夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

演歌

歌手の東海林太郎の直立不動は、極端としても、声楽家がポップス歌手になったとき、発声、歌唱を中心とし最低限の振りだったのです。今の秋川雅史氏よりずっと少なかったのです。

 それが歌詞の内容をも伝えようと演出が入ってきて、さらに、決めポーズなど見せが出てきます。歌唱に影響のない範囲で許されていたのものが、少しずつ切り離され、振付の専門家がつくようになります。

 例えば、その人がライブで歌うようにしてレコーディングしているかと考えると、声と結びついた動きがどうかはわかります。声優さんが動きながら吹き込みしないのと同じく、美空ひばりさんも録音の時に振付はしなかったはずです。そういう振りは見せかけです。録音の条件として動くとぶれたり、他の音が入るという制約もあります。

 五木さんはどうなのでしょう。あのポーズでのレコーディングはないでしょう。しかし、直立不動でもないはずです。