2023-07-03から1日間の記事一覧
大乗仏教では、禅宗の数息観や天台宗の足心呼吸が有名です。 「真人の息は踵をもってし、衆人の息は、喉をもってす」(荘子) 智顗の摩訶止観では、「息はへそより出て還り、へそに至る。出入りはへそを持って限りとなす」とあります。
椅子に腰掛け、両腕を上に伸ばし、背骨を意識して呼吸を入れましょう。その後、膝に手を下ろし、体を前に傾けながら口から、ふーっと吐きます。とても自然で深い呼吸をゆっくりと感じてみましょう。
胸の筋肉である肋間筋とその下の横隔膜の働きで、肺は伸びたり縮んだりしています。 肋間筋が肋骨を引っ張り上げ横隔膜が下がると、胸郭が広がって肋骨内が膨らみ肺に空気が入るわけです。 そして肋間筋が緩んで肋骨が下がると横隔膜が上がり、胸郭が縮んで…