あまり声のない人は、ひびかせ方とか当て方、飛ばし方などを教わって、人並みに器用にこなせるようになって終わりです。あるいは、そこまでもいかないでしょう。
何年たっても細かなテクニックは覚えたけれど、声はほとんど変わらないのです。
声量がつかず、メリハリやヴォリューム感がいつまでも得られません。
弱い声での加工のくり返しだけでは表面的な変化だけを技術としてしまい、技巧的に小細工にみえてしまいます。根本としての変化していくプロセスをとっていないかです。
特に、緊張しやすい人は、メンタル的にリラックスしたところまでの成果が出れば、それまでです。それでも大きな進歩と満足するなら、それでよいと思います。