夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

わざと忘れる

2ヶ月前になれば、わざと間違いを促す試みをしてみましょう。絶対に歌詞は見ないこと。覚えていなくても見ないことにします。

 レッスンでは、プロの場合は、本当に時間がなく、やむを得ないときもあります。私は、みないで「レッスンでは楽譜でも歌詞でも見てよい」と思っています。「本番のステージでも場合によっては、見ていい」とさえ思っています。ステージ上なので、ポケットから紙を出すようではダメです。堂々と楽譜を出し、見ることです。

 慣れない人は、レッスンではうろ覚えであっても、ステージと思って、みないでやることです(プロなら前日や当日に最終版を渡されるケースもあります)。

 そこで忘れたり、間違えておくことが最大の予防法だからです。私はリハーサルで間違えたおかげで本番で救われたケースをよくみます。

 リハーサルがよすぎて本番がダメだったケースも多いのです。リハーサルがよければ最大級に気をつけることです。絶対に慢心したり、気負ったりしてはなりません。歌は生き物、ステージも生き物です。