ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

失敗する

私は人を育てるとか教えるという立派な目的やそこから自己満足を得たくてやり始めたわけではありません。多くの失敗もしました。

 私自身は、今からみるとかなりのハイリスクのトレーニングで声を鍛えてきました。年間30勝以上(生涯400勝分)した金田正一投手の腕のように、声を酷使してきました。トレーナーになっても1日に12時間、使っていたので、日本のクラシック歌手や役者よりもよほど強くなったのです。

 30代になると外国人もお坊さんも、声がよいとほめてくださるレベルになり、ようやく目標達成レベルが視野に入りました。とはいえ、私の声は私自身がトレーナーとして客観視すると、大してよい声ではありません。耐久性にすぐれた声です。一種の仕事病かもしれません。

 甘やかされ気味のポピュラーと違い、お笑い芸人、邦楽やエスニックの人たちは、声に厳しいので、そこを耐え抜いてきた声になります。

 声は一声ですべてわかるので、私は声を専門にしてよかったと思います。どんな根拠があるかとか、科学的に正しいかとかではないのです。誰の前でも、一声、一秒で、声は実証できるのです。シンプルイズベストの世界ゆえ、私の性に合っています。