トレーナーをみていない。ゆえに、自分のこともみていない。まして、自分の新しい面をスルーしている。それはもったいないことです。
何かをしたいために力をつけるのでしたら、何かを明確にすることです。そのためにレッスンを活かすように方向づけることです。そして専念することです。
レッスンで下手に思われたくない、うまくみせたい、トレーナーの望むようにレッスンでこたえたい、間違いを注意されたくない、よくみられたい―。そんなことで、がんばるならまだしも、悩んだりはしないことです。
トレーナーはそんなことをすぐに望みません。
私は、優秀な人が努力ゆえにそうなったのを、その努力を抜きにノウハウやハウツーで「簡単にそのようにできる」というような教え方を好みません。そのようにできることもないし、もしできても、そのようになれるはずがないからです。万一なれることはあっても決してためにならないのを知っているからです。
トレーナーが認めることでできているかのような錯覚を与えてしまうのは問題です。トレーナーからは努力の必要とそれに耐える力をつけることを学んで欲しいと思います。