夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

16.一般/会話/話し方/スピーチ/ビジネスなど

日本語のアナウンス

公共の場での日本のアナウンスは異常にていねいです。「うるさい」と外国人に思われることが多々あります。日本語で何を言っているかわからないことに不快なのかもしれませんが、緊急の時以外は、公共の場では、声や音はタブーだからです。

Zoomとコミュニケーション☆

Zoomなどオンラインのコミュニケーションでは、相手のことがわかりにくくなる場合と、逆に1対多の場合では、表情が見えてよくわかる場合とがあるようです。 全身がみえるか表情がみえるかでは、舞台と映像の違いと似ています。

絵文字とパフォーマンス

電子メールのやり取りなどで絵文字などが使われてきたのは、そのニュアンスを少しでも伝えようということです。特に、話ではわかりにくい日本語などで、日本人の得意とするところです。 日本人は、もともと表情、仕草などパフォーマンスでの伝達においては、…

無言でのコミュニケーション

音楽の中では、そこでの音がことばで伝えることを邪魔してしまうときが多いのです。 そこで、私も指揮者のような身振りや手話に学んだことがあります。 車であればクラクションを鳴らすのは、日本ではタブーなので、ライトで伝えることがあります。かつて、…

モンデグリーン☆

音声入力では、日本語は、不利な言語といえます。 聞き違いのことをモンデグリーンといいます。これはアメリカの作家のシルビアライトさんが、子供の頃にライド ヒム オン ザ グリーンをレディーモンデグリーンと思い込んでいたことから使われ始めたそうです…

マスクとコミュニケーション☆

ノンバーバルでのメッセージは、マスクをすると顔の下半分の表情が見えなくなるので、かなり伝わりにくくなります。 耳が聞こえにくくて、読唇術のように口の形で読んでいた人は、ほとんど不可能になります。 また表情からのニュアンスが伝わりにくくなりま…

意味の取り違い

人間関係のうまくいかない原因のいくつかもまた、意味の取り違いからきていると思われます。そういう意味はないのに、全く違う意味にとられてしまい、それが原因でうまくいかなかったということは、気づかないだけで相当に多いと思われます。

口の先と奥

私たち日本人は、口内を広く使わず口先に近いところだけで話しています。浅く薄い声です。それはヒソヒソ話などを思い浮かべるとよいでしょう。人に聞かれないようにするものです。 イタリア人などは、対照的に口の奥ののどちんこのあたりで話しています。

話より声

体調、健康とともに、やる気、好意なども伝えるのが声です。 それをコントロールし演じられることは、大きなメリットとなります。声は、目立たない武器になるのです。 話と違って、声は、自慢のようになりません。それもよいことでしょう。 気持ちを入れすぎ…

声と人格

声の話は、けっこうパーソナルなことで、誰もが望むとは限りません。 いきなり、「あなたの声は」などと切り出すと説教のようになりかねません。 自分の声がどうなのかというのは、あまり聞きたくないでしょう。褒められたら、うれしいし、びっくりするかも…

容姿と声

誰でも容姿は気にします。鏡を見て整えて、外に出かけるでしょう。出かけるところがなくても、朝、顔を洗うときにチェックするし、その後、髪くらいは整えるでしょう。 誰かに見られるからそうしていたことが、誰にも会わないときでも、そうするようになりま…

避けられてきた声の話

毎日のように接している声については、関心をもたない、興味をもたない、注意しない、学ばないとしたら、それは、積極的に避けてきた、関わらないようにしてきた、学ぶのを拒んできたのです。 そういう面では、かつての身体とも似ています。健康であるときは…

問題のなさそうな人の問題☆

うまくできている人の本人の気づきにくい問題を述べます。 やりたいことをみつけるのに、やりたくないことをやれてしまう人の問題 語尾までしっかりと言い切れてしまう人で、そのことの怖さを知らない人の問題 声は出ているのに、心が閉ざされている人の問題…

くり返しのことば

挨拶のことばのように深い意味のないことばのやりとりは、声のやりとりです。 それは、体のやり取りとなるのです。だからこそ大切です。 同じことばをくり返すのは、情報としての意味の伝達はなくなります。 そこからコミュニケーションが始まるともいえます…

思いをくむ(1)

知識や情報として、知らない話を聞いて学ぶのではありません。 体験としてわからない話を聞くときこそが重要です。 体で相手をすることになると、それだけ真剣で逃げ場がなくなるからです。 思いをくむには、体を受け止めることで必要なのです。

思いをくむ(2)

多くの場合、話していても、他の人のわからないところ、わからなさを切り捨てて理解しているつもりになっているだけです。 思いは、ことばの意味としては限定されてしまいます。そこからは溢れてしまった何かをとらえていくことが大切なのです。

ことばは実在しない

ことばは、ことば、情報は情報、これらは、現実には存在しないのに、あたかも実体が在るように錯覚するのです。 本当のことは、ことばではないので、ことばでは表せません。 ダンスでのコミュニケーションのように考えてみましょう。感じの行きかいするのを…

ことばの限界

現実に感じたことは感覚ですが、そこからの気持ちを伝えようとします。 ことばにすると、わかった気になるのですが、それは、すり替えたのです。 そこで何かを落としてしまったのです。 ことばにすることは、妥協といえるかもしれません。

体で感じることば

体で感じたことを体で話しているのです。 わかりやすく言うと、手で書いて、口で話しているのです。 口ぶり、手ぶり、身ぶり、存在感、魅力、個性を捉えましょう。 生きている体に、体の経験で体験すると捉えましょう。 たとえば、聞くことは、みえることに…

「ねえ」をつける

「そうねえ」とオネエ調にして男(漢)をやめてみましょう。 昔、一時、メディアで、オネエキャラが全盛になる前に、私もブログの語調で試したことがあります。本音で書きやすかったです。

説明の伝達度

偉い人には、まわりの人の話を聞かずにしゃべり続けている人がいます。 すると、どんなに説明しているつもりでも、それだけでは、あまり伝わってはいないものです。

意見を言いかたの性差

食事などで、「○○が好き、だから○○にする」を論理的というなら、「○○が好き、でも○○にする」のは一貫性がないのですが、それは、男性の考え方らしいです。 女性は、まわりが「○○が好き」というのに共感するのと、それを注文するのとは別のことだそうです。 …

演劇とマナー マクロン大統領

マクロン大統領の伴侶は、演劇の教師です。 詩と演劇は、西洋では必修であり、地位も高いのです。 ことばから立ち居振る舞いまで、そのメソッドで扱われるからです。

伝わる

でも、やれる人、できる人は少ないからこそ、その人は上にいるのです。 それをやることは、その人が思うほど簡単ではないことが多いのです。 何事も自分が思う以上に、やさしくわかりやすく、ていねいに根気よく、くり返し言ってやってみせないと、なかなか…

ことばの客観性

ことばは、相手に何かを伝えるためという二者間だけではなく、それを第三者に聞かせるために必要とされたのです。 二者間ならボディランゲージやノン・バーバルコミュニケーションも、ことば以上に有効でしょう。ただし、会議や外交などとなると、ことばが絶…

正しいことの誤り

「自分の言っていることが正しい」ということは、他のことを否定していることにもなるのです。だから、その主張を優先すると、偏ってしまうだけでなく、そのことに気づかないことになるのです。 正しいことと思えると、その正しいことを人に言うわけです。な…

他の人と自由に語る

まずは、他の人の話を受け入れてみることからです。 そのときに、よし悪しを判断して反応しないこと、肯定や否定しようとせずに受容してみることでしょう。そうであってこそ、自由に語りあうことが成り立ちます。 語るために聞くのでは、相手を受け入れてい…

止める

理解し共感しているようでも、大半は、自分勝手に解釈して思い込んでしまっているものです。理解しようとしても、そのようにできなくて拒絶やスルーしかねないときは、受け止めてみるところまでで止めておくとよいと思います。

場で考える前に

顔をみて相槌を打ち反応するのが、人としてのマナーでしょうか。 気を遣って、相手の反応を気にしていると、反応しやすい話ばかりをするようになってしまいます。 聞くことでどこまで理解できているのかはわかりませんが、声が聞こえる距離にいる、同じ時間…

ステージに立つ声

ステージでの声は、日常の中でも人と会うとき、 また、全てにおいて通じる声でありたいものです。 準備して完成度を少しでも高めていきます。 声の表情に気持ちは、出ます。声に対峙することです。 鼻歌からでも、かまいません。 不安があっても、いつも今日…