日本のように受け身の教育を体験してくると、先生も生徒も、それが、レッスンと思ってしまいます。
一方でアーティストなどは、型破りに、自己流で直感的にワークショップを行っています。それもまた、別の意味で即効的で、表面的なものにすぎないことが少なくありません。演出の力で行うもの、心身の堀下げ、体感的なものの発掘で行うものもあります。人間性の回復、心や体の健康、正常化に意識が覚醒されるので、とてもよい体験のように思います。しかし、突き放してみると、1日教室です。
どちらにしても、翌日からの自分の生活に対してアーティスティックな軸を通す力を持っていません。根拠のない自信づけやただの満足で終わってしまうのです。そこに行かなくても何とかする力を持った人だけが、プラスαを得ています。
そこのトレーナーや主宰者の方がいろいろと学ぶという結果です。継続して気づけるからです。私も以前、50名単位のグループで合宿を10年以上行ってきました。そのときを考えてわかるのです。