表現について述べていきます。あなたが全力でやったところで70パーセント、そこから100パーセントに満たそうと思わないことです。そのギャップをずっと抱えていくのです。その日に100パーセントに整えると小に、3か月から1年くらいで100パーセントにすると中になるといったところでしょうか。
ライブやレコーディングでは、応用して50の力で100に見せる方法や演出があります。そこは演出家、プロデューサーがプロです。しかし、カラオケの先生やヴォイストレーナーもそうやっています。
多くの人は、カラオケのエコーのように、+αされたところも含めて実力と思うので、それ以上に伸びません。トレーナーも自信をつけさせるためにそこを褒めるでしょう。
自分で厳しく判断することです。本音で言ってくれというのなら、私は1曲でいくつでも指摘します。いくつも指摘できるのは、表現、音楽など、どれかの土俵にのっているからよい方です。多くはそのレベルにありません。
一遍に言っても伝わりようもないので、1年、2年、3年と、タイミングをみます。ガイドラインをプランニングします。そういう関係が成立すると、厳しい分、実力はつきます。多くのケースでは土俵にのっていないことに気づいてもらえません。