「身体が動いた、息で声が出た」そこに、理屈も、プロセスも、マニュアルも、ハウツーもありません。流れはいつも突然に変わります。人の世も、人の身体も声も同じです。
便利になると、身体を使わなくなります。そこは、ノウハウでは間に合いません。
次から次にこなすのでなく、一か所にとまって流動的なものを止めてみましょう。時差さえ、自らコントロールする、そのためのレッスンです。
混乱、破壊、退屈、不満、不足と、いろんなことが起こります。たくさん早くできるようになるのでなく、少しを長く楽しめるようになる、極めていく、その力をつけていきましょう。
現実では、脅かされて偽証する悪役のようなのに、「社会のため、正義のため、人のために」と煽って、自己充足している人もいるでしょう。まず、人から与えられたままのスローガンを捨てることからです。