2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
痛みといっても、どこかで何かが起きたよというくらいの、がさつさです。 筋肉が緊張し収縮し、痛みを感じるわけです。 恐れることによって緊張し、アドレナリンが分泌されるのです。心臓などの内臓にも負担がかかります。
感覚は比較の中で存在します。 身体のどこかで何かが起きたときに、神経細胞内の活動電位で興奮が伝達されるのです。それが中枢に送られるのですが、ピンポイントの反応というわけにはいかないので、それは周辺まで広がります。
身体というのは治るようになっているのです。しかしネガティブな考えを持っていると、時間がかかります。自らポジティブに切り替えて、治すようにするとよいと思います。 痛いといえるのは、コントロールできるレベルの痛みです。 呼吸法だけでも、リラック…
自分が口に出したことが起きていくというのは、本当のことです。 言葉にすることによって、その実現の確実性を増していくわけです。 交通安全や忘れ物点検のときの指差し確認のようなものです。 ですから「大丈夫」ということをしっかりと口にするようにして…
ネガティブなワードは、「だめだ、もう無理、しまった、まただ、やっぱり」などです。 これらを口から発すると、その言葉によって心身の状況が引き起こされていくのです。 日本では言霊信仰がありますが、それを自分に呪いのようにかけている人がいます。 低…
言葉はイメージのキーワードです。感情もそこにタグづけされています。 ですから、どこか心身に不調があると、誰もが病名を欲しがります。その言葉によって、原因が特定できたと安心したいのです。ところが、その病名に関する情報を集め、そのことでより不安…
声を出すことが老化の予防になるのは、脳と音に深い関係があるからです。声を出すと、その声は自分の耳からも自分の体の中からも、聴覚を通り、脳で処理します。 それを確実にしながら私たちはまた次の声を出すわけです。声をコントロールするということは、…
第一に、そういう人をまわりの人は、あまり歓迎しないと思います。私も一緒に仕事をするなら、成功している、少なくともそのように見える人を選びます。 成功か失敗かなどというのは、ポジティブにみるかネガティブにみるかに過ぎません。 高い境地から見た…
9つぐらい失敗をすると、1つぐらい成功するのですが、失敗することに対しては、先に進むように考えて気にしないことです。もっとひどい失敗、交通事故や大きな詐欺に合わなくてよかったと考えると、大した失敗ではないと思えるわけです。 その人は、きっと失…
失敗ばかりしているといってくる人もいます。そういう人にアドバイスすると、「あなたは成功してるからわからない」みたいなことを言われることもあります。人生を成功しているように言われるのは心外というか誤解も甚だしいのですが、誰と比べるかにもより…
先生をバカだと思って勉強するのと、尊敬して勉強するのでは、その効果が違うはずです。科学や論理的なもの、データなどを信じすぎないことも大切です。 よく言われている例ですが、癌を見ている医者は癌にかかりやすい、しかも、教科書の進行通りに、癌が進…
信頼している医者が自分に期待してくれることにより、それを感じることで、病気がよくなることを、ホーソン効果といえます。医者でもないのに、白衣を着てるような人もいますが、それは、信頼性を高めるために使っているわけです。 人は暗示にかかりやすいも…
花粉症に関しても、このように主観的な原因があると思われます。まして心の病のように、自分の思いから生じた苦痛の場合は、プラセボ効果は、ありがたいものです。 薬ではなくて、言葉や出来事でも効くのです。医者や看護士の言葉や、家族や知人の励ましによ…
薬におけるプラセボ効果についてはよく知られています。 私は、花粉症の症状が出ると、錠剤を飲んで、1分もたたないうちに治まります。スプレーならともかく、飲み薬の場合は、どう考えてもプラセボ効果です。私の体が条件反射的にそうなるのです。 それは私…
そういう人たちを見ると、スポーツで活躍したいと思いながら、基本としての体力作りや筋トレなどをせずに、整体やマッサージばかりに通って、自分が才能がないと思ってしまうことのようにも思います。 声を出すことが肉体芸術、肉体労働だと思わないのでしょ…
医者やトレーナーは、そういう人は、例外であり、素質があった人、と切り捨ててしまうわけです。そのように努力すればなれるとは考えないのです。 その時点で、プロの世界で勝負するには厳しいと思います。プロとは、それを超えた人だからです。素質や可能性…
本当のことでいうと、喉の生理的な器質をいくらチェックしたところで、機能として働いていく発声などには、若干の影響があるくらい、実のところ、ほとんど関係がないのです。 声帯の状態がかなりひどくても、一流の役者や歌手として活動を続けている人もいま…
ヴォイストレーニングにおけるプラセボ効果というのは、案外とすさまじいものです。 喉のお医者さんが、「あなたの喉は異常ない」ということでよくなったり、「他の人よりも悪いですね」ということで、トラウマになったりするからです。 困ったことに、そう…
どちらを選ぶかというところも、人間ならではの選択をしてしまうことがあります。病気になりがちの人には、病院の方が心地よい、という人もいます。なぜなら、全てが整っていて、痛みや命の危機にも、すぐ対処してもらえるからです。 同じような例では、社会…
怪我や病気に対して、それに対応しようとして、熱を出したり痛みを感じさせたりして、身体を守ります。その状態は、人によっても健康によってもかなり違います。身体はわかりやすいですが、心の病の場合も、同様と思われます。 マイナスの方向に自分の身体が…
人というのは、そう簡単に変わりません。動植物ならもっと変わらないわけです。簡単に変わっては、とんでもないことになることが多いからです。 身体において、体温が上がったり下がったりすると、命の危機にさらされます。ですからホメオスタシスといって、…
本当に怒る人のまわりにいる人は、そのことによって、影響され、心身に不調をきたしたり、寿命を縮めることがあります。 マイナスの考え方に浸る人もまた、まわりにそのような影響をもたらしてしまうのです。家族や親しい人たちが、同調して、心身に変調をき…
怒りを表現するのに、本当に怒ると、アドレナリンとコルチゾールが分泌し、血圧と血糖値が上がります。これは身体によくありません。不安な時もそうです。 なりきって演技するあまり、倒れてしまうようなこともないわけではないです。収録ならともかく、舞台…
声にはメンタル面の影響が大きいです。時にはバカになる必要があります。ただし、なりきっては芸にはならないので、制御する必要もあります。 不安や恐れで、論理的な思考ができないと、バカな状態になれます。前頭前野が抑えられ、大脳辺縁系が優位になるの…
心身は、成人になる頃に大きな差がついています。心身が違えば、考え方も捉え方も違います。気づき方も違います。育ちのなかで大きな違いが出てきているわけです。 そこを踏まえた上で、それをうまく使えるようにしていくために、トレーニングします。鍛錬す…
それを支えるのが、せりふの言葉です。この言葉の使い方が、ネガティブであったり間違ったイメージになってしまうと、すぐに限界が来て、うまくいかなくなります。 ともかくも、あなたの声は、心身と同じく、生まれたときから、気づかなくても、いろいろと鍛…
声に対しての変化は、瞬時に鋭く意識できる人もいれば少しずつしか意識できない人もいると思います。 声も変化し続けている自分の状態に応じて出方が変わるのです。心身の状態にも関わります。これをある一定レベルのところまで鍛えて安定させて、いつでもう…
声のフレイルは、声を使っていないことで筋肉が衰えることが最大の原因です。 歳をとってくると老けたような声になります。歩き方や姿勢などと同じように、老化からくる衰えと同じです。ですから、80歳90歳になっても、声を使う仕事をしている人は、若々しい…
脱力やリラックスなどで直したり、メンタルトレーニングを利用します。 次に発声や呼吸の改善が、ヴォイストレーニングなどでは、指導されます。 つまり、余計な力がかかり、喉が締めつけられて、スムーズに声が出ないことに対しての処方です。
声がこもったり通らないのと、声がかすれたり息声になるのと、息苦しくなったりむせたり、喉が痛いのとは、それぞれに違ってきます。病的な原因のときもあります。 ほとんどの場合は、喉の筋肉や横隔膜、表情筋やその他、体のどこかが硬くなっていて、それで…