次のような5パターンに考えてみるとよいでしょう。
1.初心者 A小さな器 a)状態と使い方
2.一般 A小さな器 b)条件と鍛錬
3.声楽・日本のプロ A小さな器 b)条件と鍛錬
4.研究所のヴォイトレ B大きな器 b)条件と鍛錬
5.プロのアドバイス・欧米のプロ B大きな器 a)状態と使い方 欧米のヴォイトレ
この場合、器とは、声域、声量についてもですが、最終的にはプロの音色(体、呼吸、発声)とコントロール力ということです。状態とは、状態をよくすること、使い方というのは、歌においては音楽的処理となります。
もちろん、単純にこの5パターンに分けられるものではなく、一人ひとり、けっこう違います。しかし、こういうことを知っておくのは、ハイレベルをめざす人や渡欧(米)を考えている人には、有意義でしょう。