2023-11-04から1日間の記事一覧
声域は、狭いよりは広いほうがよいというくらいです。3オクターブをめざしたいなどというのは、両手を広げても届かない鍵盤のピアノのほうが楽器として優れていると勘違いするようなものです。 そういうことを売りにするトレーナーがいてもいいし、それに挑…
オペラやミュージカル、あるいはコーラスのように、ある程度、平均的なところに合わせなくてはいけないケースもあります。作品がそのようになっているなら、それに適応できるかどうかが、この場合の適性となります。
具体的にいうと、声域が広い方がいいとか高い声が出るほうがいいとか、そういうことをめざすのではなく、自分が最も価値を持つ声を見出し、その使える範囲内で表現していくのが、基本路線です。