夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

潜水反応

息を止めると、肺に酸素が入らなくなり、二酸化炭素が排出されなくなります。血液中の酸素が少なくなり、心臓や脳を優先するために、血管が収縮して、手足が冷たくなります。血圧が上がって脾臓も収縮します。体内で潜水反応が起きます。

一酸化窒素

一酸化窒素は、コレステロールを減らし、血管の中のプラークがたまらないようにするとか、血栓ができないようにするといった役割があります。つまり、防御機能、循環器系の病気を防ぐ役割をしているのです。一酸化窒素の生成により血行がよくなり、全身に血…

呼吸過多とPH

慢性的な呼吸過多の人は、二酸化炭素を多く吐き出すので、血液がアルカリ性に傾き、PH値が上がります。となると、酸化するような食品を身体が求めやすくなります。つまり、それによって、太ったり、倦怠感が増したりしてしまうわけです。

PH

PH値の正常値は7.365から7.45の間です。肺と腎臓が関わっています。それよりも下がると、酸性になりすぎです。二酸化炭素をたくさん吐くことで正常に戻します。つまり、呼吸の量が増えるのです。 血液が酸性になる理由の1つとして、身体を酸化させる食品、フ…

呼吸を止める

呼吸を何秒止められるかということよりも、何秒で、息を吐きたくなるから、ちょっと苦しく思うかを測って、その時間を伸ばす方が有効です。

息の止め☆

息を吸ってから息を止めるのと、息を吐いた後に息を止めるのでは、後者の方がよいのです。血液の酸素飽和度が下がり、血中酸素飽和度の変化が大きくなるからです。つまり、高地トレーニングの効果と同じことが得られるのです。乳酸の減少もみられます。重曹…

脾臓

体内の酸素が足りなくなると、脾臓は止めていた赤血球を出します。脾臓は、血液のヘマトクリット値、これは血液中の赤血球の割合ですが、これと、ヘモグロビン濃度を正常に保つ役割を果たしています。ですから、息を止めていられる時間とも関係するのです。

鼻詰まり

鼻詰まりを治すためには、鼻から息を吸い、鼻から出すことをします。指で鼻をつまんでみてもよいでしょう。鼻をつまんでできるだけ歩いてみるというのもよい方法のようです。鼻呼吸が苦手な人は、口にテープを貼って寝るとよいでしょう。サージカルテープが…

浅い呼吸

胸いっぱいにたくさんの空気を吸い込むと、大体は、口呼吸で胸式呼吸になるものです。大きな呼吸なのですけど、深い呼吸でありません。浅い呼吸です。深い呼吸とは、肺の一番下まで空気を送り込むと思えばよいでしょう。

深い呼吸☆

口呼吸が胸式呼吸、鼻呼吸が腹式呼吸になりやすいことを覚えておいてもよいでしょう。 深呼吸を深い呼吸と思ってはなりません。それは胸を膨らませて、肩を上げるので、ストレス対策になりますが、深い呼吸とは腹式呼吸で静かでゆっくりした呼吸のことです。…

口呼吸は特殊

動物は、鼻が呼吸のため、口が食事のためにあります。ですから、生まれたばかりの赤ちゃんは、鼻呼吸なのです。口呼吸をするときには、危険な状態です。戦うか逃げるかのモードに入ります。

二酸化炭素の役割

空気中には二酸化炭素はとても少ないのです。体内の二酸化炭素が必要ともいえます。血中の酸素が体内の細胞に出されるのを助けているわけです。血液のPH値を調整しています。

呼吸過多

呼吸によって、大量に二酸化炭素を体外に出してしまうと、血中の酸素が体内に放出されなくなります。それが倦怠感や息切れにつながります。呼吸過多の状態は、大きく息をしたりため息をついたりすることで現れます。必要以上の空気を常に体に入れているとい…

二酸化炭素

吸い込む空気が多くなると、吐く息の量も多くなり、二酸化炭素が吐きすぎになります。血中の二酸化炭素の濃度が下がるのです。すると、身体に酸素が行き渡らなくなり、呼吸過多になってしまうのです。パニック障害で息ができなくなるのです。

呼吸の役割

呼吸は、二酸化炭素を排出する役割があります。食事によって脂肪や炭水化物が分解され、二酸化炭素が作られています。血管を通って肺に送られるのです。つまり、血中の酸素と二酸化炭素の量、それは血液の酸性度PH値で図られるわけです。

呼吸の回数と量

呼吸は、その回数と一回に取り込むべき空気の量です。1分間に、10回から12回位呼吸をして、1回に500ミリリットルほどの空気を取り込みます。ですから、1分で5、6リットルになるわけです。

酸素と深呼吸☆

人間の体内の酸素は、安静時なら、75%が呼気として排出され、運動時には25%が呼気として排出されます。 深呼吸をすると気持ちがよくなるのは、酸素が入るからではなく、上半身が伸ばされるからです。肺には、空気とともに酸素が入りますが、血中に入るわけで…

血液の酸素飽和度☆

血液はほぼ酸素が飽和状態にあります。そこにさらに酸素を送り込んでも、増えません。血中の酸素飽和度というのは、赤血球の中にあるヘモグロビンで酸素と結合している割合です。 1分間に4リットルから6リットルの空気を吸い込んで、95%から99%になっていま…

深呼吸の誤解☆

安静の時に大きく息をすることで、血中の酸素が増えるのではありません。多くの人はそれを勘違いしています。持久力を高めるためには、これはタブーなことなのです。大きく息する深呼吸はパフォーマンスを下げてしまいます。

呼吸疾患

鼻づまり、倦怠感、ふらつき、めまいなどが起きやすいなら、呼吸に問題があると思われます。

呼吸量

身体に取り込む呼吸量は減らした方がよいのです。たくさんの空気、つまり酸素を増やすことは、よいことのように思いますが、そんなことはありません。 太りすぎた人の方が、ハアハア、いって、たくさんの呼吸を必要としていますね。

座りっぱなし

慢性的なストレスに、座りっぱなしの生活がよくありません。 食生活、運動不足、それが、倦怠感、睡眠障害、肥満になります。もちろん、呼吸器疾患や心臓病、脳の病気にも関わります。

酸素吸入

酸素は、缶に入れて売られています。呼吸が苦しくなる非常時には酸素が必要です。誰でも、病院では酸素吸入をするし、飛行機の非常時にも、酸素の吸入をします。

健康と呼吸☆

食べ物や運動に気を使っている人が、呼吸や声に関して関心を持たないのは、おかしなことです。食べるものや水にこだわっている人、健康な肌などにお金を費やしている人でも、なかなか呼吸には気づかないのです。しかし、誰でも空気のきれいなところに行くと…

高地トレーニングと酸素☆

血液が酸素を運搬する能力が向上すると、体内に取り込める酸素の最大量が増大します。それが、VO2MAXです。 誰でも呼吸をしているのですが、鼻呼吸にすると、似たような効果が現れると思われます。 ヨーガなどで片方の鼻の穴を塞ぐのは、そういったことをし…

アスリートとアーティスト☆

データとしてはあまりないと思いますが、アスリートに有効なものは、アーティストにも有効だと思ってよいでしょう。特にフィジカル面においては、共通するところがあります。もちろん、あまりにも部分的な筋力トレーニングや過酷すぎるようなハードなトレー…

フリーラジカル

フリーラジカルは、分子で、酸素の分解するときに発生します。呼吸をすることによって、発生するのです。

高いところで暮らす人の方が長生き

高地トレーニングでわかるとおり、高い所は酸素が少ないのです。つまり摂取カロリーを制限することで命が延びます。酸素の取りすぎもカロリーと同じで害になるということです。フリーラジカルが増えすぎると細胞膜の脂質、タンパク質、DNAが破壊されます。

音楽の使い方

音楽を聞きながら新しいことにチャレンジすると、生産性が落ちるのです。ただし自分が熟達したことなら、好きな音楽をかけたらよいということです。緊張がほぐれドーパミンが分泌します。当然、歌詞がついたものよりインストルメンタルの方がよいです。

音楽の力

研究によると、どんな種類の音楽が好きなのかは関係なく、音楽を聞くと退屈な単純作業は素早くこなせるようになります。しかし、新しいことを学ぶときには、音楽を止めないと集中力が高まりません。