結局、
「誰にでも万能なトレーナーはいない」
「そのトレーナーが自分にとって、もっともよいトレーナーかはわからない」
それゆえ、
「自分自身で判断できる力をつけていく」「なら、多面的な指導を受ける方がよい」
ことになるのです。トレーナーを判断する力をつけることも入ります。トレーニングそのもの、いや、その結果としての声そのものを判断する力ということです。
今までついているトレーナーをやめて、ここにいらっしゃる人もいるのですが、どんなトレーナーでも全て否定されるようなこともありません。どこかは、何かは、メリットがあるのです。そこをどう活かすかです。
トレーナー自身も相手により(目的、レベル、期間etc.)変わります。成長もするし、方針ややり方も変化します(そのような学べる環境におかれたらですが)。
私は今、若いトレーナーもみています。彼らも、ある時期を経て、発声の基準や方法、教え方が変わっていきます。大体は成長していくものですが、あるタイプにはより向くようになるが、あるタイプには向かなくなることもあります。