歳をとったり下っ端でも、ハゲやデブでも、そのどこが悪い、という開き直りで、
笑いは起きるわけです。これは、人間の多様性を認めることになります。
どんな格好でどんな生き方をしていてもよいということで、安心できるのでしょう。
人間の欠点や醜いことを、そうは捉えずにそのまま認めることでは、生きていく元気をくれます。
それを、そのまま欠点だとか醜いというところで短絡的に捉えてしまうと、表に出してはいけないという人が出て、規制してしまうのです。
差別でなく多様性を認めるということは、なかなか難しいことになります。表面的には、差別用語もことば狩りも区別し難いわけです。