同じスイングが10回できるということをつめていけば、それには確固たるフォームが必要であり、体力、筋力、集中力など、それを支えるものを補強する必要がわかってきます。試合で確実に実現するとなると、確実なフォームの再現に加え、それを臨機応変、変化自在に動かせる応用力が必要になります。モチベーションやリラックスできる力も必要です。
トータルとしての柔軟な対応力が、ステージや仕事には必要です。それがないと続けられないでしょう。
だからといって、こうした応用ばかりでやっていては、基礎が得られません。得ていたとしても狂っていき、応用が効かなくなくなります。柔軟性や対応力が劣ってくるからです。それは基礎的なことを固めない、あるいは固めたとしても、それを維持することを継続しないからです。