ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

07.共鳴

共鳴

体の要素、姿勢、柔軟、表情、筋肉、呼吸、声の要素は、1.高さ、2.強さ、3.長さ、4.音色(発音、母音、子音+母音、ハミング)です。リップロールも脱力、呼吸と顔の柔軟運動の一つです。使えない人、やりにくい人は無理に使おうとしないでよいでしょう。巻…

共鳴について

1.声道の共鳴 声帯と口、鼻の間(喉頭―軟口蓋) 2.顔での共鳴 共鳴洞=共鳴腔 3.体での共鳴 4.スタジオでの共鳴 1、2は歌のヴォイトレや声楽で教えられていることが多いから簡単に述べます。軟口蓋を上げて喉頭は上がらないようにして眉間、頬骨に響きの焦点…

よい表情の笑顔で歌うのか

ついでに、表情づくりですが、これも、声の発声、共鳴とリンクします。感情を表現すると表情も変わり、それに合った声も出ます。ここは応用です。それと発声、共鳴の基本は違います。 歌は笑顔で歌うと教えられることもあります。そのメリット、デメリットを…

表情の振付

笑顔は、表情の振付ともいえます。メイキャップとも通じています。歌唱力とダンスでなく、ダンスで歌唱力を補うのと同じく、表情で歌唱力を補うようになっているのです。 私のヴォイトレは、無表情で行ないます。応用は、魅力的な表情ですが、しかし、ベース…

鼻息、ハスキー声の問題

息でつくる声のタイプについて述べます。 ポップスでは、マイクが使えるのでウィスパーヴォイスでも伝わります。それは応用として考えた方がよいでしょう。息声、ささやき声は、声にしないので声帯は休まりますが、喉は動くので疲れます。声にしない分、共鳴…

声の音色

声の音色は、その人の生まれつきのものとして誰もタッチしてこなかったことが大きいと思います。発音(ことばの読み)、音程(音の高さ)、リズム、この3つが歌の基本要素ですが、プロのなるレベルでは、アイドルを除いては、音色の魅力であったのです。 ポ…

共鳴の効果

音色の加工法としての共鳴を追及していきます。声を×2、×4、×8、×16、別に2乗でなくてもよいのですが、倍々に響かせるためには、邪魔をしないことです。発声した時点で共鳴は生じています。仮に、呼吸量=1で1の声と限定します。長く響かせるのには、呼気…

待つ

大切なことは、共鳴をさせるのではなく、共鳴しているのを使うことです。そして発声をしっかりと支える呼吸を育てることです。声の芯を確保してください。そして体-息―声を一本化させること、ズレをなくすことです。☆ 共鳴について、あててはいけない、当た…

効率と優先度

効率化というのは、日本人の得意とするところです。元より、加工業で発展した国であり、基礎部分の構想や発想より応用技術に長けていた民族です。 声の効率化の一つは共鳴に表れます。私は「共鳴の専門家は声楽家」と言ってきました。でも、民謡や声明、詩吟…

日本のヴォイトレ

日本で最も変わってきたのは、芸とは、10年どころか一生かかるものであったのに、それを早く一定の水準まで到達することを目標にし出したところです。そのくらいでもプロといえるようになったこともあるでしょう。有名大学に入ればそこでOK、有名企業に入れ…

本当の問題は、一声

私は、「アー」という一言、一声の違いに気づき、特に海外の人との差から、研究所を創設しました。最初は、声のパワーの違いでしか理解できなかったとはいえ、そこは伝わるということですから、間違ってはいなかったわけです。声の要素のなかで、声量はベー…

芯と共鳴

芯―共鳴とは、基礎―応用ともいえます。私のヴォイトレのメニュでは、「ハイ」―「ラララ」にあたります。「ハイといえないところでは歌えない」が、厳しい条件としての判断の一つです。日本のプロの歌手には必ずしも当てはまりません。シャウトなどしないから…

邦楽的共鳴

首の位置はまっすぐにします。顎を引くだけでなく、それよりも体の真上にのせておく、マネキンのようにです。日本人の軟口蓋のあげ重視は、やや行き過ぎのように思えることがあります。鼻にかかるオペラ歌手のように、です。藤山一郎、近江俊郎の発声などは…

ろうそくの火

たかだか、ことばです。しかし、ことばの使い方一つで、トレーナーの熟練度がわかるものです。つまり、感覚や感性の鋭さは、ことばに出るのです。 例えば、「前に立てたろうそくの火を揺らさず、鼻につけたちり紙を揺らさず響かせる」みたいなのを、理想の型…

声量と共鳴

声量は、カラオケでは、エコー、ポップスで導入されたマイクがもっとも助けてくれるものです。リヴァーブ効果に、フレーズさえ、ビブラート効果でつなげます。声そのものを聞きやすい音質にして伸ばしてつなげるので、レガートやロングトーンをクリアしてし…

ミックスヴォイス☆

声の高さ、大きさ、音色、どれを中心にするかで、それぞれに見方(基準、判断)が違います。音の高さで、歌唱によって発声を変えることもあります。私は、基本は、地声の1オクターブくらいを主にみています。 高低2つ、中心となる声がある人もいます。地声、…

「統一音声」と支え☆

頭声と胸声の音色を、どのようにして捉え使っていくかが問題の本質です。私は「統一音声」ということばを使っています。富田浩次郎氏が、俳優訓練の本で使ったことばで、その意図もありました。 私は、当時の薄っぺらい歌唱、発声へのアンチテーゼとして、胸…

低く太い声を直す

特に太い声でしっかりと響いている人は、有能です。一流のヴォーカリストは、高い声だけではなく、太い魅力的な音色をもちます。しっかりとその声を前に出すようにしてください。 声が低いとか声域がないから歌えないということはありません。どのフレーズで…

キンキン声、金切り声を直す

自分の声を一方的に高めだと思い込んで喉をしめて出していることがほとんどの原因です。 息も浅く胸式に近い呼吸です。あごが上がっていませんか。まずは、ことばをしっかりと深く話すことから始めましょう。 低い声の「ハイ」で胸の響きを感じましょう。

喉声、かすれ声を直す

かすれている声、息もれする声は、高音に届きにくく、共鳴に欠けます。鼻に抜けて、かぜ気味の声のような人もいます。これは、息がうまく声にならないため、無理に喉に力を入れて押し出すからです。息を浅く短く吐き、声を出すのに不自然につくっているので…

鼻声を直す

鼻にかかりことばがはっきりしない。声を若々しく、鼻に響きすぎる声を落ち着いた声にしたい。すぐに鼻にかかってしまうなどの場合、鼻に抜けないように、一時、胸中心に意識してみてください。

体からの声を出す

個々の音(発音)にとらわれず、体から一つのことばを一まとまりとして捉えて、発声をトレーニングすることです。役者のように、体からことばを一つにして言い切るのが基本ということを忘れないでください。 早口ことばのような滑舌練習も、それをふまえた上…

固くてツヤがない声をやわらかくする

声量のある人は、マイクの距離と、音響のヴォリュームで調節し、声の質を確認してみてください。マイクが遠いと、固く聞こえます。 声帯を合わせ、声の響きをコントロールする訓練として、ハミングは、よく用いられるようです。長時間続けても、喉を痛める危…

ビブラートについて

歌にならないからと、ビブラートもどきに語尾でゆらしてカバーしたらよいというものではありません。しかし、これを歌の“技術”として使えるトレーナーもいます。 ビブラートには、・深い息をしっかりとコントロールして、声を持続して出すことと、流れをイメ…

ビブラートの違い

トレーナーにも、歌にビブラートをつけた方がよいという人と、ビブラートを意図してかけてはいけないという人がいます。これはビブラートがどういう状態を示すのかが使っている人によって違うので、どちらがよいとも言えないのです。トレーナーの好みも反映…

響き、共鳴をつけるということ

歌うときに、胸の真ん中と軟口蓋を意識して響かせるのか、それとも眉間に響かせて意識して歌うのか。この問題は、歌唱発声について、簡潔にしか答えなかった私の真意を説明するため、意図的に詳しく解説してみます。 教科書的に答えるなら、低い声は胸声、高…