「基本で2年」という私の考え方と「1日でよくなる」という方法は、真逆のようですが、切り出し方の違いともいえます。どういう受講者のどういう目的に対応するのかということにも関係します。
マジックでいうと、家庭や学校で受けるものか、マジシャンとして通用するものかというレベルの差です。人の錯覚を利用する原理は似ていても、こなすレベルが全く違うのです。
私が、一般書を書くようになって、編集者からの注文を受けて、あるいは、カルチャー教室で受講者さんが喜ぶような演出をせざるをえなくなって、学んでいったことにあたります。