私は、自分の方法にこだわらず、本質にだけ焦点をあてました。声楽も取り入れ、道標とするようにコラボしていきました。それをポップスや役者、声優ほか、一般の人のヴォイトレにもステップとして入れました。
これは、今、考えても画期的なことでした。オペラの基礎を学べば、ビジネスマンの声もよくなるみたいなことだからです。しっかりつかめたら、それは、まさにそのまま当たっているのです。
声に加え、歌においては、オペラ―イタリア歌曲、ナポリターナ、カンツォーネ―ワールドミュージック―邦楽を一本の声の流れにおいたことは特筆したいことです。