勘のよい人は、「自分自身の声に向きあうことしかない」ことを知っています。
素振りのように一つのシンプルなメニュをくり返しているうちに、少しずつ丁寧に、繊細に扱っていくようになります。材料を元に基準が確立してくるのです。
そうでない人は、飽きてきます。やめてしまうか、やっていても雑になります。正しく教えられたことなどは形ですから、そのままでは、くせがついて固まってきます。それを安定と思うので、早々に上達が止まります。これは大きな勘違いです。自分の成長に合わせ、その都度、形から脱皮し、さらに深めていくことです。