ステージ論になると、評価に触れないわけにいかないのですが、これは、私の好みでなく、トレーナーとしての立場での評価です。それをはっきりと区別するのは難しいことです。
「アーティストがアーティストを育てられない」のは、「自分の好みが徹底している」からです。それこそが、アーティストをアーティストたらしめている条件だからです。となると、アーティストとプロというのを分けるべき必要があるかもしれません。
プロというのは、求められた期待に常に応え、できる限りの成功をさせることです。ですから、クリエイター、職人といえばよいかもしれません。プロデューサーもトレーナーもプレイヤーも、まずは、よきクリエイターであるべきでしょう。