夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

曲全体のトーナメント構造

一例として、曲は、Ⅰ(1、2、3、4)、Ⅱ(1、2、3、4)、Ⅲ(1、2、3、4)、Ⅳ(1、2、3、4)で1コーラスとすると、これが3つで3コーラスです。このケースでは4×4×3コーラスです。

4というのは起承転結としての4つ、それぞれ1つのブロックです。文章と同じように、そこにはそれぞれの役割と、伝わりやすくする工夫が入っているのです。これをさらに細かく、Ⅰ(1、2、3、4)のⅠ(1)を取り出すと、ここにも4つのフレーズ(小節)a-b-c-dが入っています(数え方では8つともいえます)。すると1コーラスは4×4×4=64となります。そして、ⅠのなかⅠ-Ⅱ-Ⅲ-Ⅳのなかのそれぞれに1-2-3-4が入り、そのそれぞれにa-b-c-dが入るという3重の相似構造になるわけです。図示するとトーナメントのような形となります。