ヴォイトレを表現と基礎と両方でみるという私の立場は、当たり前のようでいて、業界では異質のようです。たぶん、執筆した本から、新たな分野のチャレンジャーが多くいらしたこと。こちらから出向いたからだと思うのです。
実用の範囲が定まっている分野では、マニュアル化で細分化され、分担されていくものです。
合唱団であれば、指揮者兼歌唱指導をする声楽出身の先生がいます。私は、この指導はヴォイトレとは異なるとも思いますが、小中高校生には、トータルとして管理(フィジカル、メンタル)が必要なため、比較的早く体系化できたと思います。