夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

深い呼吸☆

口呼吸が胸式呼吸、鼻呼吸が腹式呼吸になりやすいことを覚えておいてもよいでしょう。 深呼吸を深い呼吸と思ってはなりません。それは胸を膨らませて、肩を上げるので、ストレス対策になりますが、深い呼吸とは腹式呼吸で静かでゆっくりした呼吸のことです。…

口呼吸は特殊

動物は、鼻が呼吸のため、口が食事のためにあります。ですから、生まれたばかりの赤ちゃんは、鼻呼吸なのです。口呼吸をするときには、危険な状態です。戦うか逃げるかのモードに入ります。

二酸化炭素の役割

空気中には二酸化炭素はとても少ないのです。体内の二酸化炭素が必要ともいえます。血中の酸素が体内の細胞に出されるのを助けているわけです。血液のPH値を調整しています。

呼吸過多

呼吸によって、大量に二酸化炭素を体外に出してしまうと、血中の酸素が体内に放出されなくなります。それが倦怠感や息切れにつながります。呼吸過多の状態は、大きく息をしたりため息をついたりすることで現れます。必要以上の空気を常に体に入れているとい…

二酸化炭素

吸い込む空気が多くなると、吐く息の量も多くなり、二酸化炭素が吐きすぎになります。血中の二酸化炭素の濃度が下がるのです。すると、身体に酸素が行き渡らなくなり、呼吸過多になってしまうのです。パニック障害で息ができなくなるのです。

呼吸の役割

呼吸は、二酸化炭素を排出する役割があります。食事によって脂肪や炭水化物が分解され、二酸化炭素が作られています。血管を通って肺に送られるのです。つまり、血中の酸素と二酸化炭素の量、それは血液の酸性度PH値で図られるわけです。

呼吸の回数と量

呼吸は、その回数と一回に取り込むべき空気の量です。1分間に、10回から12回位呼吸をして、1回に500ミリリットルほどの空気を取り込みます。ですから、1分で5、6リットルになるわけです。

酸素と深呼吸☆

人間の体内の酸素は、安静時なら、75%が呼気として排出され、運動時には25%が呼気として排出されます。 深呼吸をすると気持ちがよくなるのは、酸素が入るからではなく、上半身が伸ばされるからです。肺には、空気とともに酸素が入りますが、血中に入るわけで…

血液の酸素飽和度☆

血液はほぼ酸素が飽和状態にあります。そこにさらに酸素を送り込んでも、増えません。血中の酸素飽和度というのは、赤血球の中にあるヘモグロビンで酸素と結合している割合です。 1分間に4リットルから6リットルの空気を吸い込んで、95%から99%になっていま…

深呼吸の誤解☆

安静の時に大きく息をすることで、血中の酸素が増えるのではありません。多くの人はそれを勘違いしています。持久力を高めるためには、これはタブーなことなのです。大きく息する深呼吸はパフォーマンスを下げてしまいます。

呼吸疾患

鼻づまり、倦怠感、ふらつき、めまいなどが起きやすいなら、呼吸に問題があると思われます。

呼吸量

身体に取り込む呼吸量は減らした方がよいのです。たくさんの空気、つまり酸素を増やすことは、よいことのように思いますが、そんなことはありません。 太りすぎた人の方が、ハアハア、いって、たくさんの呼吸を必要としていますね。

座りっぱなし

慢性的なストレスに、座りっぱなしの生活がよくありません。 食生活、運動不足、それが、倦怠感、睡眠障害、肥満になります。もちろん、呼吸器疾患や心臓病、脳の病気にも関わります。

酸素吸入

酸素は、缶に入れて売られています。呼吸が苦しくなる非常時には酸素が必要です。誰でも、病院では酸素吸入をするし、飛行機の非常時にも、酸素の吸入をします。

健康と呼吸☆

食べ物や運動に気を使っている人が、呼吸や声に関して関心を持たないのは、おかしなことです。食べるものや水にこだわっている人、健康な肌などにお金を費やしている人でも、なかなか呼吸には気づかないのです。しかし、誰でも空気のきれいなところに行くと…

高地トレーニングと酸素☆

血液が酸素を運搬する能力が向上すると、体内に取り込める酸素の最大量が増大します。それが、VO2MAXです。 誰でも呼吸をしているのですが、鼻呼吸にすると、似たような効果が現れると思われます。 ヨーガなどで片方の鼻の穴を塞ぐのは、そういったことをし…

アスリートとアーティスト☆

データとしてはあまりないと思いますが、アスリートに有効なものは、アーティストにも有効だと思ってよいでしょう。特にフィジカル面においては、共通するところがあります。もちろん、あまりにも部分的な筋力トレーニングや過酷すぎるようなハードなトレー…

フリーラジカル

フリーラジカルは、分子で、酸素の分解するときに発生します。呼吸をすることによって、発生するのです。

高いところで暮らす人の方が長生き

高地トレーニングでわかるとおり、高い所は酸素が少ないのです。つまり摂取カロリーを制限することで命が延びます。酸素の取りすぎもカロリーと同じで害になるということです。フリーラジカルが増えすぎると細胞膜の脂質、タンパク質、DNAが破壊されます。

音楽の使い方

音楽を聞きながら新しいことにチャレンジすると、生産性が落ちるのです。ただし自分が熟達したことなら、好きな音楽をかけたらよいということです。緊張がほぐれドーパミンが分泌します。当然、歌詞がついたものよりインストルメンタルの方がよいです。

音楽の力

研究によると、どんな種類の音楽が好きなのかは関係なく、音楽を聞くと退屈な単純作業は素早くこなせるようになります。しかし、新しいことを学ぶときには、音楽を止めないと集中力が高まりません。

洗脳とマインドコントロール☆

CIAが中国や北朝鮮で捕虜になっていたアメリカ人兵士が共産主義に変わったり、帰国したくなくなったりした現象を説明するのに使い始めた概念です。 普通の人でも、集団から影響を受けると、通常ではしないような行動をするようになってしまうのです。そうし…

扁桃体☆

扁桃体は、ギリシャ語でアーモンドの意味です。闘争と逃避といった情緒反応を司ります。大脳辺緑系内の神経核に当たります。こめかみの内側です。 そのうしろは、長さ3〜4センチメートルの海馬、つまりタツノオトシゴがあります。記憶と空間認識を司ります。

4つのF☆

人間の大脳辺緑系は2億5000万年前に進化しました。大脳皮質の最古の部分と脳の深部の灰白質の神経細胞群は、そこに含まれています。この神経細胞群は、神経核と呼ばれます。ファイティング、フライティング、フィーディング、ファッキング(闘争、逃避、食事…

トレーニングの原則

まず始めること。 毎日行うこと。 毎日10分でも続けること。

口内の予防

舌や口の運動の退化によって、口内の常在菌が減るという感染症に対する抵抗力が増します。糖尿病にもなりにくくなります。耳鼻咽喉科や歯科というのは、健康のためにとても大切な予防のお医者さんでもあります。声に直接関係しないようですが、老化にはとて…

アンチエイジング

年齢的なものなので、といわれた場合は、その年齢を若返らせればよいのです。生活の質を保つためにも、できるだけ老けていくのを抑える、アンチエイジングの試みが必要です。

感情と表情筋

怒っていないのに、機嫌が悪そうに見えるのはよくありません。表情筋を毎日使っていないと、だんだん筋力が弱くなり、重力に負けて下がっていくのです。暗い表情になるわけです。当然、若々しいのでなく、老けた表情になります。

ヴォイストレーニングの順

ですから、ヴォイストレーニングのテキストになると、姿勢を整え、呼吸のトレーニングをし、発声のトレーニングをするという順番で進みます。セリフでしたら、そこから言葉、発音の問題に入りますし、歌でしたら共鳴させることになっていきます。 基本的なと…

伝える

自分の何かを伝えようと思っていくとしたら、それは自分の心に何かが伝わったという経験の上に成り立つのではないかと思います。それをどのあたりにとるかというのが、素質や才能といわれるもので、歌や声に関しては、かなり曖昧で複雑でわかりにくいものな…