思うようになったのではないかと思うときがあります。 数値だけを信用の根拠にしてしまうのは、本当におか…