人をみる眼を持つことは大切です。すべては人との関係で築かれていくからです。なかには腐れ縁というものもあります。人をよしあしやメリットデメリットでみることはよいこととはいえません。
しかし、自分の時間やお金を投資する、つまり、何かを得ようというときは、よくよく考えてみるのです。
人そのものに価値があるかないかはわかりません。自分がその人を活かせるかを考えます。その人に便宜を図ってもらうのではありません。その人と接することで自分が変われるか、発想や考え方や行動に刺激を受けるかです。
自分の日常性を破ってくれるかです。それを直感として見抜けるかです。
その人が多くの人に力を与えているから、自分もそうなるとは限りません。自分に対してだけ、そうなることもそうならないこともあるかもしれません。
私は自ら、とりにいくようにしています。誰にでも与えられるような人を選びません。誰もがとれるものに価値はありません。他の誰もがとれなかった何かをとりにいきます。それが自分にも相手にも価値のあることだからです。要は自分次第です。