フィジカルトレーナーは、自らが体験してきた厳しい調整能力を持って、素人の体をみるのですから、大して勉強しなくとも簡単に調整できるのです。第一に、習いに来る人に「正常な姿勢や正常な使い方の人は、ほとんどいない」からです(それは、ヴォイストレーナーも同じです。声に関しては通じていて、そのようなことを言えるのでよくわか。ます)。それを微調整して今のベターに持って行くのです。すると、体の状態はよくなります。その分、プレーもよくなります。
一流のプロ選手が相手でも、一流のコーチが微調整すると、本人の解決していなかったズレを戻すに、コーチは必要なわけです。ここで私がコーチと使ったのは、そこは調整方向の指導であって、トレーニングでの改善でないからです。トレーナーでなくコーチなのです。☆
プロと同じように挙げたので、これがトレーナーの役割のように思われるでしょう。その誤解が、レッスンで大きな問題なのです。この2つのケースの需要が多いので、本来のトレーニングがなされていないのです。この2つとは、一流のプロのベターへの調整と、素人(一般人、初心者)のベターな体調への調整のことです。