夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

私の本と研究所

私で言えば、「読むだけで、声と歌が見違えるほどよくなる本」という本やブレスヴォイストレーニングシリーズが、タイトルに反し、ここに来ないと学びにくいことかもしれません。 それに対して「ヴォイストレーニング大全」は、誰もが学べるところ、声楽家や…

ヴォーカル本

ヴォーカル本には大体、目を通していますが、とても複雑に細かくなってきました。特に多くなったのは、フィジカル面やメンタル面でのアドバイスです。また、細かく分類や命名した上での声の種類別の発声法などです。 その多くは基本とかけ離れたことです。そ…

声の研究所での指針

ですから、私のところはどうなのかをきちんと示すのです。声の研究所ですから、私個人というのとトレーナーというのは、わけています。トレーナーごとにわけてもいるくらいです。 その上で共通となる価値観に基づいて運営しています。 一言でいうと、ここは…

多様化する

どこまで何にこだわるかというのは、その人の才能や価値観にもよります。ということは、トレーナーのほうも、同じように多様な存在があるということです。そこは私も否定しません。 場合によってはプロデューサーやアレンジャーと言われる人の方が、よいヴォ…

プロの見せ方

歌がうまく器用で立ち振る舞いに慣れていること、それがポイントともなります。 もちろん、アーティストですからファッションやダンス、MC、発言についても、人に価値を示せるのに越したことはありません。そこはヴォイトレの基礎とかけ離れてくるのです。

ステージ本位

プロ歌手が、得意なのは、ステージや発表会などにおいての取り組みや演出です。お客さんの前でとなると、どう見せるかの応用オンリー、そうならざるをえません。またオーディションに受からせるときもそうなります。

プロセス経験不足

それぞれの売りとなるところが違い、なによりも、声に関して、積み上げたものが確立しているとは限りません。まして他人にどこまで伝えられるかについては、あまり経験がないのです。まして年月というプロセスにおいてどういうふうに変わっていくかまでを把…

プロ歌手のヴォイストレーニング

彼らの指導するヴォイストレーニングについては、とても大きな個人差があります。しかし、本人にとってどうだったかということと目の前の人にどう役立つかは、全然違うことです。 天性か天然か、器用さで歌えた人が多いことでしょう。プロデュースの力で売れ…

プロ歌手の指導のメリット

ヴォーカルスクールでは、現役の歌手が教えていることも多いです。歌手にもよりますが、大体は、そこでの基準は応用で、うまく歌うことになるのです。プロ歌手の場合、そうした応用には、たけているからです。 ですからステージアドバイスとしては、貴重です…

ヴォーカルスクールの教え方

ヴォーカルスクールでは、トレーナーよりできていない人しか来ませんので、自分の学んだことを教えることになります。来る人も上手になりたいと思ってくるのですが、ほとんどがアマチュアです。 この場合、教えるには、とてもわかりやすくプロセスに迷うこと…

他分野の一流の声

特に、声の力であまり優れていない日本のプロヴォーカルに対して、他の分野の、世界に通じるようなところで通用している人がいることが、トレーナーにかけがえのないよい勉強になっています。 その分野が未熟であったり優れていない場合は、他の優れた分野で…

研究所とスクールの基準の差異

ここには、現役のプロだけでなく、プロとしてかつて活躍したような人が来ます。トレーナーは、その指導の経験を他の人へ活かせます。それを基準にもてるところが違います。一流の人と比べてのレッスンができるところが大きな特徴となっています。

応用だけと基礎

ですから私は、応用でできる人はやれるところまで、それでやってみればよいといっています。ただそれで続く人は、ほんの一握りです。1割もいないでしょう。 だいたいは、活動の合間に、基礎的なトレーニングによって、基本を身につけ、向上していく必要があ…

応用と白紙

基礎と応用との違いのようなものですが、応用によって基礎が妨げられるようであれば、その応用はしてはいけないとまでは言いませんが、白紙に戻す必要があります。 応用というのは、世の中で価値を認められる、仕事になる、舞台やレコーディングがこなせる、…

基礎と応用

トレーナーが、あまり先のことを考えて指導しても、本人に実感は得られないので、大体の場合は、その場では調整をしてそれなりによくして信用させることを優先していくのでしょう。 長期的なところでは、生活の習慣や毎日のトレーニングによって心身を変えて…

根本的な指導

その辺は、健康法ととても似ています。私たちも、整体や代替療法に学ばされることがとても多いと思います。まずは、その日の痛みを取るとか、楽にするということが求められるからです。 しかし本当は根本的な原因を解決するために、いろんな条件をベースで変…

イメージ言語と初心者

トレーナーは、初心者にわかりやすく説明しようとするところから、大きなギャップが生まれます。優秀なトレーナーであれば、相手のレベルを考えなければ、そうしたイメージ言語化は、可能です。しかし、一般的な人を対象にレッスンをするのに、新しいイメー…

指導言語を生み出す☆

文章の勉強したから、指導の言葉の力がつくのではありません。 私は一流ののアーティストなどは、新しい言葉を発明し、そういうもので表現しているのをたくさん知っています。ですからトレーナーでも、優れた人ほど独自の感覚の言葉を使います。私のいうとこ…

トレーナーの言葉

トレーナーが指導する上で、言葉に敏感にならなければいけないのは、当然のことです。その言葉からのイメージで、指導がなされるのからです。その点で、トレーナーの言語力が総じて劣っていることは、残念なことです。 例えば、「息を吸いなさい」というのと…

言葉の使い方☆

本当のレッスンというのは、本に書かれていることをそのままに行うようなものではありません。言葉も、使いようによっては、使われないよりも活かせるのです。もちろん、その人にもよります。この使い方、活かし方こそが才能でしょう。 私は、使われる言葉で…

マニュアルとレッスン☆

マニュアルとか本の限界はあります。活字で何かを伝えようとすると、本当に本質的な事は、言葉にならないので、どうしても、言葉としてわかりやすいような方向に比喩で持っていくことになります。ピンとくる人にはわかるのですが、大抵の人は、トレーニング…

加工の限界

ヴォイストレーニングのほとんどで、そういうレベルで息や腹式呼吸のトレーニングが使われているのは、残念なことです。もとより腹式呼吸について、あまりにも、表面的な捉え方しかされていないことが多いので、こうなるのも仕方がないとは思うのです。しか…

加工について

声と同じように息を音の素材として加工して、感情やニュアンスを効果を考えて、作り出したというところです。生身の声というよりは、ヴォーカロイドの人工音声を、加工することによって、人間らしく聞かせるのに似たような作為です。

息を意識しよう

息については、私は当初から、かなり力を入れて説明してきました。 しかし、昨今のヴォーカルの息は、浅い息を加工して作ったものであり、私の示す全身を使ったところの表現に息が聞こえてくるというのとは、かなり違っています。

歌の目標

あなたは、何に気をつけて歌っているのでしょうか。音程とリズムに注意しているという人は、初心者です。もちろん、音程とリズムは、誰にでもチェックされてしまうので、それが外れていると下手な歌となります。ただし、それでできたところで、楽器の演奏で…

基礎と応用

ポップスのトレーナーが総じて、声の使い方から入るのに対して、声そのものの習得という、ひとつ手前のプロセスがあるのです。まさに声の基礎というところです。 ポップスの歌手などは、歌という声の応用から入っていくわけですから、歌唱の発声、それ以前の…

声の習得のプロセス☆☆

武道のように、最初は型さえわからないのですが、それを通じて深めていくことによって、声そのもの、発声そのものが変わっていくので、プロセスがわかりやすくなるのです。 声楽は、楽器と同じように、初めて接したところから上達していくわけですから、誰も…

トレーナーの本当の役割☆

トレーナーは、評価においては、習っている人よりも上のレベルをイメージすることができるからです。それは、トレーナー自身も到達できなかったところかもしれません。 本来、先人のレベルを超えることが伝統を伝えることです。指導の本当の意味はそこにあり…

アドバイザーとして

私のところのように、たとえば、声楽家が噺家の師匠に教える場合にはそういうわけにはいきません。 でも、声楽でも、ときに、教え子が先生を超えることがあります。そのときは、これまでのプロセスを踏まえて、第三者的なアドバイスということで充分に指導で…

声楽家のトレーナー

この辺は、声楽家や邦楽家には、とても理解しにくいところなのかもしれません。 彼らの場合は、習う人より上手なのが当たり前であって、目指す方向、目的が同じです。先生も一から学んだので、共通のプロセスとして取りやすいので、先生を見本という上下関係…