ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

くり返す

シンプルな繰り返しをすると、シンプルにできることのなかにいろんな試みが出てきます。そこで、自分の状態やできたことを把握していくのです。回数をたくさんくり返すとか、たくさんのメニュをやるというのではありません。

 発声のスケール練習やコンコーネ50で、パターンを覚えてきます。一つのことだけを何回もやっていては、変じられずに飽きて鈍くなり、頭も体も固めてしまい、気づかなくなってしまうからです。数を増やしたり、バリエーションを知るために、次々にやればよいだけではではありません。

 時間で稼げるときには、量の徹底も大きな力となります。これは、あとで効いてきます。身体の応用力や聴く力は、飽きるほどくり返す行為の中で高まります。

 コンコーネ50(ポピュラーなら15番のメニュくらいまででもよい)を発声として使うのは、「コンコーネの1番」だけで、すごい(ポピュラーならおもしろいでもいい)と思わせるためです。日本中の音大生は50曲以外に他の教材まで暗唱できるのに、一曲だけですごいと思わせる人は、ほとんどいないでしょう。長期目標のなかでの基礎なので、そういう位置づけですが、そこで出来、不出来でしかみていません。スタンスや方向がよくないというのは、こういうことです。