27.レッスン受講について
表現のためのヴォイストレーニングだったのですが、ヴォイストレーニングそのものを目的とする人が多くなってきました。本当にそれでよいのかと思うこともありますが、一方で、それほどすばらしいこともないと考えることもあります。声は何かを表現するツー…
理解できない、考えられない、感じられないと不満を抱く人がいます。自分の偏狭な考え方を認めず、他人と交わるのは、自分の存在をも揺るがせかねないという人がいます。ありのままの自分を認められない人には、不快かつ、我慢できないこともあるでしょう。…
どのくらいのレッスンが必要なのかと聞かれることがよくあります。人と目的、レベルによるので即答できないのですが、「一般的に」考えてみて、最初は週2回、月8回くらいが、身体運動を伴うものに関しては最低限でしょう。できたら2日に一度というのが理想で…
プロをめざす人は、プロのなかで認められなければプロとしてはやっていけません。アマチュアとして活動するのは好ましいとしても、レベルとしては目的となりません。誰でもすでにアマチュアではあるからです。質よりも長く続けるというのを優先する人がいま…
レッスン受講生のなかには、他のところのトレーナーについて学んできたあとに、あるいは、そこで学びながらここに来ている人がたくさんいます。 他のところをやめて、新しくトレーナーにつく人は、自分の判断の正当化を求めています。自分をわかってくれるト…
他からいらした人は、当人はリセットしたい、トレーナーもその方が楽だから、ゼロからスタートしたがります。心機一転、最初はそういうスタートでもよいでしょう。しかし、どこかで、考えてほしいことがあります。 このことは当人一人でできないことだからこ…
よい作品を勧め、個々に勉強方法を得られるようにしていきます。本人の歩みのペースから変えていきます。極端にやって、それが破れるリスクは、常に考えて、セーブしています。 期待しても、その期待通りの資質を本人がもっていても、やるだけやらない人には…
最近、私のレクチャーには、歌手、俳優志願の人、ベテランの役者、お笑い芸人、プロデューサー、インストラクター、ときどき、ビジネスリーダー、指導者、演出家、映画監督の方などがいらっしゃいます。 一般の人で、人前で話す人、声に関心のある人も増えて…
いらっしゃる人のなかで、「ヴォイストレーニングがよくわからない」「わからなくなった」といわれることが少なくありません。多くの本やセミナーがあるのに関わらず、逆にそのことが混迷を深めているように思われます。 事実、ワークショップやヴォイストレ…