夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身声のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

09.音程/音感/聴音

加工されていない歌

第一に、他の人のはなるだけ加工されていない声を聞きたいものです。不調のときや失敗したときなどの方がわかりやすく、勉強に使いやすいともいえます。となると、一流より二流に学べる、ともなるのです。 邦楽の人が来たら、師匠と先輩、師匠の師匠、その流…

音と声

聴覚は嗅覚、触感に近いもので、深いところにのっています。コーヒーを飲むときは、味覚に嗅覚を伴います。しかし、視覚も関係しています。多くのものは視覚を介して入ってきます。視覚は対象を客体として客観視します。こちらからみて、よいとか好きとか判…

耳を移す

自分の聞き方が何に基づき、どういうスタンスなのかを理解すると、いくつかのスタンスにうつしてみることができます。私、多くの別の分野で価値観の違う人ともやれるのは、それができるようになったからでしょう。その人とは「ここは違うがここは同じ」とわ…

音の聴き方

私は、最初、プロデューサー、作家と仕事をしたので、自ずと彼らの聴き方を学ぶことになりました。そこで自分の聞き方の偏り、あるところに対しての、バランスの悪さや弱点を知りました。聞き方が確立するには、発声がそれなりに身についたあとも丸々10年か…

育ち

昔は、両親、先輩や友人、兄弟の聞いたレコードから好きになって、音楽の道に入ったという人が少なからずいました。「三つ子の魂百まで」です。わからないうちに量として入ったものが基礎となっているのです。 歌手もトレーナーも他の分野のプロと同じく、一…

コーヒーをあまり飲まない人には、コーヒーはおいしくないか、体に合わないのかもしれません。昔、マクドナルドのコーヒーはまずくて、起きぬけや体調の悪いときに飲むと、気持ち悪くなりました。しかし、気にせずに、おいしいと飲める人も少なくなかったの…

声は音の世界

声は音ですから、聴覚で捉えます。自分の声は、骨振動でも自分に伝わっています。他の音も体でも捉えているわけです。限度を超えた低周波や高周波は、人間の耳の鼓膜だけではとらえられません。 映画館やお祭りの大太鼓、花火の音など、重低音は、心臓や胸、…

聴音能力

誰もが外国語のネイティブな発音にこだわり憧れます。しかし、コミュニケーションにおいては、発声能力が劣っていることの方が問題です。 まず、声量が第一で、発音が正しくても、小さな声では伝わりません。息が強くないと伝わらないのです。特に英語など強…

外国語の音声

私たち日本人が外国語の習得、特にヒアリングと発音に弱いのは、アグレッシブとはいえない控えめな性格や、同一民族での農耕生活であったことからの必要のなさ、学び方(教育)にあります。私にはその結果とも思えるのですが、日本語が音声としては、いたっ…

声の感じの力

声は年齢によっても変わります。語感にも、声の感じが強いと思われるものがあります。私なりに分類すると 1.語感―ことばの音声と意味の割合が強いもの 2.音感―発音の感じの割合が強いもの 3.声感―声の感じの割合が強いもの 感嘆詞などがわかりやすいのですが…

生活と声

語感についての研究者がいます。一読してみるとよいでしょう。音感もまた、語感と同じく発声の原理、生理学に基づいて考えた方がよいですね。 母語というのは、それを使う人たちの性格、文化、風土とともに生まれ育って受け継がれてきたものです。その点、性…

名前の音

私は留学生に「今日は何の日」という日本のさまざまな記念日や「画数占い」、陰陽五行説などを紹介しています。画数というのは格付けや子供の名前をつけるのにも使います。 今時の子供の“キラキラネーム”の是非はともかく、音声について、名前では早くから研…

楽譜からの歌、原型に戻す

よくレッスンで受ける「楽譜通り歌いなさい」も「楽譜をみて歌いなさい」も、どちらも曲が未消化になり、ふしぜんです。 1.楽譜で覚え 2.楽譜を忘れて歌い込み 3.楽譜に戻って完成させる ことです。まさに守、破、離なのです。 この場合、楽譜に戻っても、そ…

楽譜は地図

いつまでも遠くの山に憧れていないで山に入りましょう。 楽譜というのは、実際のレッスンに対する、文章のようなものです。山でいうと地図です。地図があると便利ですが、初めて登った人は、そんなものはなかったのです。効率や安全を考えないのなら、絶対に…

読譜について

「音大に行かないとオペラ歌手になれませんか」など、「○○でなければ○○になりませんか」というのは、頭で考えると迷ったり悩んだりするものです。それよりは、やりなさいということです。 楽譜が読めても歌手になれないし、音大に行ってもオペラ歌手になれな…

楽譜とオリジナリティ

楽譜とオリジナリティについて、ときに、こんな質問がきます。 「楽譜は読めなくてはいけませんか」 「楽譜通り歌うのですか」 本当は、ここでとりあげたくありません。なぜなら、どうでもよいからです。悩んでいる人にどうでもいいというのではありません。…

考えるよりも味わう

楽譜を大切にするのはよいのですが、もっと大切なのがみえないのは、困ります。私が、サンプルとして聞かせると、「曲名、歌詞、楽譜、アーティスト名を教えてください」といわれます。それを知ること、覚えることが基本だと、思っているのですね。そのまえ…

日本人の聞き方

日本人の耳は、 1.母音を聞く 2.メロディを聞く 3.ストーリーを聞く ようにできています。歌からみると、優先順は、3、2、1、ヴォイトレでは1、2、3です。

絶対音感のメリット

私は幼いときに、ピアノを習っていたためと思いますが、絶対音感があります。弾いている音の高さが音名(固定のドレミ)で聞こえてくるので、原調(そのままの高さ)の楽譜が書けます。人の歌っている歌に、音を付けることができます。自分が歌うときに、導…

絶対音感のデメリット

絶対音感のデメリットもあります。音の高さとは、その基音となる「ラ」(440Hz)が435-444Hzあたりで、演奏者が決めているくらいあいまいであり、演奏上の一つの音での絶対的な高さというのはないということです。相対音感があれば、充分なのです。絶対音感が…

絶対音感不要論

絶対音感教育を指導しているところもあります。最上葉月さんの書物「絶対音感」が大ヒットしたように、日本人はこういう基準に頼りたがる人が多いです。ビートたけしさんなどでさえ、「絶対音感がないから、すぐれたミュージシャンになれない」というような…

音程を正す前に

音程をはずす、リズムののりが悪いなどは、それをどう直すかでなく、そんなことが起こっていることがもっと大きな問題なのです。 本来、問題に上がってこないために、一流のアーティストがしてもいないトレーニングを、そこに設定することの意味のなさを考え…

音楽の流れで覚える

音程をトレーニングするなら、その課題ができるのでなく、そのうち無意識に歌の中でおかしな流れにならないように、結果が出てくるようにするためです。 つまり、より心地よく快感に相手に伝えようとし、その声の起こしていることを繊細に把握していく能力が…

読譜力、初見力について

楽譜は、音の高さ(ピッチ)と音の長さを表わします。瞬時に出ては消えていく時間軸の音楽を空間に目でわかるようにしたものです。そこに示された、論理、秩序、法則性(作曲家と音楽のルール)が、その音楽の形です。解釈や比較、他の人への伝達に便利です…