トータルとしてのマネジメントが、研究所たる所以です。最低でも、2人のトレーナーのレッスン、(声のデータの分析や3,4人目のトレーナーのアドバイスも加わるときもありますが)、大体、平均して1,2年に4人くらいのトレーナーと接します。それを束ねるスタッフ・カウンセラー、私と、3重の体制(サードオピニオンスタンス)でタッグを組むのです。
私は、力をつけるなら、ヴォイストレーナーにつくのでなく、「自分の能力を最大限につけていく自分のチームをつくれ」と言っています。自分に足りない才能は、他から補うのです。
私自身がそうして自らの凡な力を最大限にして、世の中に役立ててきました。異なるトレーナーや専門家とのコラボは、その一つの到達点です。歌手も俳優もビジネスマンも、どんな職業も同じです。