私は留学生に「今日は何の日」という日本のさまざまな記念日や「画数占い」、陰陽五行説などを紹介しています。画数というのは格付けや子供の名前をつけるのにも使います。
今時の子供の“キラキラネーム”の是非はともかく、音声について、名前では早くから研究されていました。名前は、言霊信仰の根強い日本では、音に意味がありました。生涯、何回呼ばれるのかわからないほど、他人から自分に発せられるのは、自分の名前です。性格や運勢に結びつくというなら、画数などよりずっと信憑性がありそうです。
画数の方は、私は字の感じ、何回も書くことでの感じが影響するのではと思います。
もちろん姓、ファーストネームの音も大きいですね。学校では、ア行から始まる出席番号順でしたから、男性でアで始まる人は、すぐに呼ばれるのに備えられるような性格になるのかもしれません。
名をつけるには、何回も口に出してしっくりするかで、決めるとよいと思います。期待や願いが入って本人に合っているかは別ですが…。
あだ名となると、しかもそれが姓名とかけ離れたものなら、音の感じが何か、その人の性格、言動とリンクしているのでしょう。私はけっこう他人にそういうあだ名をつけていました。「クック」とか「バグ」とか、そんな感じの子だったからです。この頃は、あだ名もいじめの原因として禁止するような風潮もでてきましたが。