2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧
クレーム処理は、相手の口調に乗せられないことです。 間をとり、低めの声で、落ち着いてゆっくりと、なだめることです。いうだけいわせて、疲れさせ、勢いがそがれるまで待つことです。
「議論に負けても勝負に勝てばよい」というのが、人間社会だったり、ビジネスであったりします。負けることによって、まわりの支持が得られるようになれば、それに越したことはありません。 つまり、うまい負け方は、下手な勝ち方に勝るのです。日本人は幇間…
議論でしたら、好き嫌いとかおもしろいとかおもしろくないという感情によって評価とか判断が問われるものは、問題になりません。つまり、取り上げないほうがいいということです。事実とか結論が、そこにはないからです。 うんちくでしたら、やりとりはできま…
会合の場合は、終了時間厳守にしなくてはなりません。 時間を伸ばすことで喜ぶのは、ほんのわずかの人です。 残りも雰囲気で、そのときは、喜んでいるし本人もそう思っていますが、次回にそうした時間を考えると負担になるから来にくくなるのです。 最も喜ぶ…
議論の交渉については、相手のタイプを見極める必要性があります。 斬新なものを好んで、挑戦を好むをタイプには、型破りなものを提案して、そこから妥協点を探っていけばよいわけです。 逆に保守的な人については、そういうものが出てしまうと、考慮しても…
相手が言いたいためだけに言っていると判断した場合は、できるだけ疲れないように時間を潰すしかありません。 できれば早めに切り上げさせて、疲れないようにするとよいのですが、その疲れ自体が、仕事の実感みたいに思ってしまう場合もあるのです。 徹底し…
「論理的に説得する」とは、相手の感情などから、相手の言いたいこと、やってほしいことを先に察して、その言動をとることです。
言葉尻をとらえて指摘すると、相手はそれに気をつけて話すようになります。 言い間違いも、いちいち突っ込んでいくと、細かくめんどくさい人と思われます。 でも、つまらないことを発言しなくなるでしょう。 これは議長がすべきことですが、嫌な奴と思われて…
「誰々さんの意見には、、、」というのに、その人を立て、賛成するなら実名を出した方がよいですが、反対するのでしたら、先程の案は、など、名前を出さず、一歩引いたところに批判をした方がよいでしょう。 その人に対する好き嫌いに受け止められることもあ…
定義が曖昧なものでは、議論が成り立ちません。 そういったものについては、「ここにおいては、こういう定義で進めましょう」と示さない限り、そのような言葉を使わない方がよいわけです。 それは専門用語ではなく、一般的な言葉の中にも、多くあります。
議論は、文字で見るわけではないので、なるだけ簡単に通じるようにいう方がよいです。 特別な言葉を使う特殊な人だと思われると、言っていることも伝わっていきません。
大きな声ではっきりと、ものをいう人の意見のほうが、正しいように思われます。 英語の議論であれば、英語のうまい人の方のが、正しく思われるものです。 英語や専門用語をわざとと思うほど使う人がいます。 こうした効果をねらうのでしょうが、時と場合によ…
わかりにくいものは、伝わりにくいし、わかりやすいものは、伝わりやすいのです。 自分のこれまでの経験や考え方に合っていることは、 自信をもって正しいと受け止められます。 ですから、わかりやすくいうことが、とても大切です。
話が、独りよがりというのは、思いが強くて、その強さで説得力が弱くなっている状況です。 独りよがりというのですから、まわりの人は共感していないし納得してないわけです。
これは地域差もありますし、その人の性格にもよりますが。 もし人とたくさん喋りたいのであれば、慎重に話さなければいけないことではないことを、いい加減に話せば、多くなります。 多くなるとなんとなくコミニケーションがとれたような感じがして、人間関…
口数の多いようなところでは、そういういい加減さで、 いい加減なことをいえるようにしているから、口数が多くなるのです。 言葉に責任を持つと、たくさん話せないのです。
言い切ってしまうと、逆手に取られることがあります。 訂正したり言い換えが重なると、翻したように思われて、信用を失ったり、言葉に説得力がなくなります。 ですから曖昧なことや間違ったことは、口にしないほうがいいのです。 大阪の人がよく使うように、…
「絶対」、「必ず」、「明らかに」、「100パーセント」などと強調した言葉を使って、説得力を持たせる場合があります。これは、諸刃の剣です。 「絶対と言いましたよね」と反例で反論されてしまうと、信用をなくしかねないのです。 事実に基づいたデータがあ…
議論には、必ず議長のように仕切っている人がいます。 その人を味方につけるかどうかが、肝心です。 議長は、お偉いさんに配慮して進めることが多いので、そこも踏まえた方がよいでしょう。
できたら、プレゼンが、「なぜ通らなかいのか」を相手から聞いておくといいと思います。 そういうことを教えてもらえたら、いくら断られてでも値打ちがあります。
プレゼンで無理そうな場合は、引いて次につなげることです。そこでの引き際というのを考えておきます。 下手な形で決裂したら関係が切れてしまいます。無理なときに無理をするのではなく、1つ貸しを作ってつなぎます。次回に交渉しやすいようにしておくので…
プレゼンテーションは、プレゼンとして馴染みのあることばになりました。 自分の考えを他の人に示して、理解や賛同を得ることです。つまり、売込みです。 ですから、相手にとってのメリットを明示しなくてはなりません。まず、利益を示します。そして、いく…
気が張っていないと声は張れません。 息が体から流れていないと難しいです。 本当は、体育館やホールなど、広いところで一度でも大きな声を出す経験をするとよいのです。野外で誰もいないところで声を出してみるのもよいと思います。 体から目一杯の声を出し…
声は張ることです。しかし、無理に声を張ると、どうしても痛々しくなります。特に、話し方教室などで学んだ経験がある人には、そうなるパターンが多いのです。 体から声にしようという努力が、なんとなく見えてしまうのです。それでも、聞こえないよりは聞こ…
話している声を聞くと、その人が育ちのなかで内向的であったのか外交的であったのか、大人になるまでに、どのようなコミュニケーションをとってきた人かは、およそ察しがつきます。 何かしら話し声に引っ掛かりがあるように感じさせるなら、10代までにあまり…
日本の場合、トップのリーダーも、ただ原稿を読むだけを繰り返しているので、ひどい教育になっています。 海外の大統領や首相のスピーチを聞いた方がよいでしょう。アカデミー賞やTEDなどのスピーチも参考にしましょう。 長いスピーチではなく、2、3分のもの…
話す内容よりも、その人の状態が大切です。心がまわりに開かれているかどうかで説得力は変わってきます。 同じ内容の話でも、誰が話すかによって伝わる度合いや心に響く具合が大きく違うのは、そのためです。 対象を捉えて、相手にきちんと伝えようとしてい…
きちんと話そうとしているようでも、なかなか伝えることのできない人がいます。 その原因として、頭で考えて口先だけで、ことばをつないでいるようなのが、目立ちます。
人の忍耐は5分間くらいです。 多人数を前にスピーチするときは、そう考えておきましょう。 歌を聞くときも似たようなものでありませんか。
聞く側の立場になって考えましょう。30秒から1分ぐらいまでは、どんな内容でも大体受け入れられます。2分ぐらいになると内容の価値の判断がついてきます。 そこで関心がないと判断したものを3分間、続けられると、飽きてきます。 3分を超えると苛立ってくる…