夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

口と喉の奥

口を開けるのと喉の奥を開けることは全く違うのです。 子音を鋭く、母音を深く響かせます。 お腹での圧で音を発して深い母音にします。 それを意識するようにしてみるとよいでしょう。

口の先と奥

私たち日本人は、口内を広く使わず口先に近いところだけで話しています。浅く薄い声です。それはヒソヒソ話などを思い浮かべるとよいでしょう。人に聞かれないようにするものです。 イタリア人などは、対照的に口の奥ののどちんこのあたりで話しています。

タフになる

いろんな意見があることによって、簡単に騙されたり、言われるがままにしたためにうまくいかなかったなどと思うようになるのではなく、自分で考えて、自分に当てはまるやり方を学び、自ら、つくり出していくことができるようにタフになって欲しいからです。

多様性

私だけでなくトレーナーがそれぞれに自分の考え、やり方を語るようにしているのは、それでこそ、うまく役立てられる人がいると思うからです。 私のやり方や考えが正しいわけではなくて、それと違う先生がいて、それと違うことを望む受講生がいて、よいのです…

研究所と私とあなた

ブログも会報も嫌なら見なくてもよいのです。読んだり聞いたりするのは強制ではありません。 私のレッスンをとらないこともできます。学校ではないし、単位もとる必要もないのです。 「そういうことは一切いらない」ということを言われて、そうしたら、学ぶ…

発言のもつ社会性☆

私の発言が、政治的、社会的に使う用語を避けないで使うから、声の勉強と関係のないように見えるのでしょう。何を誰と話しても、話とは、政治的、社会的なものといえるのです。 音楽やアーティストに対する評価などと変わりません。 「それは気に食わない」…

謝罪より事実

本来、教育に、市場原理とかビジネスモデルを当てはめてはならないのです。問題の真相を吟味して発表するのではなく、まず、お詫びをするのは、クライアントと消費者の関係です。それは教育をあたかもお店のサービスのように商売と捉えているからです。それ…

教育のサービス産業化

教育現場でも、とにかく「めんどうを起こしたくはない」「事態を穏便に済ませたい」ということが多くなりました。しかし、それが目標となると、教育や指導になりません。評判や人気など、まるでお店のようなことを心配しているところになっているのです。

設備をみる

研究所には、トイレが2つあります。玄関とトイレ、つまり、エントランスと手を洗うところは、公共の場としてのスペースです。そのあたりがよくないところは、全体的なことにおいても目が届いているとはいえないでしょう。

絞り込む

研究所以外でできることは、他のところで行えばよいのです。自分でできることは、自分で行うことです。研究所のところで最もできることを、それを求める人に対して提供していきます。体制を充分にして取り組まなくては、人は育ちません。 ですから指針をきち…

多人数を集める

人が増えることでは、いろんな経験が積めるしデータも集まります。 ある時期、人が多くなることは、いろんなメリットがあります。 経済的にも安定し、研究や設備にもプラスに働くでしょう。

セカンドカウンセリング

あなたのもつ情報に基づいて、実際に、これからどのように進めていくのかを決めていきます。将来の目標に対し、どうしていくのかを専門的な立場から説明してコーチングしていくのです。

予防と強化

喉が悪くなったら治すのではなくて、予防していくというのは、病気の対策と同じです。悪いところがなくなって、そこで終わるのではなく、本当はそこからメンテナンス、さらなる目標へ向けての強化訓練が必要なのです。

共感脳と伝達

いつも、見ていることを伝えることです。「気持ちをわかっていない」とならないようにします。 結果より、プロセス。結論より共感。解決はしなくてもよいのです。 みんなの前で特定の人を褒めるのではなく、こっそりと伝えましょう。事あるごとに感謝して伝…

年寄りの声と若い声☆

歳をとると声は低くなってきます。子供たちは低い声、太い声、かすれた声などを好みません。何を言っているかもはっきり聞き取れなかったりします。 赤ん坊は、そういう声を聞くと、泣いたり嫌がったりすることもあります。ですから、あやすときには高い声を…

知識にならない芸

年寄りしか知らないような知識は、ネットのおかげでほとんどなくなってしまいました。 しかし、職人芸やものづくりといった身体で受け継ぐものは、知識では伝えられません。 それなのに、YouTubeなどでマニュアル化されると、安易に伝わっているかのように思…

声帯と喉頭の勉強

声帯と喉頭を勉強する意味は、さほど、あるとは思いません。 声帯をハ行で鍛えるメニュがあります。「フ」と「fu」の違いが発音とともに呼吸の深さ、強さの違いです。発声障害などにも使います。 あくびで舌骨が下がります。そのとき、「あっ」と言うとわか…

呼吸のトレーニング

ブレスのトレーニングでは、少しでも早く深く入れたいのです。 そのために、少しでも大きく吐くと入りやすくなります。 そのことは発声でなく、呼吸の動きをトレーニングする、つまり、呼吸筋をトレーニングすることになるのです。

深い吸気でイメージ☆

多くの人は、胸式は胸、腹式は腹と考え、胸での胸式呼吸、腹からの腹式呼吸のように思い、それも呼気で考えています。しかし、吸気でイメージしたほうがよいでしょう。それも、深くということです。 深く吸い込むというよりも深く入るようにするのです。無理…

腹式呼吸の支えと固まること

腹筋を使うと、ふしぜんな呼吸になります。横隔膜で呼吸などと考えるのもふしぜんです。ですから、トレーニングは、ふしぜん、本番で使うときには、しぜんに使えているのがよいのです。 腹式呼吸が発声の妨げとなっていることがあります。意識することで固ま…

話より声

体調、健康とともに、やる気、好意なども伝えるのが声です。 それをコントロールし演じられることは、大きなメリットとなります。声は、目立たない武器になるのです。 話と違って、声は、自慢のようになりません。それもよいことでしょう。 気持ちを入れすぎ…

トレーニングで詰める

人生は有限です。そのなかで、より強く、より深く、に挑む権利は誰にでもあります。 そこからどこまで飛躍できるかはわかりませんが、そのポイントまでの距離は、トレーニングでつめることができます。 詰めておかないと、飛躍もできません。 がんばりましょ…

手本にすること

神や天才のなしえる術はわかりませんが、芸術家や芸人には、人間離れした人もいます。そのパワーや深さは、決して簡単に得られるものではないし、はるか先の目標でしょう。 しかし、同じ人間ですから絶望的な差にみえても、程度の問題なのです。 一流の人ほ…

本のノウハウと批判

一般書となると、とにかく一冊のなかでゴールまで進めなくてはなりません。 編集者がいると、道筋が一通り描けるようにして一冊に納まります。 それは確かに編集のノウハウです。 本を書くには、まとめなくてはなりません。つまり、まとまらないものも無理に…

複雑なものは、くり返す☆

わかりやすくしたために本質的なことが失われることは、できる限りなくしたいのです。 しかし、それを避けるなら、複雑なことを話すはめになります。 聞く人は、ことばに囚われ、進めなくなります。 それなら話さない方がよいというのが、達人や芸人の考え方…

体制の多様化

今の研究所を、Wスクールとして利用している人は少なくありません。 他のプロダクション、スクールに属していて、「ここは発声だけを専門に学びにくる」という人がたくさんいます。 以前のような養成所スタイル、365日体制ではなくしたからです。もちろん、…

普及活動

業界のことばかりを考えてきたわけではありませんが、結果として、この分野をつくり、相当に普及を促してきました。 本は全国で販売されるので、読んでも、この研究所にいらっしゃるよりは、他のスクールに行ったり、他のトレーナーにつく人も多いのです。 …

試行から始める

最初の頃は、本を読んだ人も、どこで習えばよいかわからなかったこともあって、皆、研究所に来ました。 一般書を出すようになった頃には、ヴォイトレも普及しつつありました。 そこで、近くのスクールなど、その人の条件に合ったところがあると言っています…

学びとしての発声

ここがすべての人に役立つように努めていますが、 そうできていると自惚れてはいません。 日々、改良、改善のくり返しです。 それなりの準備をして発信しています。 発声を学ぶことに関しては、一人で直感的に判断して行うよりも、トレーナーにつくことを絶…

情報としての違い

お店や旅行の取材なら、情報は新しい方がよいし、その分、役立ちます。渋滞や事故、天気なども、一般の人が述べた一次情報が、そのまま使えます。 しかし、これから自ら芸事などを習得していこうというときに、本当に必要で使える情報は、そういうものではあ…