夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

形と実

歌などという形にとらわれて頭声発声になっているのは、自分で自分の首をしめているものです。声でも同じだと思います。 プロとなって、歌って食えればいいというレベルと、それが人生の中で重要な役割となっているレベルでは、全く意味が違います。 ですか…

材料

ノウハウを「勝手に組み入れろ」といわれると大変です。ですからテキストがあるのです。 でも大変でなければ、身にもつかないのです。それをサジェストするのが、材料なのです。

食べ物

身体によいものばかり食べていると身体が弱ります。まずいものを食べて鍛えることも大切です。暑かったり寒かったりするのも、身体を鍛えます。トラブルも、私たちの心を強くしてくれます。

研究所の課題

研究所も、トレーナーも、ただの名前ですから、そういったものを消して、自分というものの存在だけが残ります。 自分の頭の中にある、何らかの成果を探そうとします。しかしそんなものは大して使えません。ですから頭に頼らないことです。これまでの正解は、…

レベルアップ

自分ができてないとか、いわれた通りになっていないというのが自分でわかると、レベルが上がるわけです。 わかったとか、できたなどと、レポートに書いている段階では、その先の問題に当たる前のプロセスだと思えばいいわけです。自覚が必要です。

死生観

最後のところは、人間どうあがいても死ぬわけです。その死生観がきちっと確立してないところから、いろんな迷いが起き、欲望で振り回されたりするわけです。与えられた使命を知り、それを果たしていけたらよいのでしょう。

使命

外のことは知らなければいけないんですが、全て自分の中にいれ、自分の中で直感的に問います。人のためにとかみんなをよくしようと、自分の思いだけで動いても、それはなかなか伝わらない、思うように受け取られるものではありません。テストの解答を教える…

見つめ変わる

自分がよくなること、それがないのに他の人によくなれというのは、難しいことです。 誰かをよくしようと思って戦争などが起きるわけです。自分も人間も愚かですが、人類とか国とかになるともっと愚かになるのです。いやむしろ愚かなことをするのです。ですか…

自分と他人と世界

宗教や哲学や法律や芸術は、何のためにあるのか、全てがなくなってもよいのかと考えることがあります。 自分が外部に働きかけるということの効果というのは、いつもあまり考えていません。ただ、働き続けること。

時空

時空を変えるというのは、武道だけでなく、芸事のなかで当たり前のように行われることです。 日常の生活の中でも、1日が長かったとか短かったとか、そこまでは遠かったとか近かったとか、時空は大きく変わります。 それをもコントロールできるのが、天才的な…

覚悟と切り替え

覚悟をしている人は強いのです。 人生、芝居を演じる役者のようなものだと思えば、あまり小事にとらわれることもないわけです。 自分というのはそれほど強いものではないので、他の役柄に入ってみるというのも、よい方法だと思います。そういったスイッチの…

うまくいかないとき

大体うまくいかないことの方が心に残るわけです。人に話しても面白いものです。 ですから人は、失敗するようなこと、苦行や大変なことを求めるのかもしれません。そういったエピソードがたくさんある人生の方が、生きている感じがするわけでしょう。 どんな…

練習

最初は、練習そのものが大切です。それは練習時に、余計なことを考えるからです。しかし徐々に、練習の前後の方が大切になってきます。あたりまえのことですが、レッスンに対する予習や復習が大切です。

その先を

発声をマスターしたいと思う人が多いので、ヴォイストレーニングを教えています。しかし、本当に大切なのは、その先です。それを手にしてから、どうするかです。 多くの人は、いらしてから1、2ヶ月、あるいは半年か1年、つまり最初で最も大きく変わります。5…

依存によるレベルダウン

名も知れぬ道場では、猛者が集まり、ハイレベルな世界をつくるのですが、そういう人が集まったあとに、設備の整った場になってくると、今度は、そこにいくと何とかなると思う人が多くなって、レベルが落ちてしまうわけです。 自分以外のものに頼って、それで…

グレード制

いっときは、励みになればと、日本人が好きな級や段位のように、グレードを設けたこともありました。こういったものは新たに何かを世の中に出していくときには、うまく働くのですが、それができてしまうにつれ、よくなくなります。それをめざす人たちが多く…

研究所でのグループレッスン

私は、グループレッスンも、一対一、むしろ、多対一、トレーナーが多で、本人は一人としてきました。グループであればこそ、一人で自ら行い、一人で高まっていくように、そこを揺るがさなかったわけです。 そこにくると楽しくなる組織に、そこにくると楽しく…

真の実力をつける

組織力の強さは、その人を個人として強くするのではなく弱めることになります。 トレーナーでも、すぐに、「OK、大丈夫」という人がいますが、そんなことをいわれたら何もしなくなる人もいるのです。そのノウハウや答えなどは、大して役に立ちません。 「1人…

組織化のデメリット

組織化していくことについては、あまり好ましいと思っていません。 研究所も、ここに来るだけで何とかなると思った人が多かった時期があります。それでは、まるで宗教団体のようなものです。 結構、身体やスピリチュアルに重きをおいて、ヴォイストレーニン…

独力の限界

これまで1人でやっていて、大きな変化がなかったのです。すでに得ているものにとらわれてしまうと、そういうことを間違いと思ってしまうからです。 レッスンやトレーニングと本番は切り分けなくてはいけないのです。 そんなふうに自分一人で切り分けられる人…

分担

本人は、本番を考えざるをえないので近視眼的になりがちです。そういうときは、トレーナーとしては、できるだけ俯瞰するようにします。 トレーニングのプロセスで、ピッチやリズム、高音域、ファルセットなどによくない影響が出ると、すぐに元に戻してしまい…

実力をつけるために

本当に力をつけさせるためには、バランスを一時、無視します。どこまで偏らせるのか、偏らせてまで何の力を第一につけるのかというのをはっきりさせます。 それをどの段階で戻すのか、バランスとしてよりよい状態にするのかを見通せなければなりません。これ…

私がレッスンで見ること

レッスンでは、話しは最小限で、相手をよく見るようにしています。時間をあけて何回も見るのがよいのです。とはいえ、何もしゃべらないと、今の人は、「何も教えてくれない」と思ってしまうので、ことばでもサジェストします。 その前に、本人にどうだったか…

必要性

自分自身が、どうなのか、そのことを知るためには、いろんな人たちのことも知らなくてはならないわけです。とても時間がかかるのです。 ともかくも、いろんなことを日常化させていく、毎日の中に取り入れて、しかもそれを日常中に活かしていく、そうなればや…

続けるために

私は、当初、鈍い人や覚えの悪いような人の方が、時間をかけて可能性が開かれてくるという例をたくさん見てきました。 必要だからと続けている人は、その必要性に応じて上達していきます。 急いで無理をしたり、人との競争ばかり気にかけている人は、どこか…

話し方の先生

例えば、話し方の先生などには、昔から上手にペラペラとしゃべることのできていた人はいません。そういう人は、その職を選びません。それを使って、違う分野で仕事をするでしょう。 しかし、話ベタを10年をかけて人並みになり、さらに10年をかけて得意にまで…

器用は飽きる

どんな分野でも頂点に達する人は、案外と元々はその分野に向いていなかった人の方が多いのです。歌なども才能といわれますが、クラスや学校で1番うまく歌えるような人たちは、全国にクラスや学校の数だけいるわけです。 皆がプロになるわけではないのです。…

挑む

できないからこそ楽しんで面白くしていける、その可能性があるのです。向いていないのも本当にそうなのか、そう思う自分が正しいのか、確認してみればいいのです。 向いていないことや苦手なことが少しでもできるようになるのは、楽しいことです。世界が広が…

抑圧しない

抑圧するのは先に頭で考えてしまうからです。 体験していないのに、向いていないとか、うまくできないかもとか、考えて避けてしまうのです。 やっていないのですから向いていないのもわからないし、うまくできないのは当たり前です。

表現の体現

身体の使い方というのが、体験です。海外の人たちは、何でも体験することが好きですが、日本人はどうもそのあたり、臆病であったりします。 心で感じたことを身体で思い切って表現するようなことが抑えられていた歴史があり、性格的にも慎み深いからだと思い…