夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身声のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

03.発声

「はじめに声ありき」

「はじめにことばありき」と言いますが、ことばは、声にのっているのですから「はじめに声ありき」ともいえます。 動物は、鳴き声を出しますが、それは、音声ではありません。 人のことばは意味をもっているので、音声といいます。 しかし、声から始まった、…

声の伝える力

声は、匂いと同じく形がありません。しかし、他の人に何かを伝えるのに使えます。いえ、とても有効です。 触らないとわからない触感、嗅がないとわからない嗅覚、口に入れないとわからない味覚とは異なり、声は遠くまで伝えられます。 視覚は、強力な感覚で…

腹にひびく声

腹を据え、自信たっぷり、覚悟をもって話すことです。腹にひびく声には、説得力、強さ、信じるもの、包容力、ぬくもりがあります。決して早口でまくしたててはなりません。

重さと暗さ☆

重さ、というのでしょうか、ある意味での暗さが、人も歌も声にも重要です。重要とは、重い要めと書きます。下積みは、重さとなります。表現を支えるその人の重みとなります。 音楽でも、そこにアンチとして、明るく軽い音楽、イージーミュージックが出てきた…

ニュートラル、ゼロの声☆

そういうことで、ヴォイトレが第一にリラックスを目的としてのノウハウになってきたともいえます。つまり、普段通りの状況をゼロにして、緊張して固くなり力んだのをマイナスとみて、そこをゼロに戻すということです。 私は、それはヴォイトレよりも呼吸やメ…

しぜんな発声

「脱力したしぜんな発声」というのは、何を示すのか。イメージのことばともいえますから、使う人によっても異なり、明確でないのです。力みが入っているのをとることでスムーズにしぜんになることから、そういう言い方がよく使われています。つまり、余分な…

ゼロの声

正しい理論、正しいメニュは、正しいというだけで怪しいです。とはいえ、それぞれに違いもあれば共通のこともあるのです。しぜんの声、自分自身の本物の声、と言うと嘘くさいのですが…、ナチュラルに心地よい魅力的な声は、確かにあります。神がかった声もあ…

言い換えより声の力

よく、「ことばを言い間違えると失礼になる」「ことば遣いでモラルとか好感度アップ」などということがいわれています。知らない人とのメールでのやり取りでは大切ですが、電話でも会話でも、声の使い方やパフォーマンスでどうにもなるのです。無愛想な表情…

声で型になる

人の感情に働くように声が導かれる、するとそれが一つの型となり、馴染むようになってくる。その味わいが細かく分かれて通の人が出てきます。マニアックになると、それについて行けない人は離れていきます。新しい人も入ってこれなくなります。 聴くのがうま…

声のよし悪し

声のよし悪しは、どのくらいの問題になるのでしょうか。 「ガラガラ声でカエルのよう、と叩かれた。大事なのは真実を語っているかどうかだ」(ボブ・ディラン、2014年グラミー賞のプレ・イベントにて) オペラ歌手の評価ではないから、声の美しさはあまり関…

声の芯とパワー☆

これまで自分に大きく聞こえていた声は、喉で内耳に響いてうるさく、外には拡散する生声やこもり声、だんご声です。その判断ができることが、よくないとされるほとんどの声からの脱却のポイントです。 鐘をきちんと叩けば、強くなくとも、その響きを邪魔しな…

よい声とは

よい声について、発声ではよく言われている次の例が具体的でよいかと思います。 1、自分では大きく出していない、よく聞こえない声 2、響いていない声、自分にきれいに聞こえない声 普段の練習の目的とは全く別のことが、ここでは言われています。1はとて…

つかむ

必ずしも、真実の声は瞬時にわかるとはいえません。まったく異なるから、次元が違うからです。全体を完全につかんだときならともかく、部分的にそのきっかけだけが来ることの方が多いからです。その断片を早くから組み合わせていける人は少ないものです。私…

ゾーン

ゾーンとは、ある時間のある感覚で、それですべてであるという決定的なものです。それを得た人、感じた人、みたけど逃した人、少なくともその存在を知る人は、こういうことを理解できるでしょう。 読まなくてもわかっているから読まなくてもよいし、わからな…

なくすこと☆

喉をならすのでなく、なっているとしぜんと呼吸も長く使えます。だから「ならすな」というのです。 「喉を開ける」これもイメージ言語ですが、そこで「締めろ」というトレーナーもいます。まったく逆のことのようですが、私からすれば、同じことです。喉はあ…

中心の確保☆

発声の理想の状態は、結論からいうと、ゾーンに入った感覚です。我が消えて自分が世界、宇宙の中心という神の媒介のようになった至福感に満たされ、そこに方法も術もないのです。それは、使えるようになるために使うもので、使えた時には消えます。消えない…

声の想定

声を音としてみると、次の4つで定まります。 強弱、(声量、音圧、ヴォリューム) 高低、(周波数) 音色、(フォルマント) 長短、(time)、持続時間、息の長さ これに 共鳴(鼻声、ハミングなども含む、または頭声、胸声) が加わり 調音(調音点、調音法) で…

喃語は、歌

ことばと歌と、どちらが先かというようなことは、定義にもよります。この2つを明確に分けることは、本当はできないのですが、それぞれに便宜的に分別しているわけです。しかし、私はストレートにことばのない歌、スキャットなどを考えたら、すぐにわかること…

感嘆の声

私たちが意味をつけずに、ことばとせずに、声を発していることを考えてみるとわかりやすいと思います。たとえば文法上での「感嘆詞」です。「ああ」「あっ」「ええっ」などです。これは、interjection(英語)で、定義としては「不意の発声」となります。他…

反射としての声

原始的なものとして、反射作用で声をあげるということがあります。火に触ったときに「熱い」などと、考えるまでもなく私たちは反射的に避けようとします。手を離しながら「アチッ」というような、ことばになるかならないかの音を発します。「アッ」「ワッ」…

触れあう声

語感というのは、ことばを自分で発するときの感じと相手が受けるときの感じです。声を介し、私たちは自らの心身とも、他の人とも触れあっています。声は、自分の声帯の振動から相手の鼓膜の振動へ伝わります。空気中を伝わる音のバイブレーションなのです。 …

声の使い方での変化

ものまね芸人を見ていると、意図的にいろんな音色をつくる能力を、人は持っていることがわかります。奥様には、「よそ行き声」と子供を叱る声が、1オクターブも違う人もいます。電話での応答で、相手によって別人になるのは、女性に限ったことではありません…

プロと声

確かに発声法でなく、声そのものが変わっている人で、声でプロになっていく人もたくさんいるのです。 プロという声の定義はとてもややこしいのですが、私は、いくつか機能面をチェックとしてあげています。その多くは総合化したもの、声の使い方であって声そ…

一つの声として、みる

魅力的な声 説得力のある声 強い声 よい声 安定している声 これらは、それぞれに違います。できたら一つの声(の応用)でまかなえるのが理想的です。すべて自由に変じて対応できるのが理想ですが…難しいものです。 自分の声を中心に、自分の声の中心をみつけ…

演出としてのトリックと実際

しぜんにお腹から出ている声では、レッスンとしてわかりにくいので、わざと、体や息を使っているようにみせるような“演出”が必要なこともあります。深い息を、無音なのに、有音にしてみせたりするのは、私も演出(先の「トリック」)として使っています。し…

「お腹からの声」の嘘

大きな誤解の上で行われている一つは、「お腹からの声」「腹式での発声」「声量のある声の出し方」でしょう。質問にも多い事柄です。 高音に届かせたり、喉をはずしてクリアな声にしたいなら、そう出すことは調整でできるようになるのです。しかし、その実、…

応用力のある声

基礎としての声をどのようにするかは大変な問題なのです。多くのケースでは、「シンプルに認める」か、「タッチしないでスルーする」というようにされています。 私は、これを応用力のある声と捉えています。 体の中心からの声で、共鳴した声でなく、共鳴を…

よい声とタフな声

私が皆さんと接して使っている声は、もっとも私らしい理想の声やよい声というよりは、仕事を完遂できる声です。崩れずに8時間以上の持続に耐えられる声です。よい声かどうかは別にして、タフな声、強い声です。仕事に使うのですから仕事の声です。 レッスン…

強さを求める

誰もが歩いたり走ったりしていたらオリンピックに出られるとか、記録をつくれるわけではありません。高いレベルを求め、自分自身の不足を補い、能力を早く手にいれたいとなると、無理が生じます。その無理を承知の上でセッティングするのがトレーニングです…

基礎の声

声が基礎、でも基礎の声とは何か、ということが最大の問題です。人間としてもって生まれたもの、例えば顔などと同じで、時代や違いによってよしあしはあっても、正しいとか間違いとかはありません。今、流行の歌や声というならあるのでしょうが…。 「どの人…